『パンとバスと2度目のハツコイ』、『愛がなんだ』など、オリジナリティ溢れる世界観でファンを魅了する恋愛映画の旗手・今泉力哉監督と、2019年にドラマ「あなたの番です」での好演もあり、今最も勢いのある俳優・田中圭との初タッグで話題の映画『mellow』(メロウ)が、2020年1月17日(金)に全国公開する。
この度新宿バルト9にて、本作の完成披露試写会が実施された。主演の田中圭をはじめ、岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナ、そして本作のメガホンを握った今泉力哉監督が登壇すると、会場からは黄色い歓声が上がった。 映画『mellow』完成披露舞台挨拶 |
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初お披露目となる今の気持ちを聞かれ 田中さん:メロウな気持ちですよ。『mellow』の完成披露で、メロウな仲間と、メロウな観客の皆さんと、メロウな記者様と過ごせて、メロウな気分です(笑)。 と、タイトル『mellow』に絡めたコメントをすると、 監督:今日メロウって何回言うんだみたいになりますよ!(笑) とツッコミが入り、会場は笑いに包まれた。田中との共演を聞かれ
また『パンとバスと2度目のハツコイ』に続き、監督の2度目のタッグについて聞かれ
と回答すると、 田中さん:めっちゃ良いこと言うね!俺もメロウ、メロウ言ってる場合じゃないな(笑) と感心しきりの様子だった。さらに、初の映画出演について聞かれ
田中さん:めっちゃ上手いこと言えるね!メロウの使い方天才か! と。 本作の着想について聞かれた と作品が出来るまでの裏話を語ってくれた。そうして出来上がった脚本について聞かれ 田中さん:凄く面白かったんですよね。でも、なんでこの話を映画にしようと思ったのか、僕ら全員が経験したことあるような話なんだけど、みんなが見過ごすような小さな気持ちを凄く凄く大事に寄せ集めているような脚本だったので、なるべく監督の言うことを忠実にやろうと意識していました。 と語り、このことに対して 監督:基本的に僕のやり方は1回通しで演じてもらうんです。そうすると自分が思っている以上にキャストが広げてくれるんですよね。今回も田中さんが自分が思っていた真っ当ないい人の夏目を人間らしくしてくれました。 とコメントした。 |
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花を誰かに送ったことがあるかという質問に
田中さん:今までお花にあまり興味がなかったのですが、母が亡くなってから初めて花束をお花屋さんに行って、自分で1本1本選んだりとか、誰かを想いながら作るというのを体感したんです。そんな風にお花に興味を持ち始めたときに、このお話をいただいたので何かの縁を感じましたね。 と作品と実生活の繋がりを語ってくれた。本作のように、どこか見たことのあるような身近な風景を切り取った演出が魅力の今泉監督作品。そんな本作での役づくりについて聞かれ 岡崎さん:やってみると全然難しくて、学ぶことがたくさんありました。日常を意識するようにおっしゃって頂いていたので、セリフをひとつ言うにも“えーっと”など、何気なく使う言葉を入れていいということだったので、そういうのは意識していないと意外と出てこなくて、難しく感じました。 と語ってくれた。 最後に・・・ 田中さん:この映画を見て僕が1番思ったことは、誰かに興味を持つことって、凄く大事なことだなと思いました。興味を持たない限り、その人って他人なんですよね。その人の事を考えたりとか、その人の為にとか、好きっていう感情ももちろん素敵ですし、でもそのきっかけが1つ興味だと思うので、こういう映画がたくさんの人に愛されて、みんなが興味の持てる人が増えて、今より他人という感覚が無くなれば良いな、と凄く思いました。本作を観てメロウな気持ちになってください! と挨拶し、イベントは大盛況で終了した。 |
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映画『mellow』
公式HP: 20年1月17日(金) 新宿バルト9・イオンシネマ シアタス調布 ほか全国公開 |
出演:田中圭、岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナ、白鳥玉季、SUMIRE、山下健二郎(友情出演)(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、ともさかりえ/小市慢太郎
監督・脚本:今泉力哉
主題歌:並木瑠璃「花になる」
音楽:ゲイリー芦屋
製作プロダクション:ダブ
配給:関西テレビ放送 ポニーキャニオン
©2020「mellow」製作委員会