本年度アカデミー賞最多 4 部門を受賞した韓国映画『パラサイト 半地下の家族』の日本大ヒットを記念して、24 日、TOHO シネマズ六本木ヒルズにて舞台挨拶が行われ、再来日を果たしたポン・ジュノ監督と 主演のソン・ガンホ、さらにサプライズゲストとして草彅剛が登壇。二人の熱烈なフ ァンだという草彅は、「オスカー受賞おめでとう!今日お会いすることができて本当 に嬉しい」と流暢な韓国語で祝福の言葉を贈り、イベントを盛り上げた。 会場:TOHO シネマズ六本木ヒルズ |
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2月23日現在で、日本興行収入32億円、日本における韓国 映画歴代興収1位となった本作。 これを記念して、この日、金のくす玉が用意され、日本 での記録的な大ヒットを祝福。
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そして、お祝いムードが高まる中、黄色い歓声とともにサプライズゲストとして草彅が登場。 大きな花束を贈呈し、流暢な韓国語で、「わざわざ(再度)日本に来てくれてありがとう!アカデミ ー賞受賞おめでとう!」と満面の笑みで挨拶。憧れの二人を目の前 にテンションが高まった草彅は、「僕はお二人の熱烈なファンで、ソン さんの演技は、いつも参考にさせていただいています。チョナン・カン (韓国での芸名)として活動している時に、何度も共演をオファーした のですが叶わず…でも、今日こうしてお会いできて嬉しい」と怒涛のコメント。 この熱烈な言葉を受けてソン・ガンホは、「20 年前から私たちのファン であることは聞いていたので、私も会いたかった。今日は記念日になり ましたね」と優しく言葉をかけ、ポン監督も「僕も草彅さんが様々な活 動をしていることは知っていました。ソウルで『ぼくに炎の戦車を』と いう舞台を上演した時も、観に行ったんですよ」と明かし、草彅を驚かせた。 『殺人の追憶』( 03)『グエムル ‒漢江の怪物‒』( 06)など二人の作品をたく さん観ている草彅は、本作も「最高のエンタテインメント。退屈するとこ ろが全くなくて、あとでいろいろ話したくなるし、何度でも観たくなる作 品」と絶賛。特にソン・ガンホがインディアンの格好するシーンがお気に 入りだという草彅は、「すごく似合いましたね。赤と黒があって、僕は絶対 にソンさんは赤の方が似合うと思いましたし、あの重要なシーンを迎える ためには赤が必要な小道具になっていると思いました」と持論を展開。こ れを聞いたポン監督は、「正直、撮影に追われ、そこまで二人とも考えたこ とがなかったのですが(笑)、次のインタビューから使わせてもらいますよ」 と茶目っ気たっぷりに受け止めていた。 |
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『パラサイト 半地下の家族』 英題:PARASITE/原題:GISAENGCHUNG は、第 72 回カンヌ国際映画祭パルムドールに続き、第 92 回アカデミー賞作品賞・監督賞・脚本賞・ 国際長編映画賞の最多 4 部門を受賞。特に作品賞は外国語映画初の受賞となり、さらにパルムドールとの W 賞は実の 64 年ぶりという、まさに歴史に名を残す一作となった。 全国大ヒット上映中!
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出演: ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン 監督:ポン・ジュノ(『殺⼈人の追憶』『グエムル -‐‑‒漢江の怪物-‐‑‒』) 撮影:ホン・ギョンピョ ⾳音楽:チョン・ジェイル 提供:バップ、ビターズ・エンド、テレビ東京、巖本⾦金金属、クオラス、朝⽇日新聞社、Filmarks/配給:ビターズ・エンド
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