この度、2/24(祝・月)に 俳優の竹中直人・山田孝之・齊藤工、3監督の共同制作が注目される、大橋裕之氏の短編漫画集『ゾッキ』の実写映画がクランクアップを迎えました。 撮影地は大橋氏の生まれ故郷、愛知県蒲郡市。 1シーンを3監督で演出するなど、挑戦が続く中、映画支援のために組成された地元の実行委員会は、スタッフ・キャストのロケ弁当に添える応援メッセージを募ったり、蒲郡市全体を巻き込んでロケ支援を行いました。 3監督から撮影を振り返るコメントや、撮影中の写真が届きました。 映画初メガホンとなる山田監督は2人の撮り方を見て、後半から始まる自身の担当シーンに備えていたが、撮影が始まると、初めてとは思えないほど落ち着いていた。3監督は俳優としての視点を生かしてキャストの立場に立ち、身体やメンタルのケアなど、演じやすい環境作りに努めた。それぞれ実演して演出する場面が見られたが、それ自体が見事で拍手が湧き上がった時もあった。 |
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■竹中直人(監督)コメント 全てのキャスティングが、山田孝之組も、齊藤工組も最高のキャストが集まったと思いますね。僕も本当に理想のキャストだった。役者を演出するのはとても楽しい仕事なんで、撮影が終わって、今すごい寂しいですよ。でもこれからどんな風に仕上がっていくのかという緊張があるので、これからが始まりです。蒲郡の皆さんには大変お世話になりました。本当に良い所ばっかりでしたね。ロケハンも順調だったし。1箇所許可が降りないってなった時にちょっと焦ったんですけど、撮影がなかった時に散歩したら素敵な場所が見つかって、近所の方々もとても協力的な方で、とても皆さん優しくて。蒲郡の天候にも恵まれて、寒いと言っても耐えられない寒さじゃなかった。どこに行ってもご飯が美味しかった。皆さんが作ってくれたお弁当も、とても美味しかった。毎日毎日手書きのメッセージを頂けたのは本当に素敵な時間で、あっという間でした。 ■山田孝之(監督)コメント ■齊藤工(監督)コメント |
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■大橋裕之(原作者)コメント お弁当に付いてくるメッセージカードは、幼稚園の園児さんたちが書いてくれて、すごい嬉しいなと思ったんですけど、漫画の内容として、友達のお姉ちゃんのパンツを売ってもらったりとか、道すがら女の人のお尻を触ろうとしたりと、ちょっと大丈夫かな…?僕は大丈夫なんですけど…。でも本当に10何年前になんとなく描いた漫画が映画化して、取り上げて頂いてすごい嬉しいです。やり続けてきて良かったなと思います。映画のスタッフ様も、蒲郡の街の方も関わった皆様が喜んで下さってるのが本当に嬉しいです。まだまだ公開前、公開後も大変だと思うんですけど、宜しくお願いいたします。楽しみにしています。
これから編集作業に入っていく。2021年全国公開予定。 |
製作:映画『ゾッキ』製作委員会
制作:and pictures、ポリゴンマジック
配給:イオンエンターテイメント
支援:映画『ゾッキ』蒲郡プロジェクト委員会
後援:蒲郡市、蒲郡商工会議所、蒲郡市観光協会