映画情報どっとこむ ralph 2018年に初監督作品「かぞくへ」が約1万人を動員した春本雄二郎が監督いたします長編2作目「由宇子の天秤」が、この度、10/7~10/16で開催される釜山国際映画祭のニューカレンツ部門(新人監督コンペティション)に選出されました。

また、2019年のキネマ旬報主演女優賞を受賞した瀧内公美に加え、光石研をはじめとして、松浦祐也、和田光沙、池田良、川瀬陽太と言った、インディペンデントの枠を超えた実力派俳優陣の参加も明らかになっております。

映画情報どっとこむ ralph そして映画祭決定、ワールドプレミアに合わせて、監督の春本雄二郎からもコメントが到着。

春本監督コメント:
数年前の実際に起こった衝撃的な出来事から、この映画の着想を得ました。
メディアが誤った情報を報道し、事件の当事者ではない人たちが、ネット上で自分たちのインスタントな“正義”を無邪気に振りかざし、無実の人間の日常を一瞬にして破壊したのです。驚いたことに、その人たちの中には、攻撃した相手と好意的な交流があった人もいました。
そこで私は、自分の正しさを信じて疑わない人が、反対に、追い詰められた先に見せる姿を捉えたいと思いました。
急速な社会の情報化が、私たちから奪ったものは何なのか。いつから人々は身を守るために『より大胆』に、もしくは『より巧妙』に嘘をつくようになったのか。
一作目の「かぞくへ」企画以前からできていた脚本が、ようやく映画化し、釜山国際映画祭という世界が注目する素晴らしい舞台で初公開できることを嬉しく思います。ご協力いただいた多くの皆様に深く感謝いたします。
この映画が多くの人に届き、私たちの豊かな未来の一助となることを願っています。
脚本・監督・プロデューサー:春本雄二郎

映画情報どっとこむ ralph 合わせて海外映画祭用のポスタービジュアルも到着しました。

映画『由宇子の天秤』
2021年公開予定

【ストーリー】
ドキュメンタリーディレクターの由宇子は、今、世に問うべき問題に光を当てることに作家としての信念を持ち、そのためには妥協を許さず、保守的な製作サイドと衝突することも厭わない。
一方で、唯一の家族である実父の政志が経営する塾を手伝い、慎ましくも幸せに二人三脚で生きてきた。
けれども、ある日、由宇子が思いもかけない政志のある行動によって、由宇子の信念を激しく揺さぶる事件が起きる…。
“正しさ”とは何なのか、物事を善と悪に二極化しがちなこの時代に一石を投じる、葛藤しながらも答えをみつけ出そうともがく人間の姿を硬質な視点で切り取る人間ドラマ。

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『スタッフ』
脚本・監督・編集:春本雄二郎
プロデューサー:春本雄二郎 ・ 松島哲也 ・ 片渕須直
ラインプロデューサー:深澤知 / キャスティング:藤村駿
撮影:野口健司 / 照明:根本伸一 / 録音・整音:小黒健太郎 / 音響効果:松浦大樹
美術:相馬直樹 / 装飾:中島明日香 / 小道具:福田弥生 / 衣裳:星野和美 / ヘアメイク:原田ゆかり
医療監修:林恭弘 / ドキュメンタリー監修:鎌田恭彦・清水哲也
メイキング:荒谷穂波 / 英語字幕:ドン・ブラウン 櫻井智子

『キャスト』
瀧内公美 / 河合優実 / 梅田誠弘 /
松浦祐也 / 和田光沙 / 池田良 / 木村知貴 /
前原滉 / 永瀬未留 / 河野宏紀 / 根矢涼香 /
川瀬陽太 / 丘みつ子 / 光石研 ほか

製作:映画「由宇子の天秤」製作委員会
製作協力:高崎フィルム・コミッション
特別協力:株式会社 鈍牛倶楽部 ・ 日本大学芸術学部 映画学科 放送学科
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会

(日本/152分/カラー/5.1ch/1:2.35/ドラマ/DCP)
©️2020 映画工房春組

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