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いよいよ本日5月28日公開!映画『HOKUSAI』

代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が2020年2月に新たに刷新された新パスポートや2024年度から使用される千円札のデザインに採用されるなど、今なお愛され続ける世界的アーティスト 葛飾北斎。

映画『HOKUSAI』

19世紀にヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こし、マネ、モネ、ゴッホ、ゴーギャンなど数々のアーティストに影響を与え、西洋近代絵画の源流となった、世界で最も有名な日本人で、米LIFE誌“この1000年で偉大な功績を残した100人”にも唯一の日本人として選ばれています。
HOKUSAIHOKUSAI
そしてこの度、その北斎の知られざる生涯を初めて描く映画『HOKUSAI』が、新型コロナウイルスの感染拡大による丸1年の公開延期を経て2021年5月28日(金)に全国にて公開する事が決定(配給:S・D・P)、海外でも順次公開予定です。

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葛飾北斎(田中泯)が戯曲者・柳亭種彦(永山瑛太)に熱い胸の内を明かす本編映像が到着!

『HOKUSAI』
今回解禁されたのは、武士という身分を隠しながら筆を取る戯曲者・柳亭種彦(永山瑛太)に、北斎(田中泯)が自身の絵に対する熱い胸の内を明かすシーン。

宴会中、浮かない顔をしていた種彦が家の外へ出て物思いにふけっていると北斎の姿が。
「今日は冷えますね。」と他愛もない会話をしようとする種彦に「(戯曲を書くのを)やめるんか?」と北斎が切り込み、表現の自由を弾圧する幕府によって筆を折ろうかと迷っていることを告げる種彦。
続けて「先生は、絵の為にすべてを捨てられますか?お栄さんもお弟子さんたちも何もかも。」と問いかけると、北斎は一点の曇りもない真っすぐな目を種彦に向けて「いつかは…いつかは人に指図されねえで生きていける世の中がくる。
生きてるうちにそんな世の中がみてえ!」と種彦の肩を掴み力強い口調で語り、「わたくしもです。」と種彦も北斎の言葉に頷き首を垂れます。
 
北斎の生きた江戸時代は様々な庶民文化が花開いた時代だった一方、浮世絵や種彦が書く戯曲などは、風紀を乱すものとして幕府からの厳しい処罰を受ける対象ともなりました。
劇中でも北斎のライバルでもあった歌麿が処罰されたり、版元・蔦屋重三郎は財産を没収されます。
そんな中、本来ならば芸術を取り締まる立場である武士の生まれの柳亭種彦は、身分を隠しながら命を懸けて戯曲制作に情熱を注ぎます。
しかし、厳しい取り締まりの為に一度は筆を折ることも考える種彦でしたが、北斎が全身全霊を懸け、絵に打ち込む姿に共鳴し、表現の自由を弾圧する幕府に抗うように戯曲を書き続け、己の信念を最後まで貫いていくことになります。
北斎そして種彦と、現代にもその名が残る二人の「苦悩」と「心の絆」が描かれるこのシーンは、何ものにも屈せず、信念を貫き物事に打ち込む「決心」が描かれています。

先が見えず、不安の中に生きる私たちにきっと力を与えてくれるはずです。
「こんな時だからこそ」多くの人に人に本作を見て欲しい。ぜひ、劇場のスクリーンでお楽しみください!
また、現在、ドラマ「リコカツ」で無骨な航空自衛隊救難隊員役を演じ話題となっている永山さんですが、本作ではドラマとはまた違う時代に苦悩する繊細な戯曲者を体現しています。永山さんの演技にもご期待ください!

映画情報どっとこむ ralph 台湾でも2021 年夏の公開が決定し、現在も韓国といった東アジアや中南米、ヨーロッパや北米など約30カ国以上からの熱烈オファーを受けている本作!葛飾北斎同様に、世界を超えていく映画「HOKUSAI」に是非、ご注目ください!

映画『HOKUSAI』


公式サイト:
www.hokusai2020.com  
公式SNS:
@hokusai2020
ハッシュタグ:
#映画HOKUSAI #HOKUSAI #北斎
HOKUSAI
<STORY>
何があっても絶対に諦めず、描き続けた、その先にー。
腕はいいが、食うことすらままならない生活を送っていた北斎に、ある日、人気浮世絵版元(プロデューサー)蔦屋重三郎が目を付ける。
しかし絵を描くことの本質を捉えられていない北斎はなかなか重三郎から認められない。
さらには歌麿や写楽などライバル達にも完璧に打ちのめされ、先を越されてしまう。
“俺はなぜ絵を描いているんだ?何を描きたいんだ?”もがき苦しみ、生死の境まで行き着き、大自然の中で気づいた本当の自分らしさ。
北斎は重三郎の後押しによって、遂に唯一無二の独創性を手にするのであった。

ある日、北斎は戯作者・柳亭種彦に運命的な出会いを果たす。武士でありながらご禁制の戯作を生み出し続ける種彦に共鳴し、二人は良きパートナーとなっていく。70歳を迎えたある日、北斎は脳卒中で倒れ、命は助かったものの肝心の右手に痺れが残る。
それでも、北斎は立ち止まらず、旅に出て冨嶽三十六景を描き上げるのだった。
そんな北斎の元に、種彦が幕府に処分されたという訃報が入る。信念を貫き散った友のため、怒りに打ち震える北斎だったが、「こんな日だから、絵を描く」と筆をとり、その後も生涯、ひたすら絵を描き続ける。描き続けた人生の先に、北斎が見つけた本当に大切なものとは…?

今だから、見えるものが、きっとあるー。

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出演:柳楽優弥 田中泯
玉木宏 瀧本美織 津田寛治 青木崇高 
辻本祐樹 浦上晟周 芋生悠 河原れん 城桧吏
永山瑛太/阿部寛
監督:橋本一
企画・脚本:河原れん 

配給:S・D・P  
©2020 HOKUSAI MOVIE

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