映画情報どっとこむ ralph 主演・尾野真千子を迎え、和田庵、片山友希、オダギリジョー、永瀬正敏らが共演する石井裕也監督最新作となる映画『茜色に焼かれる』が全国公開中です。本作は、今の世相に正面から対峙し、もがきながらも懸命に生きようとする「母の生き方」を捉えた圧倒的な愛と希望の物語。昨年の緊急事態宣言が明けた8月に撮影され、コロナ禍の今だからこそ見てほしいという強い意向から、当初の予定通り、緊急事態宣言下の5/21(金)より公開をスタート致しました。この度、規制緩和を受け、ようやく関西地区での舞台挨拶が実現。

この度、尾野自らの発案で6月10日(木)に、京都・大阪・奈良の関西3劇場にて尾野真千子登壇による舞台挨拶が行われました。
『茜色に焼かれる』尾野真千子登壇大ヒット記念舞台挨拶

映画『茜色に焼かれる』公開記念 関西劇場 舞台挨拶 概要

日時:6月10日(木)
会場:TOHOシネマズ二条(京都)、TOHOシネマズ梅田(大阪)、TOHOシネマズ橿原(奈良)
登壇:尾野真千子

映画情報どっとこむ ralph 規制緩和を受け、現在公開中の映画『茜色に焼かれる』の舞台挨拶がようやく関西地区でも実施可能となり、尾野真千子自らの発案で6月10日(木)に、TOHOシネマズ二条・梅田・橿原の3か所にて、主演の尾野真千子による舞台挨拶が行われた。

TOHOシネマズ二条では、今回が約1年半ぶりの舞台挨拶になったことを受け、尾野は「本当に、お客さんの前で登壇させていただけることは、本当にうれしい」と喜びを語り、「皆さん、不安だと思います。日々色々な報道や情報が入ってくる中で、密閉された空間の映画館にきて本当に大丈夫なのかと。ただ、劇場のスタッフは換気をしたり消毒をしたりと、本当に頑張って安全に観てもらえる様に努力していただいています」と感謝の気持ちを伝えた。イベント中に尾野は、「この作品には、今伝えなくちゃいけないもの、今私たちが感じているものが全て詰まっています。是非一人でも多くの人に観てほしい」と、コロナ禍をテーマにした作品が今公開されることの意義を熱く語る。『茜色に焼かれる』尾野真千子登壇大ヒット記念舞台挨拶

続いて訪れたTOHOシネマズ梅田でも、舞台挨拶が行われるのは半年以上ぶりだという。尾野は、「頑張ってくださっている医療従事者の方々みたいに、わたしたちが出来ることってほとんどないとは思います。役者は演技を、そして登場人物の気持ちを届けることしかできません。それでも、みんな命がけで作りました。少しでも誰かの気持ちに届いてくれればと思っています」とメッセージを送る。大阪には、過去に撮影で約1年住んでいたという尾野は「やっぱりおいしいものが多いですよね。イカ焼きとか、たこ焼きとか」と、楽しそうに語る場面も見受けられた。

出身地・奈良のTOHOシネマズ橿原では、自身の出身地である五条市のマスコットキャラクター“カッキー”の被り物をして登場し奈良県の魅力を存分にPR。家族や知り合いも見守る中、出演作を観てもらうことに対しては「やっぱり恥ずかしい気持ちはありますよ。ただ、演技を始めたばかりのころは、テレビに出たい、映画に出たいという気持ちの方が強かったのですが、最近になってようやく、伝えたいことを観てほしいと思えるようになった」と、これまでのキャリアを振り返り、「またこの場に戻ってこれる様に一生懸命頑張っていきます」と普段以上に喜びを露わにしていた。『茜色に焼かれる』尾野真千子登壇大ヒット記念舞台挨拶

今回の舞台挨拶では、事前にSNSで募集した質問にも気さくに答えた尾野。好きな色を聞かれると、「その時々によって違うんだけど、昔から好きなのはピンクかな。いつも人を見ると、この人は何色っぽいとイメージで色分けしたりしているんです」というエピソードも。挑戦してみたい役どころについて聞かれると、「極道の妻、やってみたい。あとは、恋愛映画。実はほとんどやってみたことがないんです。相手は、そうだなぁ、若い子がいいかな」と会場を沸かせた。その他、役作りについてから、趣味の釣りの話まで多岐にわたり、大盛況の内に舞台挨拶は終了となった。

映画情報どっとこむ ralph 茜色に焼かれる茜色に焼かれる

映画『茜色に焼かれる』

は全国公開中。

あえてまさに今の世相に正面から対峙することで、人間の内面に鋭く向き合ったのは、『舟を編む』(13)、『ぼくたちの家族』(14)、『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』(17)など、毎年のように質の高い作品で今や日本映画界を牽引する石井裕也監督。

多難の時代に逆風を受けながらも自身の信念の中でたくましく生きる母親・田中良子を演じるのは、尾野真千子。2021年は『ヤクザと家族 The Family』『明日の食卓』と出演作の公開が続く、実力派女優の尾野が厳しい社会を生き抜く母親を驚くべき存在感で体現。尾野の新たな代表作の誕生となった。

13歳の息子・純平を演じるのは『ミックス。』(17)でも存在感を出した次世代の注目株・和田庵。その純平が憧れを抱く良子の同僚・ケイには『あの頃。』(21)の新進女優・片山友希、そして、交通事故で命を落とす夫・陽一をオダギリジョー、良子とケイを見守る風俗店の店長を永瀬正敏が演じ、それぞれ確かな人間力を見せてくれる。

≪あらすじ≫
悪い冗談みたいなことばかり起きるこの世界で母ちゃんも、僕も、生きて、生きる。

1組の母と息子がいる。7年前、理不尽な交通事故で夫を亡くした母子。母の名前は田中良子。彼女は昔演劇をやっていた経験があり、お芝居が上手だ。中学生の息子・純平をひとりで育て、夫への賠償金は受け取らず、施設に入所している義父の面倒もみている。経営していたカフェはコロナ禍で破綻。花屋のバイトと夜の仕事の掛け持ちでも家計は苦しく、そのせいで息子はいじめにあっている。数年振りに会った同級生にはふられた。社会的弱者―それがなんだというのだ。そう、この全てが良子の人生を熱くしていくのだからー。はたして、彼女たちが最後の最後まで絶対に手放さなかったものとは?
茜色に焼かれる

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尾野真千子
和田 庵 片山友希 大塚ヒロタ 芹澤興人 笠原秀幸 泉澤祐希 前田 勝 コージ・トクダ
前田亜季 鶴見辰吾 嶋田久作 / オダギリジョー 永瀬正敏
監督・脚本・編集:石井裕也 製作:五老剛 竹内力 ゼネラルプロデューサー:河村光庸 エグゼクティブプロデューサー:飯田雅裕 
プロデューサー:永井拓郎 神保友香 共同プロデューサー:中島裕作 徳原重之 長井龍
『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ:朝日新聞社 RIKIプロジェクト 製作幹事:朝日新聞社 制作プロダクション:RIKIプロジェクト 
配給:フィルムランド 朝日新聞社 スターサンズ
主題歌「ハートビート」/ GOING UNDER GROUND(ビクターエンタテインメント)
©2021『茜色に焼かれる』フィルムパートナーズ
2021年/日本/144分/カラー/シネマスコープ/5.1ch R-15+ 
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