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『ふゆうするさかいめ』を完成させた住本尚子監督は天才だ!by 矢崎監督日本芸術センター第12回映像グランプリに入賞して初上映、以降も第21回TAMA NEW WAVEある視点、イメージフォーラム ヤング・パースペクティヴ2020などで上映され、独特の世界観と人々に寄り添う物語が共感を呼び、注目を集めている住本尚子監督による初の長編映画『ふゆうするさかいめ』が池袋シネマ・ロサの新人監督特集vol.7にて公開する運びとなりました。 この度、ポスタービジュアルと予告編、場面写真が解禁。 また、2021年6月12日(土)から一週間限定レイトショーでの上映が決定! |
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新鋭・住本尚子が構想から四年をかけて完成させた初の長編監督作は、ノスタルジックな映像とアニメーションを織り交ぜて軽やかに綴る<睡眠のすすめ>。今日と明日の“さかいめ”を生きるねむるすべての人を包み込む、どこか懐かしくてあたらしい睡眠奇譚です。
今回解禁となったのは、並んで眠る三人のメインキャラクターを映し出した、どこかレトロなムードが漂うポスタービジュアル。 また、場面写真は、ポスタービジュアルにもなっている屋外に敷いた布団で3人が寝転んでいるメイン写真に加え、 |
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予告編では、床ずれができるほど眠ってしまう”マリノ“、寝具販売員の”マモル”、幼なじみの”ミノリ“という三人のメインキャラクターが登場。ミノリがマリノに詰め寄るシーンと「マリノは ミノリを 忘れたの?」というメッセージがあらわれ、マリノに過去の記憶がないことを示唆している。その他にも、燃える領収書や羽毛布団をハサミで切り刻まれる羽毛布団などの意味深なショットが映され、ラストにはマリノがアニメーションで表現された通行人たちとすれ違う不思議なシーンが描かれている。マリノ、マモル、ミノリの三人は物語の中で一体どのように関係していくのか期待が高まる。 本作は、睡眠をこよなく愛する住本尚子監督が「若いんだから、休みの日は出かけたらいいのに」と言われて疑問を感じたことをきっかけに「眠ることを中心に生きる人たちを描きたい」と構想から四年をかけて完成。主演・カワシママリノ本人の生い立ちとキャラクターがインスピレーションの元になっており、脚本は彼女を主人公に当て書きされた。また、商店街や昔ながらの飲食店が並ぶ街並みへの思い入れから、東京都北区を舞台にどこかノスタルジックで親密な映像を作り上げた。登場人物が働く布団工場は群馬県高崎市にある丸三綿業で撮影され、数少ない工場の貴重な内部が映し出されている。 本作で俳優デビューを果たしたカワシママリノは独特の存在感で注目を集め、主演作『それだけ。』(藤井三千監督)の公開が控えるなど今後の活躍が見逃せない。また、モデルのかたわら「游泳」として創作活動を行う鈴木美乃里が幼なじみ・ミノリ役に抜擢。キーパーソンとなるマモル役を、アンダーグラウンドな舞台を中心に活躍中の俳優・尾上貴宏が演じ、個性的な俳優陣が物語を支える。音楽は『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』『Necktie』なども手がけるのっぽのグーニーが担当し、映像にあたたかな彩りを与えている。 |
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前売券も発売、絶賛コメント到着4月9日(金)より前売券も発売、あわせて絶賛コメントも到着しました! 前売鑑賞券 著名人から絶賛コメント ■矢崎仁司(映画監督) ■ヴィヴィアン佐藤(ドラァグクイーン/美術家) ■ゆっきゅん(電影と少年CQ) |
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『ふゆうするさかいめ』2021年6月12日(土)〜18 日(金) 池袋シネマ・ロサにて一週間限定レイトショー ■公式サイト ストーリー |
カワシママリノ 鈴木美乃里 尾上貴宏 ハマダチヒロ 南波俊介 笠井和夫 笠井正子 小島博子 小島信一 横井心梛 伊藤はな
監督・脚本・撮影・編集:住本尚子
音楽:のっぽのグーニー 主題歌『シースルー・レスキュー』
作詞:諸根陽介
作曲:小林このみ
編曲:のっぽのグーニー 歌:sei
撮影・照明:小川賢人 小菅雄貴 助監督:錦織可南子 田中大地 音声:タキザワユウキ 整音:タキザワユウキ 中澤佑規 三浦栄里 サウンドデザイン:紫藤佑弥
編集協力:田中俊太朗 田中大地 小川賢人 杉目七瀬
美術:カワシママリノ
小道具デザイン・アニメーション:中根有梨紗 字幕翻訳:作美はるか 字幕監修:
Saimi Noda, Mika Fujimura, Arun 宣伝美術:三好遥 宣伝協力:池田彩乃
2020 年 日本 カラー ビスタ 65 分 英題:Floating Borderline ©︎NAOKO SUMIMOTO