映画情報どっとこむ ralph 機動戦士ガンダム誕生40周年、さらに宇宙世紀の新たな100年を紡ぐ「UC NexT 0100」プロジェクトの第2弾となる映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、ガンダムの生みの親である富野由悠季により、1989年に出版され発行部数計130万部を誇る同名小説を原作に、アニメーション映画として今年7月23日(祝・木)より全国ロードショーとなります。

ファンイベント「GUNDAM FAN GATHERING-『閃光のハサウェイ』 Heirs to GUNDAM-」の公演の模様が、YouTubeライブにて配信されました。

幕開けは『機動戦士ガンダム』から始まる宇宙世紀の壮大なストーリーがどんな<歴史>だったのかを描いた約5分間の特別映像。続いて、本イベントのスペシャルゲストとして、レジェンドの古谷徹、池田秀一が登場。

古谷は、「『逆襲のシャア』では、シャアを超えることのできるような格好良さを演じられたのではないかと感じていました。終わったと思っていたのにまさか続く作品があるとは思っていなかったです」
池田は、「『逆襲のシャア』で僕はアムロとシャアは決着がついたと思っていました。『閃光のハサウェイ』ではこうして富野監督原作で新たな時代を迎えるのも因縁深いなと感じています。新たなガンダムの世界を、若い人たちで作ってくれたらいいな」と、『機動戦士ガンダム』(ファーストガンダム)から『逆襲のシャア』そして最新作『閃光のハサウェイ』への思いを語った後、話題は最新作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』へ。

古谷徹・池田秀一による朗読劇が展開。舞台が暗転すると、流れ始めたのは『逆襲のシャア』のクライマックスシーン。アクシズが地球へ向かって落ちるのを、アムロが操縦するνガンダム1機が隕石の先端で止めようとする。と、そこへ地球連邦軍だけでなくジオン軍の機体が集まる、ファンなら誰もが脳裏に焼き付いている場面だ。そして、ステージ上の古谷徹・池田秀一によって、アムロとシャアの最後のやり取りが演じられる。生の迫力が配信画面を越えて十分に伝わるパフォーマンスだった。

アムロとシャアのドラマが締めくくられると映像は、最新作『閃光のハサウェイ』の初公開特報へ。

映画情報どっとこむ ralph さらに映像につづきメインキャストに抜擢された、小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一がステージ上に登場した。
『機動戦士ガンダム閃光 のハサウェイ』声優発表イベント

<キャストのコメント>
小野賢章(ハサウェイ・ノア役)

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ
最初は選ばれたなんて信じられなかったです。今やっと実感してきました。プレッシャーは感じていますが一生懸命やらせていただいています。今回のハサウェイ・ノアを初めて見たとき『逆襲のシャア』から12年ほど経った時代で、立派な青年になっていて、しっかり大人になったのだなという印象がありました。ハサウェイが持っている闇が見え隠れするように、僕自身のニュータイプで、僕の感性で演じられればと思います。

上田麗奈(ギギ・アンダルシア役)

ギギ役に決まった時は、嬉しかった半面、プレッシャーが大きすぎて逃げだしたいと思いましたが、今の自分にしか出来ないことを一生懸命やりたいと強く思っています。ギギを初めて見た時は大人っぽいな、美しい人だなという印象です。しかし今改めてよく見ると、大人っぽいけど可憐な少女っぽい部分もあるなと思いました。そして隙のある感じ、危うさも感じられるので、その部分や彼女の思いを大切に丁寧に、素直な気持ちで演じられればと思います。

諏訪部順一(ケネス・スレッグ役)

オーディションでケネスの資料を見た際、自分的にとてもしっくりくる感じがしたので、出演が決まった時は本当に嬉しかったです。ガンダムとの最初の出会いは小学生の時のファーストですので、宇宙世紀の世界を生きることが出来るというのは感無量で。本作のケネスは伊達男感のあるキャラクターですが、しっかりとした軍人でもあります。彼の様々な魅力を十二分に引き出せるよう努めていきたいと思います。これまでの歴史に敬意を払いながら、全力で頑張りますのでよろしくお願いします。

メインキャストの発表を受け、本作の見どころを、プロデューサーの小形尚弘は、「村瀬監督の実写方向の映像、あわせて、キャラクターたちの等身大の年齢に近い、生っぽい芝居をしていただけるキャストたちに集まっていただきました。また、メカに関してもアニメサイドから出して来たらOKしないような複雑なものになっていますが、30年前にはなかった3Dを今回は多く使っています。そこも含め今までのガンダムとは違う感じになっています。また、原作の富野さんが社会情勢をとても勉強され、たくさん盛り込んでいました。今の社会は富野さんが危惧している世界に近づきつつあるので、今やることに意味があると思っています。今の人たちに見てほしいという思いが強いです」と解説。

アニメ評論家の藤津亮太さんは、「メロドラマではないですが、ハサウェイ・ノア、ギギ・アンダルシア、ケネス・スレッグの3人の感情の天秤のような揺れ具合が1つのポイントになっていますよね。またハサウェイのまだ公開にはなっていませんが主人公機であるΞ(クスィー)ガンダムの姿も早く知りたいです」
と期待を寄せている。

ティザービジュアル解禁!!
『機動戦士ガンダム閃光 のハサウェイ』ティザービジュアル
先日解禁されたばかりのティザービジュアルでは、
凛々しい眼をして遠くを見つめるハサウェイ・ノアのビジュアルに
「シャアの理想とアムロの情熱 2人の意志を継ぐ者」というキャッチコピーが添えられている。
また、ハサウェイ・ノアの後ろには、シャアとアムロの背中が並び
これからどのような戦いが待っているのか、静かな闘志を感じさせ、期待感高まる
ティザービジュアルが完成した!

イメージビジュアル解禁
『機動戦士ガンダム閃光 のハサウェイ』イメージビジュアル
本作のキャラクターデザインを担当し、
アニメやゲームのイラストを多く手掛けるpablo uchidaさんが描き下ろし!

荒れ狂う爆風から逃げ惑う人々の奥に現れる巨大なモビルスーツが印象的なビジュアルで、これまでのガンダムの世界とは一線を画す世界観が描き出されている。このシーンが本編でどのように描かれるのか、想像力を掻き立てられるイメージビジュアルが完成した!

映画情報どっとこむ ralph そして、話題は、作品内容から音楽へ。
『機動戦士ガンダムUC』、『機動戦士ガンダムNT』の劇伴を担当した澤野弘之さんからのVTRコメントが披露された後、本作の主題歌を務める[Alexandros]が発表され、ゲストとして登場。本作への意気込みを語った。

澤野弘之コメント
先日レコーディングを終えまして、今回もオーケストラの楽曲や歌の曲で参加させていただいて、納得のいく作品ができたと思います。今回は監督やプロデューサーとのお話の中で、大人のガンダムを意識しているとお聞きしたので、音楽的にもそういうアプローチをしました。ものすごくメロディで押すというよりも、サウンドで構築している曲を作ってみました。そのあたりがこれまでのガンダムとは違うところかなと感じています。今回も自分なりにエンターテインメント性を表現しようと思い作ったので、ぜひ皆さんにお越しいただければと思っています。7月23日、よろしくお願いいたします!

主題歌を担当する[Alexandros]のコメント
主題歌に決まったと聞いた際はとても嬉しかったです。『逆襲のシャア』では、あるシーンで看板にALEXANDERS(アレクサンダーズ)という文字が出てきたんです。ALEXANDERS(アレクサンダーズ)は今のバンド名[Alexandros]を決める時に候補の一つだったので、そういうところも運命的なものを感じました。ガンダムの壮大なストーリーの中の一部を担わせていただくということで、みんなで気合入れて楽しく制作していますので、必ずいいものが出来ると思います。
  
最後に、ファンの皆さんへのメッセージとして、[Alexandros]の川上洋平より、「めっちゃかっこいい曲を作りたいと思いますので楽しみにしていてください。」

そして、ガンダム宇宙世紀シリーズを代表して、古谷徹は、「アムロとシャアが紡いできた宇宙世紀機動戦士ガンダムの正当なる継承作品だと思っております。ぜひともこの作品で新しいガンダムファンを獲得していただいて、さらにガンダムワールドが広がるようにと今から期待しています。大ヒットしていただき、またアムロとシャアの物語ができたらいいな」と笑顔で語った。
メインキャストを代表して小野賢章より、「池田さん古谷さんの生のお芝居を観て、身が引き締まる思いです。でもまた1つギアを上げることができた気がします。歴史の長いガンダムシリーズの主人公をやれること、光栄に思いますし責任を果たせるように頑張ります、劇場公開楽しみに待っていてください」と、コメント。

約2時間におよぶファンイベントの幕を閉じました。

いよいよ始まるガンダムシリーズのマスターピース『逆襲のシャア』の正統なる続編かつ、ガンダム40周年の集大成でもある『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の本格始動にご期待ください。

映画情報どっとこむ ralph 『閃光のハサウェイ』

2020年7月23日(木・祝)全国ロードショー
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ティザービジュアル (c)創通・サンライズ

STORY

―ネジェンって、知っているかい?
それを知っているなら、連れていってあげる―

第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)の終結から12年が経過したU.C.0105―。

人類と宇宙世紀の未来を示すかと思われた“アクシズ・ショック”を経ても、世界は変わらず混乱状態にあり、断続的に軍事衝突が発生していた。地球連邦政府の腐敗もさらに進んでおり、上層部は地球の汚染を加速させただけでなく、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」を行っていたのである。

そんな地球圏の腐敗に立ち上がったのが、「マフティー・ナビーユ・エリン」と呼ばれる人物が率いた反地球連邦政府組織「マフティー」であった。彼らは地球連邦政府高官を次々と暗殺するという苛烈な武力行使に手を染めていたが、連邦政府への反発を強める民衆からは一定の支持を得ていた。その「マフティー」本人を名乗り、指揮する人物こそ、かつて一年戦争にも参加した地球連邦軍士官ブライト・ノアの息子で、シャアの反乱の阻止にも参加していたハサウェイ・ノアであった。

アムロ・レイ、シャア・アズナブルの理念と理想を肌で知る彼は、ふたりの意思を宿した戦士として、武力による抵抗から道を切り拓こうと画策していたのである。だが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いが、彼の運命を大きく変容させるのであった。

https://youtu.be/T4Dfzz8XMQs

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【スタッフ】
企画・製作:サンライズ 原作:富野由悠季、矢立 肇
監督:村瀬修功 脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン:pablo uchida、恩田尚之、工原しげき キャラクターデザイン原案:美樹本晴彦
メカニカルデザイン:カトキハジメ、山根公利、中谷誠一、玄馬宣彦 メカニカルデザイン原案:森木靖泰
色彩設計:すずきたかこ 撮影監督:脇顯太朗 CGディレクター:増尾隆幸、藤江智洋
編集:今井大介 音響演出:笠松広司 録音演出:木村絵理子 音楽:澤野弘之
配給:松竹
©創通・サンライズ
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