1978 年の連載開始から 40 年以上も愛され続け、シリーズ累計発行部数が 2500 万部を超える魔夜峰央原作の超人 気作品「パタリロ!」。2016 年の 2.5 次元ミュージカル化に続き、映画化!「翔んで埼玉」の大ヒットで魔夜峰央先生ブームが再来してい る中、今度は劇場版「パタリロ!」が新たなセンセーションを巻き起こします。 6月28日(金)に初日を迎えました!
そしてこの度、主演のパタリロ=加藤諒さん、舞台「パタリロ!」シ リーズから本作まで全てを手掛けている小林顕作監督。さらに原作者であり、本作に出演している魔夜峰央先生が登壇して行われました! TOHO シネマズ新宿をイベント会場に、6月28日(金)公開初日舞台挨拶並びに 6月29日(土)公開記念舞台挨拶を行ないました。 と、言うことで先ず1日目の模様をご紹介! 劇場版「パタリロ!」公開初日舞台挨拶 |
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約 400 人の観客が本作を鑑賞した余韻もつかの間、会場に挿入歌「ダンシングナマハゲボーイ」の BGM が会場に鳴り響き・・・・。
イベント進行役の小林顕作監督が登場! 小林監督:映画が終わった後、いや…映画の途中でも帰らずに残ってくださってホントにありがとうございます!今回司会を務めさせていただく…監督のぉぉぉ!小林顕作でございます!よろしくお 願い致します!! とスタートから小ボケの応酬が!次に、「ビバ昭和!ビバ花とゆめ!」のBGM とともに本作の主演パタリロを演じた、加藤諒さんと原作者の魔夜峰央先生が登壇。 加藤さん:初日にお越しくださいまして、本当にありがとうございます。今日という日をずっと 待っていましたので、初日を迎えられてとっても嬉しく思います。 魔夜先生:ミーちゃんです。 魔夜先生:基本的に舞台や映画に関しては私に 責任はないと思っていますので、何かありましたら張本人達にどうぞ! と早くも魔夜節炸裂で会場からは笑いが。 小林監督:『パタリロ!』舞台版を見ている人は? と急遽アンケートをとると、劇場の多くは舞台を鑑賞したお客様。そんな中、 映画で初めて「パタリロ!」を知ったというお客さんもいたため、「パタリロ!」の世界観についてこられたか心配そうな小林監督。 |
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「パタリロ!」の原作、そして、舞台のアナログ感と、映像化ならではアクションと VFX 感が融合している本作。
と本音を吐露。 小林監督:魔夜先生もそう思って漫画描いたんでしょ?(笑) と続けると、 と”見たことはあるけど、観たこと はのない”クセになる劇場版の魅力を PR。 小林監督:そうですね~(笑)いろんな仕掛けというか…やりたい 事、ここやったら面白いなぁなんて思って、とにかく全部入れちゃった(笑) と本音を漏らす場面も。 今回セットを組んでの撮影で、舞台でも使ったレーザービームを入れることになったことについて話が及ぶと、役者が躍ってるところにレーザービームが入るとすっごくカッコよくて狂気乱舞していた小林監督は 小林監督:これはすげぇ映画になるぞってゲラゲラして笑いました(笑) と言うと、 加藤さん:その日、僕たち振り付け確認して待っていたんですけど、一向に始まらないなぁと思っていたら、『カメラ壊れました…』って聞いて驚いたんです(笑) と当時の様子を語る。 小林監督曰く、なんと!その日あった2台のカメラは本番で焚いたスモークでレーザービームが乱反射してカメラにヒット!カメラがビューン…。ブラックアウトしてしまったそう。 小林監督:まぁ、カメラくらい壊さないと歴史は塗り替えられませんよ。 と自慢げに語る 小林監督:保険入っていてよかったぁ。 と内心気が気ではなかったそう。 |
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今回、「パタリロ!」の原作 101 巻を記念して魔夜先生に 101 本のバラを贈呈することになっていたが、バイトルで選ばれたタマネギ部隊の衣装を身にまとった 青年が花束を手に登場。 タマネギ部隊の代名詞セリフともいえる甲高い声で「タマタマ~」も見事に披露してみせた。
と言うと、 小林監督:左手で持てばいいじゃない(笑) と横やりを入れる会場を沸かせます! そして、小林監督オリジナルのバースデーソングとともに「ミーちゃん先生おめでとう!」という観客の声も。バラを受けとった魔夜は今の気持ちを聞かれ 魔夜先生:100 巻は通過点であり、100 歳まで書き続ける気持ちでいます! とこれからの夢を語った。 と自信満々に語る。 加藤さん:初日を迎えらえたことはホントに嬉しいです。でも、もっと貪欲にしていきたい。 と言うと、 魔夜先生:そのまんまじゃない」とツッコミを入 れる魔夜。それに対して、「じゃーおれはパタリロ!でミュージックステーションに出ることだな!タモリさんに加藤諒くんでぇ~すっ て言ってもら(笑) と目標を語り、”フツーじゃない”本イベントを締めくくった。 2日目に続く! |
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劇場版「パタリロ!」
6月28日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国順次ロードショー! 公式サイト: 主人公のパタリロを演じるのはもちろん舞台版と同じく加藤諒。「生きたパタリロ」とも呼ばれる存在感を大爆発させ、歌って、踊って、スベって、ドタバタと躍動しています。青木玄徳と佐奈宏紀が演じる、バンコランとマライヒの倒錯した純愛も大きな見所です。またタマネギ部隊の一員として須賀健太が出演している他、哀川翔、西岡德馬、鈴木砂羽、松村雄基、近江谷太朗、木下ほうかといった超豪華俳優陣も大きな話題となっています。 監督は舞台「パタリロ!」の演出も手がけ、俳優・声優・脚本家・演出家・ダンサー・ミュージシャンとマルチに活躍するクリエイターの小林顕作。「舞台を“少しだけ映画寄り”にしてみました」と語り、主要なスタッフ・キャストは舞台版のメンバーがそのまま担当。独特の空気感とぶっ飛んだ面白さは保証書付きです。 |
原作:魔夜峰央「パタリロ!」(白泉社刊)
監督:小林顕作
監督補:小泉宗仁
脚本:池田テツヒロ
音楽:小林顕作
撮影:伊集守忠
照明:酒井隆英
舞台照明:坂本明浩 衣装デザイン:朝月真次郎
美術:片平圭衣子 ヘアメイク:堀川貴世
振付:足立夏海 平原慎太郎
出演:加藤諒/青木玄徳 佐奈宏紀/細貝圭 金井成大 石田隼 吉本恒生 三津谷亮 小林亮太/ 松村雄基 近江谷太朗 木下ほうか 池田鉄洋/須賀健太 鈴木砂羽/魔夜峰央/西岡德馬/哀川翔 ほか
2019 年/日本/カラー/ビスタ/5.1ch/103 分
配給:HIGH BROW CINEMA
©魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会 2019