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津軽地方を舞台に津軽三味線が得意な少女の成長を描いた小説「いとみち」(越谷オサム著、新潮文庫刊)が映画化される。監督・脚本は青森市出身の横浜聡子。ヒロイン相馬いと役は、青森県平川市出身の女優駒井蓮。気鋭の青森県人2人が地元でタッグを組む。
コロナ禍で中断されていたクランクインがようやく決定、撮影は9月中旬から全編津軽地方で行われ、2021年の全国公開を目指す。 このたび、応援サポーターとして青森にゆかりのある漫画家・安彦良和が決定。ヒロインいとと、津軽メイド珈琲店の仲間たちとの温かな交流、津軽弁<まいね:ダメの意>をキュートに描いた津軽愛あふれるイラスト作品が完成。8月31日より始動の『いとみち』のクラウドファンディングサイト「HANASAKA(ハナサカ)」で、<安彦良和×映画『いとみち』コラボTシャツ>が返礼品となることが発表されました。 |
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さらに、 安彦良和(ヤスヒコヨシカズ)コメント 女子高生、美少女、ローカルであったかい人間模様、リンゴ、岩木山、桜、そして津軽三味線、おまけにメイド喫茶! 当たる要素がてんこもり!!これだば当たるんでないべか。ぜったい当たるっきゃあ!当たるんでないかい。 ![]() 【プロフィール】 1947年北海道遠軽町に開拓民の3世として生まれる、66年弘前大学入学、学生運動の結果、除籍となり上京、「機動戦士ガンダム」でアニメーター&作画監督、「クラッシャージョウ」で監督を経験、のちに自身が原作の「巨神ゴーグ」を生み出す。後にマンガ家に転身。「アリオン」「ヴイナス戦記」、「クルドの星」「ナムジ」「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」他を執筆、今現在、講談社アフタヌーンにて「乾と巽」を執筆中。 |
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●横浜聡子監督コメント 映画のシナリオを書くのに数ヶ月や数年かけたとしても、撮影され人の目に触れなければ、それは「世に存在しないもの」とみなされるようです。私の机の引き出しの中には撮影まで至らなかったいくつものシナリオが沈黙し眠っています。私自身がうみ出した登場人物たちを、私自身が殺してしまったような感覚です。今作『いとみち』も今年の3月、コロナ禍により撮影準備中断を余儀なくされ、「世に存在しない映画」という運命を辿りかけました。尽力してきた関係者全員の思いや行動が全て泡に帰すのだろうか。絶望の淵でした。あれから数ヶ月を経て、ほんの少しだけ現状を冷静に見ることができるようになり、我々はこの映画の撮影をすることを選択しました。それはもちろん、蔓延する疫病に感染しない・感染させないための最大限の努力が常に必要とされる選択です。そして感染回避のための諸々の出費に、今現在、映画製作費が逼迫されており、この度クラウドファウンディングで皆様にご支援をお願いさせていただく運びとなりました。映画『いとみち』を何とか世に生み出し、育ててゆきたいです。ですが、誰しもが生きるのに精一杯という現況の中、こうして映画製作費の支援を募ることに対し、率直に申して心苦しいという気持ちも自分の中に共存しております。監督である私自身、このような揺らぐ思いでこの文章を綴っておりますが、皆様のお心の中に、映画『いとみち』が参入する余地がもしございましたら、どうかお力添えいただけませんでしょうか。最後になりますが、10000円以上のご支援への御礼である、安彦良和氏描画のイラスト入りTシャツはとても素晴らしいので、ぜひお手にとっていただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。 ![]() ●駒井蓮コメント |
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【東奥日報クラウドファンディングHANASAKA!】
www.toonippo.co.jp/feature/hanasaka/top 返礼品一覧 3,000円 3,000円【お気持ちコース】 10,000円 10,000円【リターン不要の方向け】『いとみち』完成応援コース 30,000円 ➅30,000円【リターン不要の方向け】『いとみち』完成応援コース ⑦【企業様向け】50,000円 |
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「いとみち」
2021年、青森先行上映、全国公開 |
監督・脚本:横浜聡子
出演:駒井蓮、豊川悦司
原作:越谷オサム『いとみち』(新潮文庫刊)
製作:『いとみち』製作委員会(アークエンタテインメント、晶和ホールディング、日誠不動産、RAB青森放送、東奥日報社、
ドラゴンロケット)
配給:アークエンタテインメント