この度、浅田文学<新選組>第二弾となる『輪違屋糸里』(文春文庫刊)が、待望の映画化となり、2018年12月15日(土)より全国順次公開されることが決定しました。
本作は、歴史が大きく変わろうとしている渦の中で、大義をもって都を守り、そして恐れられた新選組の姿を女性の視点で描いた愛の物語です。背景となるのは、結成当初の彼らにとって最も重要な事件――筆頭局長であった芹澤鴨の暗殺に隠された謎。幕末の京都で、花街の「美」と、儚い夢の「哀」が交錯する物語。 男はんの夢のためやったら 初期の新選組に、近藤勇と芹澤鴨という二人の局長が存在し、両派が対立を深めていた時代。 |
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主人公、島原輪違屋の芸妓・糸里を演じるのは、『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』で日本アカデミー賞新人俳優賞に輝いた藤野涼子。まだ幼さが残る初々しい姿と、十代とは思えない妖艶な女性像を演じ、スクリーンでの時代劇初挑戦ながらも実力派俳優としてのその実力を見せつけている。 <藤野涼子 コメント> |
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土方歳三には『赤い糸』で同じく日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した若手実力派・溝端淳平。
そして吉栄を松井玲奈、平山五郎を佐藤隆太が熱演。芹澤鴨には塚本高史、愛人お梅を田畑智子が演じた。更に炎鷹、新妻聖子らが脇を固め、松平容保役の榎木孝明と甘味処隠居役の石濱朗が特別出演をしている。 更に、本作の製作陣には、日本映画界を代表する才能が結集した。 監督はTVシリーズ「鬼平犯科帳」など、人間ドラマと時代劇を融合させる名手・加島幹也。製作陣には、日本アカデミー賞の受賞経験者、江原祥二(撮影)・杉本崇(照明)・松宮敏之(美術)らが集結。唯一無二の映像美で、京の街と時代背景を再現した。時代劇になくてはならない殺陣は、 <いと>がつなぐ美しい絆 ― 京には刀では斬れない<糸>があった。 『輪違屋糸里』 物語 幕末の京都。花街で<島原輪違屋>に身を置く、天神糸里(藤野涼子)。 |
出演:藤野涼子 溝端淳平
松井玲奈 佐藤隆太 / 新妻聖子 /
石濱朗(特別出演) 榎木孝明(特別出演)
田畑智子 塚本高史
原 作:浅田次郎『輪違屋糸里(上・下)』(文春文庫刊)
監督:加島幹也
脚本:金子成人、門間宜裕、加島幹也
配給 アークエンタテインメント
配給協力:エクセレントフィルムズ
(c)2018銀幕維新の会/「輪違屋糸里」製作委員会