映画情報どっとこむ ralph 幼少期に義理の父から受けた悍ましい虐待が原因で解離性同一性障害を患っているキョウコ。別人格 を作る事で自身を守ってきたキョウコの中には3つ人格が生まれた。

主人各含めた人格を4人の女優陣でミステリアスかつ官能的に演じ分けた問題作がこの度、完成を祝し完成披露試写会が行われ、中田秀夫監督をはじめ、4人格を演じた飛鳥凛、 大島正華 、松山愛里、 中谷仁美がサスペンス・ホラー“のキーアイテムである、赤ワインと生々しい鮮血を連想させる真紅のドレスを身に纏い登壇。

飛鳥凛28歳のリアル誕生日を祝し、監督から作品に実際に登場したスペシャルワインをプレゼントも!!

『殺人鬼を飼う女』完成披露試写会
日付;3月28日(木)
場所:神楽座
登壇:飛鳥凛 大島正華 松山愛里 中谷仁美 /中田秀夫監督

映画情報どっとこむ ralph 本作を一早く鑑賞するチャンス掴んだ観客が今 か今かと待ちわびる満員の会場の中、ホラーの巨匠 中田秀夫監督が登壇し、続いて主演の主人格で、ギャルソンのキョウコを演 じた飛鳥凛さん、キョウコの内に潜む別人格をそれぞれに演じた、大島正華さん、 松山愛里さん、中谷仁美さん らが、本作のキーアイテムでもある、真っ赤なワイ ンと鮮血をイメージしたセクシーで挑発的なドレスを身に纏い登壇。

本作で中田監督と映画、ドラマも 合わせ3度目のタッグとなる飛鳥さんは

飛鳥さん:こうして再び中田監督の映画に 出演出来て、そしてこの完成披露試写会が私の誕生に行われた事に本当に幸せを感じております。本日はよろしくお願いします。

と挨拶。

中田監督:この映画は約1年前に完成し、本日皆さんにお披露目出来た事を嬉しく思います。ハイテンションで作った シーンも多々あるので皆さん楽しんでいって下さい!

と本作の完成に喜びと自信を覗かせた。女優陣の華やかで真っ赤なドレスに 対して

飛鳥さん:作品の中で沢山の赤があるのでそこにも注目して欲しいです!

大島さん:強さの中にセクシーさがありこんなに赤が並ぶと凄い迫力ですね。

と、それに対し

松山さん:同じ”赤“のドレスでもそれぞれの劇中の役キャラクターとリンクした衣装でみんなとって も似合ってますね。

と言うと

中谷さん:結構赤いドレスって照れますね。

と笑うと

松山さん:さっきまんざらでも無かったじゃん!笑

と、ツッコミ!

そして“リミッターを外せ!”を合言葉にした“ハイテンション・ムービー・プロジェクト”に関して

中島監督:日活ロマンポルノの助監督時代3Pまでやった事があるけれど、今回4Pシーンに初挑戦という事で・・これが意外と難しかったんですが、このシーンの撮影時はテンションを上げてやりましたね

と本作のコンセプトに因みリミッターを外したエピソードを語り会場の笑いを誘った。

映画、今回また飛鳥凛を起用した理由を

中田監督:『ホワイト・リリー』の後、実はテレビドラマでハイテンションな役をやって頂いた事があったんですが、その時の迫力に圧倒されまして、今回お名前を上げさせて頂きました。

と飛鳥さんへ熱いラブコールを送ったそう。それに対し

飛鳥さん:お話を頂いた時はえ!?本当に?とびっくりしました。また監督の作品に参加出来ると思って無かったので・・衝撃と嬉しさでいっぱいになりました!

と振り返ります。

映画情報どっとこむ ralph また、本作の最大の特徴となる4人格をそれぞれ別の役者が演じる珍しい演出に関して

大島さん:直美とキョウコは凄く近い存在なのですが、とあるシーンで演じてる途中にキョウコと心が通った瞬間があって、私キョウコなんだ!と不思議な感覚になりました。

と本作ならではの不思議体験を語り、松山と大島も「うん、分かる 分かる!」と共感していました。

身体を張ったラブシーンについて、本作で“初脱ぎ”となった大島さんは

大島さん:初めてのレズビアンの役だったんです が・・私女の子いけるんじゃない?と思ってしまう程、飛鳥さんが魅力的でした。

松山さん:最初は戸惑いもあり、悩みましたが、監督がアクションシーンのようにやって!と言われた事をキッカケにあぁなるほど。と感覚を掴めて、痣が出来きるくらい激しいシーンでも痛みを感じないくらい集中してやれました。

とハイテンションだった事を振り返りました。

監督:このシーンは本当に飛鳥さんと松山さん2人が競い合ってるくらい、おお!こっちが勝ったぞ!!みたいなテンションで本当にアクションシーンのように撮影しましたね。

とコメントすると、少女役で絡みシーンの無い中谷さんは

中谷さん:お姉ちゃん達大変そうだなーと思って見てました笑。

と当時の撮影の過酷さを振り返る。

そしてトークは、作品に因みまだ誰にも見せていない、見つかっていない、私の中にいる、もう一人の私について・・

監督:僕は岡山生まれなんですけど、大島さんが神戸出身というのが頭にあったのか・・大島さんのラブシーンで舐めるシーンがあったのですが、まだ照れがあったと思い、思わず演出でもっとべろべろ舐めたれやー!となぜか関西弁が出た時があって、あれなんで今関 西弁・・?と新たな自分が出た新鮮な瞬間でした。

と茶目っ気たっぷりに語り、

飛鳥さん:愛犬のお散歩中に気付かないうちに大声 で愛犬に向かって喋っていた事にこの間初めて気づいて・・完全に周りからはヤバイ奴になっていて、私の中の知らない私が垣間 見えてる・・。

と会場を盛り上げた。

映画情報どっとこむ ralph そして本日は、なんと飛鳥凛の28歳のお誕生日という事で!監督からサプライズのバースデー のプレゼントが登場・・!なんと作品にも登場する架空の赤ワイン『2008プイィ・フュメ・レ・サーブル』が登場!今日の為に作った 作品に因んだ私の中のワインというラベルが貼られた世界でたった1本のオリジナルの赤ワインを受け取った

飛鳥さん:ありがとうございます!凄い!泣きそう!これを空ける時はここの4人で空けたいです!

と目を潤ませて感激!

共演者からは 「本当におめでとう」と会場からは大きな拍手が響いた。名残惜しい様子で

飛鳥さん:この作品を通して、人からはバッドエンドに見 える事でも自分にとってハッピーエンドな事も多く、人に流されないで自分の信念を貫く事をキョウコを通してすごく素敵な事だなと思いました。これから映画を見る皆さんにもその気持ちが届くといいなと思います。本当に今日はありがとうございます。

最後の挨拶を

中田さん:4月12日に公開を迎えますが、今日が一般の方々に見て頂く初めてですが、なんとか皆さんにこの作品を育 てていって貰いたいという気持ちです。本日はどうもありがとうございました。

と挨拶し、イベントを締めくくりました。

映画情報どっとこむ ralph 殺人鬼を飼う女

4月12日(金)テアトル新宿/池袋シネマ・ロサ ほか全国ロードショー

【STORY】
愛を交わした時、彼女は現れる― キョウコはビストロで働く美しいギャルソン。だが幼い頃義父から性的虐待を受け続けたことで、キョウコを愛するレズビアンの直美、ビッチなゆかり、 そしてあの小学生のままのハルという様々な人格と辻褄を合わせ共存し支え合っていた。だが、ある日マンションの隣人が憧れの小説家と知り恋心 を抱いたのをきっかけに、得体の知れない歪みを感じ始める。それと時を同じくして彼女の周りで謎の死が相次ぎ、保たれた均衡が崩れ始める―。

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飛鳥凛 /水橋研二/大島正華 松山愛里 中谷仁美 / 根岸季衣
監督:中田秀夫 原作 大石圭「殺人鬼を飼う女」(角川ホラー文庫)
脚本:吉田香織 / 音楽 坂本秀一 製作 KADOKAWA ハピネット / 制作プロダクション ツインズジャパン
配給:KADOKAWA (C)2019「殺人鬼を飼う女」製作委員会 R18+
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