今年、映画「万引き家族」(是枝裕和監督)がカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞しました。
受賞直後から、万引きと貧困を題材にした内容が日本のネガティブなイメージを拡散すると懸念した層から、この作品が文化庁の助成を受けていることへの批判が上がり、公権力と文化助成の関係、その正当性について様々な議論が巻き起こりました。 このシンポジウムでは、第19回東京フィルメックス出品監督や審査員も交え、アジア諸国の実情と比較しながら、日本におけるインディペンデント映画と公的支援について考えます。 映画製作に携わる人から、観る人、そして納税者まで、あらゆる立場から意見を出し合いながら、今後の映画行政の可能性、そして映画文化の公共性を探ります。 |
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第19回東京フィルメックス 連携企画 インディペンデント映画と公的支援~日本の映画行政について考える~ ◆第一部◆ ◆第二部◆ ◆第三部◆ 日時:11月18日(日) |
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