全著作の累計発行部数が6500万部を超える佐伯泰英先生の最高傑作にして初の映画化作品『居眠り磐音』が5月17日(金)より全国公開となります。
この度、公開に先駆けてプレミアイベントが行われ、主演の松坂桃李さんや、木村文乃さん、芳根京子さんを始めとし、柄本佑さん、杉野遥亮さん、西村まさ彦さん、中村梅雀さん、柄本明さん、本木克英監督が登壇。華俳優陣が一堂に会するのはこの日が初めて。そして、イベント終盤には佐伯泰英先生も駆け付けました。 映画『居眠り磐音』プレミアイベント |
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春を感じさせる色鮮やかな満開の桜が華やかなステージ上にキャストと監督があらわれると、歓声とフラッシュの嵐。 実は本作は再撮影の部分があるため、今回試写は無いと言うことで、舞台挨拶と10分ほどの特別映像の上映のみと言うこともあり、それを踏まえて松坂さんのご挨拶は、 松坂さん:今回、本編をお届けできない中でも、こうやってたくさん集まっていただきありがとうございます。こうして応援頂いたおかげで、無事公開します。今日は、皆様と素敵な時間を共有出来たらな思っています。 木村さん:物々しく始まったので、どういうテンションで行けばよいのか。。。でも、皆さんがあったかく迎えて下さったので、今日も楽しく過ごせそうです。 芳根さん:凄い緊張していますが、いろいろお話しできたらなと思っています。 本木監督:思わぬことで、皆さんにご心配をおかけしてしまいましたが、再撮影の目途も立ち、更にアップグレードして皆さんにお届けできるよう頑張って撮影をしていきたいと思います。 とご挨拶。 |
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ついに先日新元号が発表され、5月1日より新しい時代が始まります。「令和(れいわ)」元年 初の時代劇映画となる本作ですが、<磐音>の魅力をご自身でどのように感じ、演じられましたか? と言う質問に 松坂さん:演じているときは、新元号1作目の時代劇映画になるとは思っていませんでした!自分の中で武士とは「男たるも の」というイメージでしたが、磐音は穏やかな面と、何かを守らなければいけない時の真の強さ持った、二面性があるところが魅力 で、今までの武士像と違いました。 ちゃきちゃきとした性格ながら、磐音をそばで見守る、優しいおこん。 本格的な時代劇は初めてとの事ですが、撮影はいかがでしたか? 木村さん:初めての時代劇は全てのことが新鮮で、すごく緊張しました。今回は町娘の役でしたが、時代劇らしい所作を意識 しつつも、おこんの人物像を解釈し、自由に演技させていただきました。 切ない運命に翻弄されながらも磐音様だけを一途に想い続ける奈緒。 苦境に落とされながらも強く生きる奈緒の姿をどのように演じられましたか? 芳根さん:結婚を誓った人と離ればなれになってしまう哀しい女性を演じました。奈緒の思いを考えると胸が苦しい場面もありま したが、一途な愛というものは、とても素敵だと強く思いました。 磐音と琴平が勝負するシーンでは見事な殺陣も披露されていらっしゃいます。 松坂さんとの殺陣の撮影はいかがでしたか? 今回時代劇への出演は初めてでいらっしゃいましたが、撮影で苦労された点などはありましたか? 演じられた田沼意次は、物語の中でも重要なキャラクターですが、演じてみていかがでしたか? いつも飄々(ひょうひょう)とされている金兵衛さんがとても素敵でしたが、 印象に残っているエピソードはありますか? 有楽斎の悪役ぶりが素晴らしかったです。ご自身でどのように演じようと思われましたか? 「超高速!参勤交代」シリーズが大ヒットしたことも記憶に新しいですが、今回は改めて正統派 の本格時代劇に挑まれました。絶大なる人気を誇る小説が原作ですが、改めてこの作品にかける思いをお聞かせください。 |
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ここで、原作者の佐伯先生が登場し、 佐伯先生:映画における原作者の立場とは、実に曖昧であると思っています。私の場合、原作を映画チームお預けした時点 で仕事は終わりと思っていますが、本日はそんな私を、このような華やかな場にお呼びいただき光栄です。映画の制作には、作品それぞれの判断が合ってしかるべきですが、今回出演者とスタッフの熱意のもと、再結成し、改めて、映画『居眠り磐音』の完成へと向かっています。私は、この映画が必ずいい作品に仕上がると確信しました。松坂桃李くん主演の『居眠り磐音』、どうぞ 劇場でご覧ください。 佐伯先生のコメントを受けて 松坂さん:主演を演じさせていただいた者として、今の先生のお言葉を聞き、改めて作品に対する強い気持ちが湧き上がって きました。 と意気込みを語り、フォトセッション。 最後に・・・
とプレミアムイベントを締めました。 |
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『居眠り磐音』
5月17日(金)全国ロードショー <STORY> 公式サイト: 公式Twitter: |
原作:佐伯泰英「居眠り磐音 決定版」(文春文庫刊) 出演:松坂桃李 木村文乃 芳根京子 柄本佑 杉野遥亮 佐々木蔵之介 陣内孝則 谷原章介 中村梅雀 柄本明 ほか
監督:本木克英
脚本:藤本有紀
音楽:髙見優 主題歌:「LOVED」MISIA(アリオラジャパン)
製作:「居眠り磐音」製作委員会
配給:松竹
撮影:2018年3月~4月 大分県杵築市、京都近郊にて撮影
©2019映画「居眠り磐音」製作委員会