映画情報どっとこむ ralph 交通事故で男性機能が不能になった男・ジンを主人公として、心のSOSを周りに出せない孤独と、寄り添うことをテーマにした人間ドラマ、映画「クローゼット」が10月30日(金)よりテアトル新宿にて公開となりました。

若い女性が歌舞伎町のビルで飛び降り自殺した実話をもとに、「日本駆け込み寺」や毎日新聞記者等に綿密な取材を重ね、本当に私達にとって必要なものは何か?と観客に問いかける作品です。人気漫画家・イラストレーターの浅田弘幸氏描き下ろしのポスタービジュアルも評判を呼んでおります。テアトル新宿での公開延長が決定し、本作のヒットを記念してキャスト・スタッフが登壇するヒット御礼舞台挨拶を開催しました。

「クローゼット 「クローゼット」ヒット御礼舞台挨拶
日時:2020年11月12日(木)
場所:テアトル新宿
登壇:三濃川陽介 、尾関伸次、青柳尊哉、篠田諒、中村祐美子、中込佐知子、進藤丈広監督
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MC:今日は本作今までのイベントではやっていない、登壇者同士でのQ&Aをやってみようと思います。私たち制作の打上げもなかったので、それぞれ聞いてみたかった事があれば。では…まず篠田さんから。誰かに何か聞いてみたい事ありますか?

篠田:僕からですか笑

中村:こういう感じで始まるんですね笑

篠田:では…監督に。実は僕、K の役狙いでオーディションに行ったんですね。何でマサト役で選んでくれたのかを聞きたいです。

進藤:あ~。すいません K の芝居は全然憶えていないんですけど笑

篠田:そうかぁ、じゃあダメですね笑

進藤:マサトってホストの役なので、オーディションで来た人は皆分かりやすいホストの芝居をする人が多かったんです。でも僕がすごい憶えているのは、篠田さんは劇中であるようにホストからも逃げて七海と地獄の逃避行をするような、そんな匂いを感じられて。ステレオタイプな役にしたくなかったのもあって、篠田くんを見ていると、マサトってこういう人なんだっていうのをすごい感じて。逆に教えてもらった位です。

篠田:嬉しい。今初めて聞いて、ちょっと照れますね。

進藤:僕もこんな事、目を見て言うとは思わなかったです笑

MC:では続いて…尾関さん。

尾関:今目が合いましたもんね笑

中村:怖いですね笑 これいつ当てられるか分からない。

尾関:僕は前から気になっている事があって。中村さんに。劇中だと、仁に対して「不合格」っていうセリフを言っているんですけど、台本だとそれがなかったんですよね。それは現場で監督と話して決めたのか、事情を知りたいです。

中村:あれはアドリブで、現場で監督と話してそれでいきましょうとなったんです。やっぱり結構パワーワードだったみたいで、観て下さったファンの方や友人達から、”不合格”って送られてくるんです笑 喜んで良いのか分からないんですけど笑

進藤:今後も色んなところであのセリフ言ってもらえれば笑

中村:そうすると私がずっと”不合格”って言われ続けるので…笑

MC:演技が悪いですね笑 ”合格”って言って欲しいですよね。

中村:でも是非”不合格”使って下さい笑

MC:それでは次に…青柳さんどうですか?

青柳:これ目が合うと当たるシステムですね笑 では私からは中込さんに。中込さんはご結婚されてますよね、実生活の中で、若い男性と添い寝をしたいなとか、共感する部分はありましたか?

中込;添い寝とはちょっと違うかも知れないんですけど、自粛期間中に YouTube にハマって。見ていた動画に若いイケメンが一杯出てたんですね。で、ほんとにそれに癒されて笑 そんな自分に”あ、年取ったな”って思ったんですけど。添い寝したいとはあんまり思った事はないんですけど、若いイケメンは癒しというのは今すごく思ってます笑

中村:でもそうですよね。20 歳とかその位の頃はすごい年上の人に憧れていたんですよ。だけどいつの間にか逆転して…
若い男の子が癒しっていうのは分かるようになってきました私も笑

MC:三濃川さんは質問ありますか?

三濃川:そうですね、僕は監督に…。

進藤:これまで取材とかで散々話しているでしょ笑

三濃川:割と静かな作品ですけど、監督の中で大変だったところとかあるのかなって。

進藤:まぁ三濃川さんの芝居つけるのが一番大変だったんですけど笑 それは冗談として、でもこの脚本って寝ているシーンが多いので、演出って俳優動かしたりとか色んな事するんですけど、これ映像にしたら皆寝ちゃうんじゃないかなっていうのが心配でした。ただリハーサルとかやっていくうちに、この寝ている体勢が繊細な芝居が見えるなって思ってクランクイン前には安心して臨めたんですけど。台本の段階ではすごく悩んでいました。

三濃川:なるほど、ありがとうございます。…僕からはもう一人いいですか?

MC:どうぞ。

三濃川:尾関さん。尾関さんには僕添い寝しましたよね、劇中の冒頭で。僕の添い寝…どうでした笑?

尾関:それここで聞く質問?

三濃川:ちょっと女性陣には聞きづらいので。

尾関:彼、今日のスーツもぱつんぱつんですけど、胸板が結構厚かったので、あの…何だこれ笑 胸が良かったですよ。
彼は研修も受けていたのでその成果を発揮されていた感じかなと思います。

MC:スタッフも研修には参加していて、脚本家の方も添い寝を体験して眠くなったと驚いていました。人の体温にはそういう効果があるのかなと思います。前に三濃川さんが、渡辺いっけいさんとの添い寝のシーンで、”男性と添い寝している感じがしなかった”って言ってましたよね?

三濃川:そうですね、男性とか女性とか性別は意識せずに、一人の人として向き合っているという想いでやっていました。

映画情報どっとこむ ralph MC:では…中村さん。誰かに聞きたい事がありますか?

中村:私からは、観てらっしゃる方も気になっていると思うんですけど、マサト役を演じた篠田さん、劇中で七海に言う”地元が一緒”というのは本当なんですか?あそこ嘘なんじゃないかって感じた人もいると思うんですけど。

篠田:結構セリフで沢山言ってますもんね。僕もすごい気になってて、監督とお話させて頂いた時に、”嘘ではなくて本当に地元が一緒でも良いかも知れないね”っていう話になって。完全に長岡までは被ってないかも知れないけど新潟県は一緒かも知れないっていう。なので地元が一緒という設定にしようと思って最初のシーンとかは本心も含めて喋っている感じにしています。地元の事が2人を繋ぎとめるキーワードになっていますが、ただラストシーンの方になってくると、そこを安っぽく薄っぺらくしようというのを監督とお話してやっていました。

MC:中込さんはありますか?

中込:じゃあ…青柳さんに。男の人も、添い寝して欲しいなという瞬間はあるんでしょうか?

青柳:もうできる事なら中込さんにお願いしたいなと。あと研修で添い寝の極意を身に付けた三濃川くんも指名したいなと。

尾関:三濃川さんに添い寝、されたいよね。

篠田:僕もこんだけ話を聞いてるんで、後で裏でやってもらっていいですか笑?

中村:何ですかこれ笑

MC:時間も迫ってきましたので…最後に一言ずつご挨拶頂きたいと思います。

篠田:本日は平日の遅い時間にも関わらず本当にありがとうございます。また東京でリバイバル上映ができたら嬉しいなと思っております。本日はありがとうございました。

青柳:本日はご来場頂き誠にありがとうございます。これからクローゼットが全国各地を回っていくのかと思うと僕自身も楽しみですし、皆さんも是非色んな人に薦めて頂けたら嬉しいなと思います。またお会いできる日を楽しみにしています。

尾関:テアトル新宿からの帰りに新宿の街を通る時に、新宿ロケのこの映画を思いながら、駅まで行く感じが良いなぁと思っています。本日はご来場頂きましてありがとうございました。

中村:尾関さんからもありましたけど、この新宿の街で上映できた事をすごく幸せに思っていて、皆さんに映画の余韻を感じながら帰って頂きたいなと思います。寒くなってきていますので、風邪をひかないように温かくして過ごして下さい。今日は足を運んで下さって本当にありがとうございました。

中込:まだまだ不安な日々が続いていますが、ちょっと日常を忘れられて良かったなと思えるような映画になっていると思います。今日は遅い時間に寒い中、ありがとうございました。

進藤:テアトル新宿ではまだ上映が続きます。いいなと思ってくれた方は、誰かと話す時にクローゼットの話をしてもらったり、SNS に書いて頂けると本当に助かります。今日は本当にありがとうございました。

三濃川:本日は映画クローゼットにお越し頂き誠にありがとうございました。僕は映画がやりたくて 8 年前に名古屋から東京に出てきました。その時は夜行バスで来たんですけど、着いたのが新宿だったんですね。俳優としてこれからやっていくっていう時に、色んな希望も期待も不安も色々あって。その新宿という場所でこのクローゼットを撮影して上映できたという事が感慨深いです。映画のエンドロールを見た時に、この作品にはこんなに沢山の人が関わっているんだという事に胸がグッときました。僕たち演者だけでなくて、現場のスタッフ、そしてこうして上映するにあたっても裏で沢山のスタッフが動いてくれています。その支えがあって今僕たちはこうして壇上に立てている事に感謝しています。最後になりますが、平日の遅い時間に皆様お越し頂きまして本当にありがとうございます。

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映画「クローゼット」

テアトル新宿ほか全国順次公開中

若い女性が歌舞伎町のビルで飛び降り自殺した実話をもとに、「日本駆け込み寺」や毎日新聞記者等に綿密な取材を重ね、本当に私達にとって必要なものは何か?と観客に問いかける作品です。人気漫画家・イラストレーターの浅田弘幸氏描き下ろしのポスタービジュアルも評判を呼んでおります。

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三濃川陽介 栗林藍希 新井郁 尾関伸次 青柳尊哉、篠田諒 永嶋柊吾
草村礼子 渡辺いっけい
監督:進藤丈広
エグゼクティブプロデューサー:美斉津明子 アソシエイトプロデューサー:岩本勤 ラインプロデューサー:高瀬博行 脚本:澤田文
音楽:桃井聖司 撮影:田島茂 照明:古橋孝映 録音:伊藤裕規 編集:田巻源太
装飾:市村優 音響効果:野崎博樹 助監督:田口桂 キャスティング:吉川威史 ヘアメイク:井川成子・小山徳美 衣装:岩田友裕・奥村祐香 予告編編集:中村和樹・目見田健 スチール:梁瀬玉実 メイキング:赤松桜・川上春奈
イラスト:浅田弘幸 デザイン:倉持美紀 制作プロダクション:アルファセレクション 制作協力:日活スタジオセンター 配給:アークフィルムズ
製作:2020「クローゼット」製作委員会 (株式会社アルファセレクション 株式会社Six point THREE 株式会社コクーン)
日本 / 5.1ch / カラー / 95 分 © 2020「クローゼット」製作委員会 公式サイト: https://www.closet-movie.com/ 公式SNS: Twitter(@Closet_eiga) Instagram(@ movie_closet_official)
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