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『由宇子の天秤』第20回ラス・パルマス国際映画祭で最優秀女優賞&CIMA審査員賞をW受賞
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ラス・パルマス国際映画祭は、創意的かつ独創的な映画を世界的に発掘することに主眼を置き、スペインで活動する監督や批評家、シナリオ作家など主要な映画人らで発足される、今年で20回目を迎える映画祭だ。本作は世界中の数ある高い水準の作品の中から、メインであるコンペティション部門に見事選出された。本作のほかにも、深田晃司監督の『本気のしるし』(コンペティション部門)や河瀨直美監督『朝が来る』(パノラマ部門)などの日本映画が出品されている。![]() 物語の主人公は、女子高生自殺事件を追うドキュメンタリーディレクターの由宇子。事件の真相に迫るなか、父の政志からある衝撃的な事実を聞かされ、究極の選択を迫られるストーリー。“正しさ”とは一体何なのか?情報化社会を生きる私たちが抱える問題や矛盾を真正面から炙り出した衝撃作だ。最後まで緊張の糸が途切れない展開、そして究極の選択に追い込まれる瀧内演じる主人公・由宇子の圧倒的な存在感により、見事今回、最優秀女優賞とCIMA審査員賞を受賞!瀧内にとって、海外の国際映画祭で主演女優賞を受賞するのは本作が”初“となります。 ![]() |
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瀧内公美と春本雄二郎監督より、喜びのコメント受賞を受けて主演の瀧内公美と春本雄二郎監督より、喜びのコメントが到着した。 瀧内公美 コメント 春本雄二郎監督 コメント |
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本作はこれまで、釜山国際映画祭ニューカレンツアワードを受賞、東京フィルメックスでは学生審査員賞を受賞、そして平遥国際映画祭では審査員賞・観客賞をW受賞、さらには世界三大映画祭のひとつであるベルリン国際映画祭のパノラマ部門に正式出品されるなど、次々と世界各国の映画祭を席巻中!今回の受賞で、国内外からさらなる注目の的となるに違いない。由宇子旋風は、まだまだ勢いが止まりません!
『由宇子の天秤』 <ストーリー> |
瀧内公美 河合優実 梅田誠弘
松浦祐也 和田光沙 池田良 木村知貴
前原滉 永瀬未留 河野宏紀 根矢涼香
川瀬陽太 丘みつ子 光石研
脚本・監督・編集:春本雄二郎
プロデューサー:春本雄二郎、松島哲也、片渕須直
キャスティング:藤村駿 ラインプロデューサー:深澤知
撮影:野口健司
照明:根本伸一
録音・整音:小黒健太郎 音響効果:松浦大樹
美術:相馬直樹
装飾:中島明日香
小道具:福田弥生
衣裳:星野和美
ヘアメイク:原田ゆかり
製作:映画「由宇子の天秤」製作委員会
製作協力:高崎フィルム・コミッション
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
配給:ビターズ・エンド
2020/日本/152 分/カラー/5.1ch/1:2.35/DCP
©2020 映画工房春組