安藤ゆきによる第20回手塚治虫文化賞受賞作「町田くんの世界」が実写映画化6月7日(金)全国公開することが決定しました。
本作のメガホンを取るのは、日本アカデミー賞受賞監督・石井裕也(35歳)。 手掛けてきたほぼすべての作品が、海外の国際映画祭への招待や、数々の賞を受賞するなど、国内だけでなく海外にも多くのファンを持つ、今、最も新作が期待される若手実力派監督です。 石井裕也(監督・脚本)コメント |
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派遣OLが病気の父に代わって田舎のしじみ工場の経営に奮闘する姿を描いた『川の底からこんにちは』。玄武書房の辞書編集部に配属された主人公がその特殊な才能を生かし、訳あり編集部員たちと協力しながら新辞書「大渡海」を編纂する姿をユーモラスに描く『舟を編む』。ベストセラー同名詩集をもとに、東京に生きる男女の切ないラブストーリーを描いた『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』など、これまで石井監督が手掛けてきたのは、ごく普通の生活を生きる人間たちや家族です。
そして石井監督が最新作の題材に選んだのは、別冊マーガレットで2015年から2018年まで連載されていた漫画「町田くんの世界」。今回、自身初となる漫画原作、しかも昨今続く少女漫画原作の映画化という、自身も“例外的”と語るほど、これまでの監督のイメージとは一線を画するジャンルへのチャレンジとなります。今まで人間をおかしくも、その本質を描いてきた監督が、新ジャンルでどのようなドラマを私たちに見せてくれるのか。平成の時代が終わり、新たな時代に公開となる本作では、今回様々な新たな試みに挑戦。撮影では、このデジタル全盛の時代に逆行する35mmフィルムで全編を撮影、その他常識に囚われない手法を取り入れています。石井裕也監督のキャリア集大成となる本作で、新時代に相応しく、今までの邦画の概念をぶっ壊す! |
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邦画史上、類を見ない<予測不可能な結末>
「町田くんの世界」 6月7日(金)全国公開 【ストーリー】 |
監督・脚本:石井裕也
脚本:片岡翔
原作:安藤ゆき「町田くんの世界」(集英社マーガレットコミックス刊)
配給:ワーナー・ブラザース映画
©安藤ゆき/集英社 ©2019 映画「町田くんの世界」製作委員会