香取慎吾主演、白石和彌監督による『凪待ち』が、ついに6月28日(金)に公開、主演の香取慎吾、白石監督登壇のもと、撮影地の「石巻」にて、初日舞台挨拶が行われました。また、イオンモール石巻という一般の方が見ることができる場所で初日一般公開記者会見を実施するという前代未聞の会見が行われました。 日付:6月28日(金) 場所:イオンモール石巻 登壇:香取慎吾、白石監督 |
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撮影地に感謝を込めて、初日舞台挨拶を「石巻」からスタート。 「凪待ち」ファンも一般公開記者会見の場で「凪待ち」の魅力に触れることができる機会が設けられました。 集まった皆さんは約1500人。二人の姿を一目見ようと集まった皆さんに、 香取さん:皆さんこんにちはー! と発すると、会場中割れんばかりの大歓声が起きました。二人が手を振る度、笑顔で応える度に声援はさらにふくらみますが、ひとたび二人が語り始めると、一言一句聞き逃すまいとするかのように集中して話を聞いていました。 白石監督:ちょうど1年前おじゃまして撮影をさせていただいた石巻で、こうして初日を迎えられたことをとてもうれしく思います。東日本大震災から7年経った風景の中で(昨年)再生というものをこの映画の中で紡いでいけたらと思いました。石巻をはじめ他の地域の方々にも、撮影の前に取材でも大変お世話になり、その間に皆さんから伺った話を台詞の中に生かしたりしました。 香取さん:石巻の撮影現場の横の民家でおいしいものをたくさんいただいて。おじいちゃんは震災の話をしてくださるけれどおばあちゃんは震災の話になると奥の部屋に入るということがあったり、短い時間でしたがいろいろなことを感じさせてくれる時間を過ごせました。 と撮影当時を振り返りながら感謝の言葉を述べました。 イベントも終わり2人が名残惜しそうにその場を去る時には会場中から「ありがとう!」の声が沸き起こり、さまざまな“感謝”にあふれたイベントとなりました。 |
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仙台のマスコミ各社の方から寄せられた質問には以下のように回答しました。
Q.本日のイベントを迎えての感想をいただけますか。 白石監督:一般公開会見をやると言い出したのはいいものの、スタッフがずっとそわそわしていたので、このようにたくさんの方が集まってくださりうれしいです。映画をこんなに多くの方々に見ていただけるとはうれしいです。香取:公開後のイベントをこのようなところでやることができて、たくさんの方が集まって下さり感謝です。ここ(イオンモール)は震災の時には避難場所として使われたと聞きました。そうしたところでイベントを開くことができてみなさんの笑顔があふれる会見をひらくことができていることに心から感謝します。 Q.石巻をよくぞロケ地に選んでくださった、と思っております。ロケ地選定のポイントなどをうかがえますか。 白石監督:ドキュメンタリーを見ているのかと思うような映画にしたかったのでそういう場所を選びました。例えば道もこういうところを郁男は歩いているのだろうな、というところを選びました。 Q.ロケ地の中で特に印象に残っているシーンは? 白石監督:ぜひエンドロールまで見てほしいです。 香取さん:朝が明ける前の防潮堤を歩いている姿です。いろいろな思いで押しつぶされそうになっている中、台詞はないのですが心の中でいろいろな会話をしているあのシーンが好きでした。 さらに、この後石巻を後にした白石監督と香取は東京に戻り、恒松祐里さん、西田尚美さん、吉澤健さん、音尾琢真さん、リリー・フランキーさんとともに舞台挨拶を六本木ヒルズで行いました。 その内容はこちら |
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映画『凪待ち』
2019年6月28日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー!
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出演:香取慎吾、恒松祐里、西田尚美、吉澤健、音尾琢真、リリー・フランキー
監督:白石和彌
脚本:加藤正人
配給:キノフィルムズ
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