『スウィート・シング』公開日決定&邦題決定15歳の姉ビリーと11歳の弟ニコ。 一貫してインディーズにこだわり続けてきたロックウェル監督が本作で描くのは、親に頼ることができず、⾃分たちで成長していかなくてはならない15 歳の少⼥と11 歳の少年の物語。子育てができない親たちという現代社会の問題を描きながらも、16 ミリフィルムで撮影された美しいモノクロとパートカラーの映像は詩的で美しく、『スタンド・バイ・ミー』(1986)も彷彿とさせる子どもたちの冒険は幸福に溢れている。 実の娘、息子、妻、そして気のおけない俳優たち、16mm フィルム撮影のモノクロ&パートカラーの映像と最高に素敵な音楽の数々。映画愛にあふれるインディーズ映画の決定版! 主役を演じるのは、監督の実の子どもたち。姉ビリー役を娘のラナ・ロックウェル。弟ビリー役を息子のニコ・ロックウェル。実際のパートナーであるカリン・パーソンズが母親イヴを、『イン・ザ・スープ』からの盟友で、近年は『ミナリ』への出演など活躍中のウィル・パットンが父親アダムを演じる。また、全編を彩る音楽も、本作の魅⼒の一つ。タイトルにもなっているヴァン・モリソン『Sweet Thing』やビリー・ホリディ、テレンス・マリック『地獄の逃避行』(1973)のサウンドトラックの引用など、ロックウェルの音楽センスが光っている。なお本作は2020 年2 月ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門にてワールドプレミア上映され、最優秀作品賞を受賞。キャスト、映像、音楽、全てに映画愛が溢れたインディーズ映画の決定版をこの秋お⾒逃しなく! |
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『スウィート・シング』原題:Sweet Thing 10月29日(金)より、ヒューマントラスト渋谷、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺他全国順次公開 ストーリー |
監督・脚本:アレクサンダー・ロックウェル
2020 年|アメリカ|91 分|DCP|モノクロ+パートカラー