トラン・アン・ユンが美術監修を務め、脚本に惚れ込んだスパイ ク・リーが資金援助するなど巨匠たちのバックアップを得て作られた話題作『第三夫人の髪飾り』( 原 題:「The Third Wife」)が、2019年10月11日(金)より、Bunkamuraル・シネマ他全国順次ロードショーと なります。
アッシュ・メイフェア監督の曾祖母の実話をもとに、美しいベトナムの山間を舞台に、その地を治める富豪 の第三夫人として14歳で嫁いでくる主人公メイと、彼女を取り巻く愛憎、悲しみ、希望を、美しく官能的に 描いた本作品の予告編と本ポスターが合わせて解禁となります。 絹の里、富豪のもとに嫁いできた若き第三夫人。 東洋の美を湛えるベトナムの秘境に語り継がれてきた、 ある一族のファミリーヒストリー。 19世紀、北ベトナム。父権社会で男児を産むことが女の唯一の 務めであった時代、女たちはなにを思い、生きたのか――。若き 第三夫人が一族にやってきたことで、女たちのドラマが動き出し ます。 美しいシルクの里を治める富豪のもとに14歳のメイは川を舟で 上って、嫁いできた。一夫多妻のこの地では、女たちには後継ぎ となる男子を多く生む定めがある。メイもまたその宿命を背負い、 愛を知る前に、妻にそして母になっていく。若くして自分の運命を 静かに受け入れながらも幸せを見つけようと生きていく力強さを 感じさせるポスターが出来上がりました。 ベトナムの美しい風景の中、穏やかに時間は過ぎていくが、嫉妬、 葛藤など様々な感情が交錯する。恋愛結婚が主流の現代にお いて想像も出来ない話かもしれないが、19世紀の女たちは生き る場所も役割も最初から定められていた。
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『第三夫人の髪飾り』
10月11日(金)、Bunkamuraル・シネマ他全国ロードショー 【あらすじ】 |
監督:アッシュ・メイフェア
撮影:チャナーナン・チョートルンロート
美術監修:トラン・アン・ユン
出演:トラン・ヌー・イエン・ケー、グエン・フオン・チャー・ミー、マイ・トゥー・フオン(Maya)、グエン・ニュー・クイン、レ・ヴー・ロン
2018年/ベトナム/93分/DCP/カラー/字幕翻訳:原田りえ
配給:クレストインターナショナル R15+