『ワンダヴィジョン』

の最終話が先週配信となり、怒涛の展開を描いてきた本作がついに終止符を打ちました。

劇場映画『アベンジャーズ／エンドゲーム』後の世界・・・

が、描かれていた本作では、最終話をむかえてなお世界中で熱い考察が繰り返されていて、『キャプテン・マーベル』続編やワンダが登場することが発表されている『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス（原題）』といった今後のMCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）にも大きな影響を与えることは間違いないもの。そして、来る『ファルコン＆ウィンター・ソルジャー』（3月19日（金）より日米同時配信）にも大きな注目が注がれています！

と、言うことで、映画ではないですが、映画化も祈りつつ、今後のMCU作品において重要になりそうなポイントに注目を当ててみようと思います。

『ワンダヴィジョン』マーベルファン注目の重要ポイントまとめ

ワンダの能力と魔女の存在

(L-R): Scarlet Witch/Wanda Maximoff (Elizabeth Olsen), Tommy (Jett Klyne), Vision (Paul Bettany), Billy (Julian Hilliard) and Monica Rambeau (Teyonah Parris) in Marvel Studios’ WANDAVISION exclusively on Disney+. Photo courtesy of Marvel Studios. ©Marvel Studios 2021. All Rights Reserved.
アガサの記憶で明らかになった魔女たちの存在。アガサは、ワンダのことを「スカーレット・ウィッチ」と呼んでいたが、これまでワンダには魔女としての自覚はなかった。しかし、アガサとの戦いにおいて、自身が捕らえられたアガサによるルーン文字の結界や魔女の能力に対抗し、ワンダもさらに強力な魔女の能力を発揮！その能力はついにスカーレット・ウィッチとして目覚め、アガサをも洗脳する強力な力となっている。かつてマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが「彼女はMCU史上最も強いパワーを秘めたヒーローだ」と語るように、今後アベンジャーズの一員としてもその強力な力を発動することは間違いない。「いつか私はこの力を理解する」と言い残して最後に一人山奥で力を蓄えるワンダは、今後どういった形で今後のMCUに関わってくるのか。さらに、洗脳したアガサに対しても「必要になったら会いに来るわ」と言っていたワンダ。もしかしたら今後アガサの登場もありうる…！？

モニカ・ランボーが身につけた能力

Teyonah Parris as Monica Rambeau in Marvel Studios’ WANDAVISION exclusively on Disney+. Photo courtesy of Marvel Studios. ©Marvel Studios 2021. All Rights Reserved.
キャプテン・マーベルと親しく、本作で母という唯一無二の大切な人を失ったモニカ。ウエストビューを守るエネルギーシールドがすべてを拒絶し、一度は侵入を阻まれるが、ワンダを助けたい一心でモニカはシールドを突破し、同時に”覚醒“する。ワンダの攻撃に対してシールドを発動するような能力を披露し、ヘイワードが撃つ銃弾も彼女の体をまるで水のように通過させて食い止めていたモニカだが、ウエストビューが元に戻ってもその能力は健在のようだ。超人的なパワーを持つ者の孤独と葛藤を知っているモニカは最後にワンダと心を通わせ別れを告げるが、彼女の活躍も今後どこかで描かれることに期待したい。

今後も活躍しそうなS.W.O.R.D.

(L-R): Randall Park as Jimmy Woo and Teyonah Parris as Monica Rambeau in Marvel Studios’ WANDAVISION exclusively on Disney+. Photo courtesy of Marvel Studios. ©Marvel Studios 2021. All Rights Reserved.
ワンダの救出に大きく関与したS.W.O.R.D.（知覚兵器観察対応局）。最後はワンダとヴィジョンの能力を兵器として悪用しようとしたヘイワード長官の悪事が明らかになり彼は逮捕されていったが、モニカ・ランボーは最後に『キャプテン・マーベル』にも登場した”母の友人“であるスクラル人と遭遇するシーンが描かれた！さらに、最後にはニック・フューリーが彼女のことを「宇宙で待っている」ことも示唆されている。新たな超能力を得たモニカに今後の活躍にも期待が高まる。さらに、FBIのジミー・ウー捜査官や科学者のダーシー・ルイスらの登場も期待したい。

白色の“ザ・ヴィジョン”のその後とは…？

Paul Bettany as The Vision in Marvel Studios’ WANDAVISION exclusively on Disney+. Photo courtesy of Marvel Studios. ©Marvel Studios 2021. All Rights Reserved.
最終話で登場した、ワンダとヴィジョンの能力を悪用し、ヘイワードによって作られた“ザ・ヴィジョン”。当初はワンダやヴィジョンを攻撃し、「ヴィジョンの破壊を命じられている」と言っていたが、ヴィジョンから記憶を与えられることによって、「私はヴィジョンだ」と言い残して飛び去ってしまう。すでにマインドストーンを失っているが、ウエストビューとともに消えたヴィジョンとは違い、現実世界でも存在しているようだ。ヴィジョンがワンダに「また会おう」と意味深に言い残したこともあり、今後もMCUの世界に登場する可能性は高い。ヴィジョンであり、ヴィジョンではない彼が今後どんな形で登場するのかが注目だ。

トミーとビリーは実際に存在する…？

(L-R): Julian Hilliard as Billy and Jett Klyne as Tommy in Marvel Studios’ WANDAVISION exclusively on Disney+. Photo courtesy of Marvel Studios. ©Marvel Studios 2021. All Rights Reserved.
最終話でウエストビューの子供たちは部屋に閉じ込められてワンダのストーリーには登場していなかったことが明かされていたが、その中でも唯一登場した子供が、ワンダとヴィジョンの子供として描かれたトミーとビリー。トミーはピエトロと同じような高速移動の能力を持っており、ビリーもワンダと同じように物を操る能力を披露していた。二人はウエストビューが元に戻ると同時に消滅したように描かれていたが、最後に山奥にいるワンダは二人の助けを求める声を耳にしている。もしかして、二人は本当にワンダとヴィジョンの子供として存在するのか…？

本物のピエトロが復活する可能性は？

Pietro Maximoff/Ralph Bohner (Evan Peters) in Marvel Studios’ WANDAVISION exclusively on Disney+. Photo courtesy of Marvel Studios. ©Marvel Studios 2021. All Rights Reserved.
双子の兄ピエトロとして登場したX-MENシリーズのピーター（クイック・シルバー）演じる、エヴァン・ピーターズ。実際は街の住人をアガサが洗脳してピエトロだと思い込ませていただけで、モニカの手によって洗脳が解かれる様子が描かれていた。だが、脚本家のジャック・シェイファーは「彼の登場のさせ方には無数のアイデアがあったけれど、ストーリーを着地させて、より大きな物語の展開へとつなげたかった。ケヴィン・ファイギも彼の登場が意味のあるもの、きちんとした理由があるものにすることにこだわっていた」と、ピエトロ（ピーター）の登場が単なるサプライズに終始するのではなく、物語の大きな転換点となることを示唆していただけに、このまま終わらせるとは思えない。彼に限らずあえて異なる“次元”のキャラクターが登場することは今後も期待が高まる。

さらに、本日3月12日（金）から配信のマーベル・スタジオが手掛ける映画やドラマ作品の制作の舞台裏を追うドキュメンタリー番組『マーベル・スタジオ アッセンブル』！

第1回目は『ワンダヴィジョン』のメイキングです！
マーベル・スタジオ新章に繋がり、マーベル史上”最も謎に満ちた“物語となった『ワンダヴィジョン』をもう一度見直してみてはいかがでしょう！！！