濱口竜介監督『偶然と想像』が第71回ベルリン国際映画祭審査員グランプリ(銀熊賞)受賞濱口竜介監督の新作『偶然と想像』英題: wheel of fortune and fantasyが第71回ベルリン国際映画祭にて審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞しました!! 濱口竜介監督のコメント映画『偶然と想像』がベルリン国際映画祭審査員グランプリ(銀熊)賞を受賞しました。経験豊かな監督たちが揃った「審査員からの賞」が贈られたということを心から嬉しく、誇らしく思っています。撮影中ずっと、役者の演技を見ながら、カメラの後ろで驚いていました。その驚きが海を超えて伝わったことに感激しています。 この映画、一番の見どころはと問われたら「役者の皆さんの演技」だと答えます。会議室のようなリハーサル部屋で始まった時間が、このような結果にまで結びつきました。この物語の価値を信じて参加し、最高の演技をしてくださった役 者の皆さんにこの場を借りて、御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。そして、その役者の演技を支えるようにして、献身的に仕事をしてくれたスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。演技の素晴らしさは皆さんがつくってくれた環境から生まれたものです。今はなかなか集まる機会が持てませんが、早く皆さんと喜びを分かち合いたいと思います。そして、ベルリン国際映画祭にも改めて御礼を申し上げます。この映画を見つけてくれて、ありがとうございました。審査員グランプリ賞、とても光栄に思っています。 |
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本作は、タイトル通り「偶然」と「想像」をテーマにした3話オムニバスから成る濱口竜介監督初の短編集です。
濱口監督自身が『ハッピーアワー』等のプロデューサー高田聡とともに企画立ち上げを行い、2019年夏から約1年半をかけて製作しました。脚本はすべて濱口監督自身が手掛け、撮影は3話ともに『うたうひと』『ひかりの歌』の飯岡幸子が務めています。 各話ごとにキャストからのコメントが届いています! ■第1話 『魔法(よりもっと不確か)』
古川琴音 コメント 中島歩 コメント 玄理 コメント ■第2話 『扉は開けたままで』
渋川清彦 コメント 森郁月 コメント 甲斐翔真 コメント ■第3話 『もう一度』
占部房子 コメント 河井青葉 コメント |
監督・脚本:濱口竜介
出演:
(第一話)古川琴音 中島歩 玄理
(第二話)渋川清彦 森郁月 甲斐翔真
(第三話)占部房子 河井青葉
撮影:飯岡幸子
プロデューサー:高田聡
製作:NEOPA fictive 121分
©︎ 2021 NEOPA / Fictive2021 NEOPA / Fictive