映画情報どっとこむ ralph 瀧内公美を主演に迎えた春本雄二郎監督最新作『由宇子の天秤』が9月より渋谷ユーロスペースほかにて公開となります。
由宇子の天秤

春本雄二郎監督、片渕須直、梅田誠弘らベルリン行き決定

この度、第71回ベルリン国際映画祭パノラマ部門出品されたことを受け、春本雄二郎監督、本作のプロデューサー・片渕須直(『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』監督)、出演・梅田誠弘の現地入りが決定しました。

ベルリン国際映画祭とは、

カンヌ・ヴェネチアと並ぶ世界三大映画祭のひとつで、国内外が注目する歴史ある映画祭。

今回選ばれた<パノラマ部門>は、世界各国から集められた良作かつ現代社会を独自の視点で切り取った作品を数多く選出することで有名で、近年の日本映画では『予兆/散歩する侵略者 劇場版』(17/黒沢清監督)、『リバーズ・エッジ』(18/行定勲監督)、『37seconds』(20/HIKARI監督)などの話題作が選ばれている。

ベルリン国際映画祭は、6月9日から 20 日(現地時間)の期間で開催。
『由宇子の天秤』は、6月17日(木)21:45~(現地時間)ハーゼンハイデ国立公園にあるFreiluftkino Hasenheideにて上映される。

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春本雄二郎監督、片渕須直、梅田誠弘コメント到着

現地入りに向け、コメントが到着しています。

春本雄二郎監督 コメント

コロナ禍により、昨年から幾度も日本から見守ることしかできなかった海外国際映画祭。今作初の現地参加が、世界三大映画祭の1つであるベルリナーレで叶うことに深い喜びを感じています。この幸運に、スタッフ、キャスト、協力して下さった全ての皆様に、改めて感謝をしたいと思います。ご自身の新作を制作されている中、貴重なご助言を下さっている片渕須直プロデューサー、長年苦楽を共にして来た梅田誠弘とともに、作品の代表として、映画が国境、文化、社会を超える瞬間にしっかりと立ち会い、また、全作品野外上映、全観客の24時間以内の陰性証明もしくはワクチン接種完了という形で映画祭を実現した運営の方々の想い、日本のいまと比較して、この映画祭の意味を見つめてきたいと思います。

プロデューサー 片渕須直 コメント

私にとって初プロデュース作品です。そして、春本監督の活躍で各国映画祭での上映・受賞が続いている映画であるのに、コロナ下にあってこれまでどの映画祭にも出向くことが出来ませんでした。今回こそは、ベルリンの空の下、野外スクリーンに映る『由宇子の天秤』の姿を見守って来たいと思います。

梅田誠弘 コメント

ベルリン国際映画祭に選出されたことを知らされてから
『由宇子の天秤』が上映される姿をずっと想像してきまし
た。映画祭へ参加できること、本当に嬉しく思います。
『由宇子の天秤』の勇姿を見届けると共に、ベルリン国際
映画祭という世界屈指のイベントが映画というものに持つ
価値を学んで来たいと思います。

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『由宇子の天秤』

9月より渋谷ユーロスペースほかにて公開

<ストーリー>
女子高生いじめ自殺事件を追っていたドキュメンタリーディレクターの由宇子は、テレビ局の方針と対立を繰返しながらも事件の真相に迫りつつあった。そんな時、由宇子は学習塾を経営する父が起こした”ある行動”を知り、衝撃を受ける。「”正しさ”とは何なのか?」ドキュメンタリー作家として常に真実を明らかにしたいという信念に突き動かされてきた由宇子は、究極の選択を迫られる…。
『由宇子の天秤』海外版ポスター

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瀧内公美  河合優実  梅田誠弘
松浦祐也  和田光沙  池田良  木村知貴
前原滉  永瀬未留  河野宏紀  根矢涼香
川瀬陽太  丘みつ子  光石研

脚本・監督・編集:春本雄二郎

プロデューサー:春本雄二郎、松島哲也、片渕須直
キャスティング:藤村駿  ラインプロデューサー:深澤知
撮影:野口健司  照明:根本伸一  録音・整音:小黒健太郎  音響効果:松浦大樹
美術:相馬直樹  装飾:中島明日香  小道具:福田弥生  衣裳:星野和美  ヘアメイク:原田ゆかり
製作:映画「由宇子の天秤」製作委員会
製作協力:高崎フィルム・コミッション
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
配給:ビターズ・エンド
2020/日本/152 分/カラー/5.1ch/1:2.35/DCP
©2020 映画工房春組

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