映画情報どっとこむ ralph 『ヘルタースケルター』(2012)以来6年ぶりとなる沢尻エリカの主演、若手演技派俳優の吉沢亮出演、犬童一心監督がメガホンをとる『猫は抱くもの』が、6月23日(土)に新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町他にて全国公開となる。

本作は、夢を諦めきれない女性、沙織(沢尻エリカ)と“自分を沙織の恋人だと思い込んでいる猫”吉沢亮が、自分らしい生き方を見つけていく物語。

また、ロックバンド「銀杏BOYZ」ボーカル&ギターを務める峯田和伸も、物語のキーマンとなる画家・ゴッホとして登場。

今回、犬童監督からオファーをもらった峯田は「胸が熱くなった」と静かに心境を吐露。解禁された場面写真では売れない画家ゴッホが夢中で絵を描く姿を捉えた写真。

ステージで歌う峯田の姿とも重なり、強烈なエネルギーを発している写真ばかりだ。絵の具で汚れた姿でロックな雰囲気も増しており、本作では峯田自身
また犬童監督が銀杏BOYZのライヴに行った際に峯田がステージ上で語った話を、監督はとても気に入り、そのまま劇中のセリフとして使用した。それが「部屋に一人でいて、誰からも連絡がこなくて、ベッドに横になっていると外から聞こえてくる、笑い声に耳をふさいだりして。窓から見上げた空が青空だとうんざりして…思いっきりカーテンを閉めた気持ちも分かる」。これ以外にも主人公の沙織や観ている我々の心に刺さるセリフを放っている。


舞台をライブからスクリーン、相棒をギターから筆に持ち替えた峯田の表現者としての才能と人間味に溢れた本作は、アーティスト・峯田和伸のファンも役者・峯田和伸のファンも必見です。

映画情報どっとこむ ralph 猫は抱くもの

6月23日(土)新宿ピカデリー他、全国ロードショー!

公式HP: nekodaku.jp


物語・・・
こじらせた1人と1匹の妄想が、自分らしい幸せに気付かせてくれる―
思った通りの自分になれなくて、いつしか投げやりな生き方に慣れてしまった沙織(沢尻エリカ)。元アイドルのアラサーで、今はスーパーで働く彼女が心を開くのは、こっそり飼っている、ロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)だけ。今日いちにちの出来事を、妄想を交えつつ良男に話して聞かせる沙織。沙織の心に寄り添ううち、良男は自分が沙織の人間の恋人で、彼女を守れるのは自分だけだと思い込んでしまう。そんなある日、沙織の前に“ゴッホ”と呼ばれる売れない画家・後藤保(峯田和伸)が現れ、良男は沙織の変化を目の当たりにする。ある晩、良男は月に誘われるように外の世界に飛び出し、迷子になってしまい…。ゴッホや、ゴッホを慕う猫・キイロ(コムアイ)、個性豊かな猫たちとの出逢いを通じて、1人と1匹は、自分らしく生きるすべを見つけていく。うまくいかないことの輝き。置いてけぼりをくらっている時間の豊かさ・・・。灰色の日常がカラフルに輝きはじめる、心温まる物語。

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監督:犬童一心
原作:大山淳子『猫は抱くもの』(キノブックス刊)
脚本:高田亮 音楽:水曜日のカンパネラ
沢尻エリカ / 吉沢亮 峯田和伸 コムアイ(水曜日のカンパネラ) / 岩松了
藤村忠寿 内田健司 久場雄太 今井久美子 小林涼子 林田岬優 木下愛華 蒔田彩珠 / 伊藤ゆみ 佐藤乃莉 末永百合恵 / 柿澤勇人

企画製作・配給:キノフィルムズ
制作プロダクション:ADKアーツ
2018年/日本/カラー/ビスタ/DCP5.1ch/109分
©2018「猫は抱くもの」製作委員会 

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