映画情報どっとこむ ralph 現在開催中の第75回ヴェネチア国際映画祭にて、公式上映(現地時間9/1)が行われ、観客の間で大きな賛否が巻き起こっているルカ・グァダニーノ監督(『君の名前で僕を呼んで』)の待望の最新作『Suspiria(原題)』ですが、この度、本作の音楽を全て手がけているレディオ・ヘッドのトム・ヨークによる最新アルバム『Suspiria (Music for the Luca Guadagnino Film)』が10月26日 (金) に世界同時リリースされることが公式発表されました。


トム・ヨークが書き下ろした25もの楽曲を収録した本作には、インストゥルメンタル曲のみならず、「Unmade」「Has Ended」、そして今回1stシングルとして公開された「Suspirium」といったトム・ヨークのヴォーカルがフィーチャーされた楽曲も含まれる。
Credit: Greg Williams

ホラー映画のための音楽制作は、トムに新たな挑戦と機会をもたらし、アルバム『サスぺリア』は彼の今までのどのような作品とも一線を画すものになった。ピアノ/ヴォーカルのバラードは“1977年のベルリン”という映画の設定にインスピレーションを受けたクラウトロック風なモジュラーシンセ曲、多層からなるヴォーカル、そして、恐怖、憧れ、哀愁を伝えるメロディーが合わさり、混沌的かつまとまりのある音楽の呪文が生まれている。

本作ではトム・ヨークが作曲とアレンジを担当し、レコーディングとプロデュースは、トム・ヨークとサム・ペッツ・デイビーズが行った。さらにアルバムには、ロンドン・コンテンポラリー・オーケストラと聖歌隊がフィーチャーされている。またトムの息子であるノア・ヨークが「Has Ended」と「Volk」でドラムを、パーシャ・マンスロブが「Suspirium」でソロフルートを演奏している。

映画情報どっとこむ ralph サスペリア(原題)

2019年 1月、TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー

現在開催中のヴェネチア国際映画祭では、ダコタ・ジョンソン、ティルダ・スウィントン、クロエ・グレース・モレッツら超豪華な女優陣と共にトム・ヨーク、そしてルカ・グァダニーノ監督がレッドカーペットに揃って登場。『サスペリア』の世界を彷彿とさせるエレガントなスーツやドレスで、各々の個性を爆発させたひときわ華やかな公式上映となった。

上映時には、観客総立ちで約8分間という圧巻のスタンディングオベーション。

しかし予想を超えるほどの衝撃的すぎる内容ゆえブーイングも聞こえるなど、様々な反響が見られた。

日本では『君の名前で僕を呼んで』で女性を中心に映画ファンを虜にしたグァダニーノ監督。
77年公開のオリジナル版『サスペリア』の大ファンでもある監督の渾身の本作。監督は「14歳で初めて『サスペリア』を観たときから大ファン。自分ならではの解釈で映画化したかった」と、 長らく本作への思いを抱いていた事を話していた。

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監督:ルカ・グァダニーノ『君の名前で僕を呼んで』『胸騒ぎのシチリア』
出演:ダコタ・ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ、ミア・ゴス、ティルダ・スウィントンほか
配給:ギャガ 

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