この度、『鉄コン筋クリート』(06年)『海獣の子供』(19年)『映画えんとつ町のプペル』(20年)など、これまで数々の名作を世に送り出してきたSTUDIO4°Cの最新作『ChaO』が、8月15日(金)より全国公開となります。 昨日13日にプレミア上映が⾏われ、上映後の舞台挨拶には青木康浩監督をはじめとするスタッフ陣が登壇。 サイン会が実施されると200名以上のファンが行列を作り、現地のアニメファンから熱烈な歓迎を受け、大いに盛り上がりを⾒せていた本作。 そして14日(土)に授賞式が⾏われ、アヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門にて、準グランプリにあたる審査員賞を受賞しました! これまで『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』(2015 年原恵一監督)、『この世界の片隅に』(2017 年片渕須直監督)といった名作が受賞してきた同賞。長編コンペティション部門での日本作品の受賞は、8年ぶりとなります。 青木監督は壇上で、 「ここにこうして⽴っていることが信じられません。 作品はコメディなので、ギャグがいっぱいありますけども、台詞によるギャグは禁じ手としていました。 そのおかげで海外の人達に広く笑いが理解してもらえたのだと思います。」と喜びを表現し、「(チャオのぬいぐるみを指さして)チャオです。この風船のような体でこのまま世界をふわふわと飛んでいってもらえばいいなと思っています。ありがとう!」と感謝の想いを述べました。 さらにアワードセレモニー後に⾏われたクロージングパーティでは、本作に惚れ込んだ映画祭関係者や現地のアニメファンが殺到︕ アヌシー市長も駆けつけ、青木監督はサインを求められイラスト⼊りのサインを贈呈。 “チャオワールド”に魅了された現地ファンからは、 「ChaOのチームは本当に素晴らしい仕事をしたと思う。素晴らしい映画を作ってくれてありがとう!」といった熱量の⾼い感想も。 そんなファンのラブコールに青木監督がサインや握手で答えるなど、最後まで本作が大きな賑わいを⾒せる中、映画祭は幕を閉じました。
有終の美を飾った本作は、7月17日から開催される北⽶最大のジャンル映画祭である 「ファンタジア国際映画祭」のコンペティション部門にもノミネートが決定。 世界で注目を集める本作の続報に、引き続きご期待ください。
8月15日(金)より全国ロードショー。 映画公式HP: @chao-movie.com 映画公式X: @ChaOmovie 映画公式Instagram @ChaOmovie 『となりのトトロ』『魔女の宅急便』(宮崎駿監督)のラインプロデューサーを務めた田中栄子が主宰するクリエイティブ集団STUDIO4°Cは、ハイクオリティな映像と独特な世界観で世界中に多くのファンを抱えていますが、最新作で描かれるのは【種族と文化を超えた恋と奇跡の物語】。オリジナルアニメーションとなる本作では、絵を1枚1枚描く手書きアニメーションにこだわり、圧倒的な作画量と斬新な処理の背景美術で、瑞々しくもかわいく人間と人魚の恋模様を描きます。 物語・・・ 人間と人魚が共存する未来社会。 船舶をつくる会社で働くサラリーマンのステファンは、ある日突然、人魚王国のお姫さま・チャオに求婚される!!ステファンは訳も分からないまま、チャオと一緒に生活することに!?純粋で真っすぐなチャオの愛情を受けて、ステファンは少しずつチャオに惹かれていく――。2人の恋の行方はどうなる!?
○×スペシャルトーク映像解禁 《読売文学賞 戯曲・シナリオ賞受賞》の松田正隆による傑作戯曲を気鋭の演出家・玉田真也の監督・脚本で映画化し、オダギリジョーが主演・共同プロデューサーを務める映画『夏の砂の上』(製作幹事:スタイル