先日7月25日に北米公開し、小規模公開(361館)ながらオープニングTOP10にランクイン!
また故フィリップ・シーモア・ホフマン最期の主演作としても話題の 『誰よりも狙われた男』 の日本の公開日が、10月17日(金)に決定です! 初日の決定に併せて、7月25日に全米公開を迎えたばかりの劇中写真を解禁となりました。 |
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主演のフィリップ・シーモア・ホフマン。
『カポーティ』ではアカデミー賞主演男優賞に輝き、昨年も『ザ・マスター』での鬼気迫る演技で我々を魅了したばかり。ですが、2014年2月2日、突然の訃報に世界中が衝撃。まだ46歳の若さでした。 原作者のル・カレは故ホフマンについて「フィリップと初めて出会った時の衝撃を超える俳優にはまだ出会っていない。リチャード・バートンやバート・ランカスター、アレック・ギネスでも無い。フィリップはまるで彼の人生で会うのを待ちわびていたかのように迎えてくれ、彼はいつも人々にそう振舞っているのだと思う。」と語る一方で、この世を去ってしまった今「私たちはもう一人のフィリップを長い間待つこととなるだろう。」とその存在を惜しんでいる。 |
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物語は・・・
ドイツの港湾都市ハンブルク。諜報機関でテロ対策チームを率いる練達のスパイ、ギュンター・バッハマンは、密入国したひとりの若者に目をつける。 彼の名前はイッサ。体中に拷問を受けた無数の傷跡があり、イスラム過激派の容疑をかけられ国際指名手配されていた。 イッサは人権団体の若手弁護士の女性、アナベル・リヒターを介して、銀行家のトミー・ブルーと接触。 彼の経営する銀行に、イッサの目的とする秘密口座が存在しているらしい。 一方、CIAの介入も得たドイツの諜報界はイッサを逮捕しようと迫っていた。 しかしバッハマンはイッサをあえて泳がせ、彼を利用することでテロリストへの資金支援に関わる“ある大物”を狙おうとしていた…。 |
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海外レビューです! 「フィリップ・シーモア・ホフマンの演技が光る。非常に空気の張り詰めた一流のスパイスリラーだ。」(LA Times) 「ホフマン最期の素晴らしい演技が見られる。ひねりのきいた一級の作品だ。」(Rolling Stone) 「本作のイタチごっこは、興味深くもあり、身近に感じる。ホフマンの魂のこもった演技が作品のレベルを押し上げた。」(Newsday) 「見事に練られた作品は、観客を惹きつけるだろう。」(Hollywood Reporter) |
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世界の映画評サイト、ロッテントマトでも、同じ原作者で多数の賞にノミネート・受賞を果たした『裏切りのサーカス』の公開直後の84%を大幅に上回る、90%が絶賛と高評価です。
『誰よりも狙われた男』 は、2014年10月17日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国公開です。 公式HP: www.nerawareta-otoko.jp |
監督:アントン・コービン 『コントロール』『ラスト・ターゲット』
原作:ジョン・ルカレ 『誰よりも狙われた男』(早川書房)
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、レイチェル・マクアダムス、ウィレム・デフォー、ロビン・ライト、ニーナ・ホス、ダニエル・ブリュール
2014年/アメリカ・イギリス・ドイツ/英語/カラー/DCP/シネスコ/122分
原題:A MOST WANTED MAN
配給:プレシディオ 協力:TCエンタテインメント
© A Most Wanted Man Limited / Amusement Park Film GmbH
© Kerry Brown