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上海国際映画祭凱旋映画やドラマで俳優として活躍する一方、監督やプロデュース業でも多彩な才能を発揮している齊藤工が監督を務める、映画『スイート・マイホーム』が、上海国際映画祭で絶大な人気を集めて上映され、6年ぶりに華やかに登壇した齊藤工監督の姿に、会場は拍手喝采となり、熱狂的に迎えられました! 長編コンペティション部門では、見事、最優秀作品賞、最優秀女優賞、最優秀脚本賞の3冠に輝いた熊切和嘉監督の『658km、陽子の旅』や、山田洋次監督の『こんにちは、母さん』に加え、GALA部門では山下敦弘監督の『1秒先の彼』と共に出品された『スイート・マイホーム』では、齊藤工監督が2018年に『blank13』で同映画祭アジア新人賞部門で新人監督賞を受賞して以来、6年振りに上海に凱旋した。 |
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舞台挨拶付き上映齊藤監督の舞台挨拶付き上映チケットは予約の開始からわずか1分足らずで1,200の客席が完売し、上映会場との往来ではあっという間にファンに囲まれて写真撮影とサインを求められるなど、齊藤監督の中国での絶大な人気を改めて証明する状況が続いた。 17日に満席の観客の中で上映された本作。上映後の舞台挨拶では、本作の中村陽介プロデューサーとともに登壇した齊藤監督は大歓声で迎えられ、質疑応答では作品のテーマに深く踏み込んだファンとの意見交換が活発に行われた。 また、ラストシーンについて聞かれると、「全てはラストシーンに向かって作られた映画で、小説だから描ける描写を実際に僕らが映画としてどう映すべきなのかということは、とても強く考えました。直接的な表現に迫りながらも、そこから反射される主人公・賢二の瞳に何が映ったのか。賢二の目に映ったものや、観客である皆さんの目に映ったもの。人それぞれ違っていいと思うんですけれども、自分の中にももしかしたら、ある悪魔が少しのきっかけからどんどん大きくなっていくような、遠い話ではなく自分の中にももしかしたらあるんじゃないかという思いを持ちながら描きました」と答えた。 授賞式また授賞式では、最優秀アニメーション部門のプレゼンターとして、多くのアニメーション作品を手掛けてきた真木太郎氏とともに齊藤監督が登壇。 |
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映画『スイート・マイホーム』日本国内では9月1日より全国公開される。 公式サイト: 公式Twitter: |
出演:窪田正孝
蓮佛美沙子 奈緒
中島 歩 里々佳 吉田健悟 磯村アメリ
松角洋平 岩谷健司 根岸季衣
窪塚洋介
監督:齊藤 工
原作:神津凛子「スイート・マイホーム」(講談社文庫)
脚本:倉持 裕
音楽:南方裕里衣
製作:鳥羽乾二郎 太田和宏 高見洋平 人見剛史 松下寿昭 澁谷京子 福山雅治
エグゼクティブプロデューサー:福家康孝 新井勝晴 プロデューサー:中村陽介 赤城 聡
ラインプロデューサー:飯塚信弘 撮影:芦澤明子(J.S.C)
照明:菰田大輔 美術:金勝浩一 録音:桐山裕行 装飾:山田好男 編集:髙橋幸一 音響効果:安江史男
スクリプター:工藤みずほ スタイリスト:高橋さやか ヘアメイク:中山有紀
音楽プロデューサー:千田耕平 キャスティング:南谷 夢 助監督:是安 祐 制作担当:桑原 学
製作幹事・配給:日活 東京テアトル 制作プロダクション:日活 ジャンゴフィルム 企画協力:フラミンゴ
製作:日活 東京テアトル 講談社 ライツキューブ スターキャット ブルーベアハウス
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
©2023『スイート・マイホーム』製作委員会 ©神津凛子/講談社