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三木孝浩監督の最新作『きみの瞳(め)が問いかけている』が大ヒット上映中です!
不慮の事故で、視力と家族を失った明香里(吉高)と罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜)。小さな偶然から出会ったふたりは次第に惹かれあい、暗闇だった人生に再び光が射すような幸せな日々…だが彼らの出会いは、決して偶然ではなかった。過去の事件の影が、逃れられない宿命となって二人を引き裂いていく ―― 吉高が演じるのは、不慮の事故で視力と家族を同時に失う悲劇に見舞われながらも、小さな楽しみを糧に明るく健気に懸命に生きようと奮闘する明香里。目が不自由という初めての難役に、撮影前からリサーチを重ねて役にリアリティを与えている。一方、横浜はかつて世界大会での優勝経験を持つ空手を生かし、本作のために10キロ増量して肉体を改造、見事なアクションシーンを演じた。 11月23日の全国公開以降、リピーターが続出している感涙映画『きみの瞳(め)が問いかけている』。そのロングラン大ヒットを祝したアンコール舞台挨拶が12月3日に東京のTOHOシネマズ六本木で行われ、主演の吉高由里子、横浜流星、そして三木孝浩監督が登壇しました。 |
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この日は劇場に駆け付けた全国のファンへ向けて、157スクリーンへ同時生中継を実施。リピーターの数も順調に増やし、横浜演じる塁の名前にちなんで本作を観た回数の単位を「~塁」にするのがSNSで流行中。中には「110塁」を記録したファンもいるという。“塁”を単位にする流行について横浜「知っていました!」と笑顔で「僕は5塁」とホームラン宣言。吉高は「私は2塁」の2ベースと明かし、「110塁」のファンには「セリフを全部言えそうだし、誰よりも上手く演じられると思う」と驚き顔。横浜も「誰よりもこの作品を理解しているはず」とリスペクトしていた。
今回の舞台挨拶では、本編シーンの超コアな解説を実施。罪を犯してキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜)の前髪が徐々に短くなっていることについて三木監督は「目の見えない明香里(吉高)と出会って徐々に塁の目が観客に見えてくるのを意識した。タイトルにも“瞳”が入るので、目の印象を大切にしたかった」と狙いを説明。横浜は「僕もその狙いには賛同して、監督がワンシーンごとに瞳にこだわってくれたのは嬉しかった。こんなにも寄り添って考えてくれるなんて…」と繊細な演出に感謝していた。三木監督は横浜の瞳について「目の芝居がいい!」と太鼓判を押していた。 またラストの海辺のシーンは「ハッピーエンドか?それとも!?」と話題。ファンの間では塁の想像の世界という説も出ている。三木監督は「海のシーンの前に暗転があるので、塁が妄想した走馬灯的イメージではないかという説もある」とニヤリ。吉高は「私はリアルのことだと思っていた…」と様々な解釈があることに驚き、横浜も「僕もリアルなことだと思っていたけれど、同時に情けないと思った。みなさんの考察が凄すぎて、自分の役作りがまだまだ足りないと思った」と悔しそうだった。 今年も残りわずか。壇上では今年最速(!?)の「今年を表す漢字一字」をそれぞれが発表することに。三木監督は「越」と書いて「この作品が海を越えて広がっていくのは嬉しい出来事だった」と作品の広がりを実感。 |
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映画『きみの瞳が問いかけている』
公式サイト:gaga.ne.jp/kiminome/ STORY 目は不自由だが明るく愛くるしい明香里(吉高由里子)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜流星)。小さな勘違いから出会った2人は惹かれあい、ささやかながらも掛け替えのない幸せを手にした――かに見えた。 |
吉高由里子 横浜流星
やべきょうすけ 田山涼成 野間口徹 岡田義徳/町田啓太/風吹ジュン
監督:三木孝浩 主題歌: BTS「Your eyes tell」
製作:「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
製作幹事・配給:ギャガ
©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会 ©2020 Gaga Corporation / AMUSE Inc. / Lawson Entertainment,Inc.