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キャラクター紹介動画到着

 
横浜聡子監督最新作の映画『海辺へ行く道』が8月29日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか全国公開となります。
海辺へ行く道
 
この度、主人公・奏介と彼に関わる少しおかしな大人たちの動画を一挙に集めた特別動画が解禁されました。また、俳優・池松壮亮氏らからの応援コメントも到着しました!
 
解禁されたのは、主人公・奏介と奏介を取り囲む少しおかしな大人たちそれぞれが個性たっぷりに表現され、本作の世界観がより一層伝わるキャラクター動画を一挙に集めた特別動画。
キャラクターたちの魅力が一瞬であふれ出す印象的なシーンが盛り沢山に収められている。
 

【予感編】


いろんな人にいろんな事を頼まれがちな中学二年生の美術部員・奏介(原田琥之佑)、奏介と一緒に暮らす寿美子(麻生久美子)、妙な関西弁を使う包丁売りの高岡(高良健吾)、高岡の恋人でパリへ行きたいヨーコ(唐田えりか)の4名。次々と依頼が舞い込む様子や一緒にものづくりをしている先輩・テルオのアトリエに出向いたり、学校で大きな絵を描いている奏介をはじめ、家で飼っている黒猫の行方が気になる寿美子や小さな魚を華麗に捌く高岡、“わたし、宇宙へ帰るとこ”と立花に金魚を預かって欲しいと手渡すヨーコと各々の個性が際立つ。
   

【自由編】


街の不動産屋でアーティストや移住希望者へ住居を案内する理沙子(剛力彩芽)、アーティストから借金を回収しに街に戻ってきたメグ(菅原小春)、いつも海からランチを食べにやってくる五郎(宮藤官九郎)、海辺でランチ販売をしている静香(坂井真紀)の4名。思わずクスっと笑ってしまうユーモアを感じさせてくれる。
 

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著名人からの応援コメント

 
また、劇場公開を前に本作を鑑賞した著名人からの応援コメントも到着
   
コメント ※敬称略・順不同
   
池松壮亮(俳優)
横浜聡子作品が優しい寄り添いと共に、消えることのない深い余韻をまた残してくれた。
驚きや可笑しみや、創造することが日常の隣にあるこの街では、不思議なことや、魔法のような出来事が日々起こる。
アートとは何かという問いに現代からの答えは無いが、ここには神秘的な出会いや喜びが溢れている。
この街の誰でもないところからの眺めは、わたしたちを純粋で豊かで、生き生きとした場所へと誘ってくれる。
   
北川フラム(アートディレクター)
真っ青な空と海を背景に、若者の感覚が交錯するやわらかな展開に、こちらの日常性が揺らいだ。
不思議さ、感応、包摂、循環、浸透、ズレ・・・。
発生期の美術が立ち向かう混沌と断絶の現代社会を爽やかに流れゆく、映画ならではの透明な気持ちの良さ。
横浜聡子は断絶の時代のメルヘンを描いた。
   
やまだないと(友人・漫画家)
白黒の三好さんのあの海辺の街に色がつくと、きっとこんな風景だったんだな。
無表情なようでいて、みんなこっそり日々のすみっこのできごとににんやりしてる。
ひっそり明日を楽しみにしてる。
吉祥寺でもかかるんだって,三好さん。あ、照れてますね?
   
トミヤマユキコ(マンガ研究者/白百合女子大学准教授)
三好銀のマンガを読んだ後に感じる、夢と現実のあわいをふわふわ心地よく漂う感覚を、この映画からも感じることができた。横浜監督が原作を全力で愛しつつ、しかし、ただマンガをなぞって終わりにならないよう、じっくり丁寧に映像へと昇華してくれたことが伝わってきて、わたしまでうれしい気持ちになった。
へんてこで、かわいくて、どこにも似ていないこの街に、わたしもいつか行けたらいいのに。
   
宮代大嗣(映画評論)
横浜監督のフィルモグラフィー上、もっとも大きなスケールと未来への視野を持った傑作!
この道はどこへ続いていくのか?
自分の選んだ道は、果たして正しかったのだろうか?
この映画に吹く潮風の香りは、すべてを笑いとばしてくれる。ウソっぱちな言葉に救われる心を発見する。
思いがけないダンスに救われる体を発見する。
あなたがついてくれた小さなウソに、来世でも感謝したくなる。
   
伏見 瞬(批評家/ライター)
たくさんの魅力が混ざっている。
少年が新たな世界に出会う青春劇の魅力。うさんくさくて不思議な人々が織りなすコメディの魅力。
太陽と海の間で溢れる光の魅力。
そして、撮影と編集によって躍動を生み出すアクションの魅力。
魅力の混ざった柔らかいメレンゲの中で、アートと資本の関係が再定義されていく。
誰かを糾弾することなく、映画という形式への愛を持って表現と社会を捉え直した。
長く愛されるべき映画。
   

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映画『海辺へ行く道』

 
8.29(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
 
予期せぬ出来事と出会う人生の幸福を陽気なユーモアと想像力で描く、すべての登場人物が愛おしい、ちょっとおかしな人生讃歌!
映画『海辺へ行く道』の脚本・監督は、『ジャーマン+雨』『ウルトラミラクルラブストーリー』『俳優 亀岡拓次』『いとみち』でその度ごとに話題を巻き起こして来た、横浜聡子。最新作は、知る人ぞ知る孤高の漫画家・三好銀の晩年の傑作「海辺へ行く道」シリーズをまさかの映画化。主演をつとめるは、約800人のオーディションを経て主演を射止めた15歳(当時13歳)の俳優・原田琥之佑。麻生久美子、高良健吾、唐田えりか、剛力彩芽、菅原小春、諏訪敦彦、村上淳、宮藤官九郎、坂井真紀ら個性豊かな大人たちに加え、蒼井旬、中須翔真、山﨑七海、新津ちせなど、実力派の若手俳優たちが見事集結。さらに、様々なシーンから熱烈な支持を受ける至高のラップトリオDos Monosのフロントマン荘子itが、初の映画音楽を担当。
本作は、第75回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門Kplusにて正式上映され、特別表彰を獲得した。また、今年で6回目を迎える日本最大級の芸術祭・瀬戸内国際芸術祭2025への参加も決定、8月に3回同芸術祭で上映される。映画ながら、現代アート作品のひとつとして芸術祭に参加する稀有な作品となった。なお、同芸術祭での映画の参加は本作が初となる。
 
 
公式サイト:
umibe-movie.jp
 

アーティスト移住支援をうたう、とある海辺の街。のんきに暮らす14歳の美術部員・奏介(原田琥之佑)とその仲間たちは、夏休みにもかかわらず演劇部に依頼された絵を描いたり新聞部の取材を手伝ったりと毎日忙しい。街には何やらあやしげな“アーティスト”たちがウロウロ。そんな中、奏介たちにちょっと不思議な依頼が次々に飛び込んでくる。ものづくりに夢中で自由奔放な子供たちと、秘密と嘘ばかりの大人たち。果てなき想像力が乱反射する海辺で、すべての登場人物が愛おしく、優しさとユーモアに満ちた、ちょっとおかしな人生讃歌。
海辺へ行く道

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原作:三好銀「海辺へ行く道」シリーズ
(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
監督・脚本:横浜聡子
出演:原田琥之佑
麻生久美子 高良健吾 唐田えりか 剛力彩芽 菅原小春
蒼井旬 中須翔真 山﨑七海 新津ちせ
諏訪敦彦 村上淳 宮藤官九郎 坂井真紀
製作:映画「海辺へ行く道」製作委員会
配給:東京テアトル、ヨアケ
2025年/日本/スタンダードサイズ/5.1ch/140分/G
©2025映画「海辺へ行く道」製作委員会
書影のコピーライト ©三好銀/KADOKAWA
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