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この度、6月22日(金)公開の映画『ウタモノガタリ-CINEMA FIGHTERS project-』より、 本作のために新曲の歌詞を書き下ろした小竹正人からのコメントが解禁。
詩と音楽、映像を一つに融合したプロジェクト<-CINEMA FIGHTERS project->の最新作、 映画『ウタモノガタリCINEMA FIGHTERS project-』。6つの詩から生まれた6つの新しい楽曲と、その楽曲の世界観から映像化された6つの ショートフィルム。6つの新曲の”詩”は、これまでも様々なアーティストの楽曲を手がけてきた作詞家・小竹正人さんが担当! そんな小竹さんのそれぞれの楽曲への想いが込められたコメントが到着しました! |
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小竹さん:私の作詞作業において“誰が歌うか”というのは非常に大事なポイントです。歌い手を思い浮かべることで、その人物像 や声をヒントに言葉を手繰り寄せていける。
と語る小竹さん。『東京』は2013年『空に住む』という小説を出した頃に書い てずっと温めていた詞から起用し、他5曲はすべて今回の映画のための書き下ろしだ。すべての元となった6曲について、 その誕生秘話やアーティストに対する愛が滲み出る楽曲への想いを語ってくれました。 □「Canaria」 小竹さん:TAKAHIRO自身が持つイメージから生まれた詞。歌を忘れたカナリアの切なさ――しゃべらない寡黙な男を彼が演じた らぐっと来るだろうなと着想し、一気に書き上げました。 □「東京」 小竹さん:地元ではスターだった若者たちがこの街に来たとたん埋もれてしまい、夢破れる、そんな東京という街への思いを込め た、自分の中でも思い入れのある曲。この悲しい女性詞を女性が歌うとあまりにも悲壮感が漂うので(笑)、あえて三代目 の二人に歌ってもらったら、めちゃくちゃ素晴らしい仕上がりになって鳥肌が立ちました。 □「何もかもがせつない」 小竹さん:タイトルが最初に浮かびました。GENERATIONSのメンバーは子供の頃から知っているので、ラブソングを歌ってもら うことに長いこと違和感があったんですが(笑)、気付けば彼らも大人。年相応、またはそれ以上の恋愛の曲にも挑戦して ほしいなと思って。個人的に、“切ない”って“絶望”や“悲しみ”より手前の、まだ少し余裕のある状態という気がしていて、 そこが若い子の恋愛に重なります。 □「あの子のトランク」 小竹さん:ボーカルのShizukaが、よく悩んでいた昔の私にそっくりでとても親近感を覚えるんです(笑)。だから久々に彼女が歌う 詞を書けるこの機会に、おとぎ話風の世界に乗せて、自分からShizukaへのエールみたいな気持ちで書いたんです。個人的 に平林勇監督が手掛けた番組『しまじろうのわお!』が大好きなんですが、あのおしゃれさやマニアックな雰囲気が『K uu』にも出ていて、非常に光栄でした。 □「How about your love?」 小竹さん:今回初めてご一緒したJAY’EDくんの歌声が想像以上に素晴らしく、その相乗効果で鷲尾(伶菜)もかつてない大人っぽ い歌い方で魅せてくれたという印象。映画ともぴったりです。 □「Baby Shine」 小竹さん:恋愛というより“現実逃避している人たち”が自分の中のテーマ。例えば「夜光虫」など、シングル曲ではちょっと使い にくいような単語も、こういう企画でなら使えるので楽しかったです。 |
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HIROからの提案に小竹さんが賛同する形で実現した未発表の新曲を使ったCINEMA FIGHTERS projectの第二弾である本作。
歌詞を書き上げた後は、ほぼノータッチだったという小竹さんは、完成した作品を観ての感想を 小竹さん:本当に驚きの連続でした。「えっ! あの曲がこういうストーリーになったのか!?」と。6人の監督が大いにイマジネーションを膨らませ、自由に それぞれの世界を描き出してくださり、作詞した者としては正直、戸惑いもあったほどです。でもそれでこそクリエー ターだなぁと感服しましたし、どの作品も、最後にテーマソングが流れると不思議と違和感がなかった。すごく刺激を受 けました。監督たちの映画愛がひしひしと感じられ、何でもない場面なのに不意に胸が締め付けられるといったところも 多かったです。 と語る。
劇場でしか聴くことのできない新たな楽曲たちにも、是非ご期待ください。 ショートショート フィルムフェスティバル & アジアにてプレミア上映後、 6月22日(金) 全国ロードショー! |


