11月21日ロサンゼルス現地時間。映画『リリーのすべて』のプレミアイベントが開催されました。
今から80年以上も前に世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語。 その全米公開に先駆けて開催されたLAプレミアに参加したのは・・・ エディはGUCCIのスーツで妻のハンナ・バグショーと共に、アリシアはその美しさを引き立てるルイ・ヴィトンのドレスで会場に現れ、アンバーはドルチェ&ガッバーナのパンツスーツ姿で夫ジョニー・デップを連れ立って来場。 本年度アカデミー賞最有力候補と評される本作の豪華キャスト、スタッフの登場に、集まったファンからは大きな喝采が起こりました。 『リリーのすべて』LAプレミア 実施レポート |
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今最も注目を集める俳優でありながら、その親しみやすさは変わらず、ファンへのサインや写真撮影などにも気軽に応じていたエディ。 話題作への出演が続き、一際美しさを増したアリシアには報道陣のフラッシュが集中。 アンバーは夫のジョニー・デップと仲睦まじい様子を見せるなど、それぞれプレミアを楽しんでいた様子。 原作者であるデイヴィッド・エバーショフは2人の俳優の演技に惜しみない賛辞を贈り、エディとアリシアは、この物語を「素晴らしいラブ・ストーリー」と話し、自身の演じたリリー、そしてゲルダの生き方を賞賛。フーパー監督も、この勇気ある実話と、劇中素晴らしい演技を見せた俳優たちを絶賛し、なんとホワイトハウスで本作の試写を実施する事を明らかに! (※プレミアの翌日に実施済みです。) 至高のラブ・ストーリーである本作に大きな自信を覗かせました。
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プレミアイベントの時のコメント
エディ・レッドメイン 観客も僕が初めて脚本を読んだときと同じように感じてくれたら嬉しい。これまでに読んだり、観たりしてきたどんなラブ・ストーリーとも違う。これは、本当の自分になる為の勇気についての物語でもある。”自分自身になる”というのは、すごく簡単なことのように聞こえるけれど、それはとても勇気がいることだ。 <アリシア・ヴィキャンデルについて> <トム・フーパー監督について> アリシア・ヴィキャンデル 初めてエディと読み合わせをしたのは撮影の10ヶ月前だった。彼はその段階で既に膨大な知識を持っていたわ。彼は演じるとき全てを役に捧げるの。恐れずに、演じたことのない役に挑戦しようと思わせてくれる。素晴らしい俳優とはそういうものなのだと思うわ。 トム・フーパー/監督 なぜこの物語が歴史から見過ごされてしまっているのだろう、1930年代に史上初めての性別適合手術が行われたということを誰が知っていただろうか…この物語を人々に伝え、彼女らに敬意を示したかったんだ。ゲルダは夫であるアイナーを失ってしまうリスクがあるにも関わらず、リリーになろうとする彼女をサポートした。これはとてつもない次元の無条件の愛だ。 エディは『レ・ミゼラブル』でも見せたように、非常にエモーショナルな演技の出来る役者で、アリシアも心と思いやりのこもった演技をする。それが本作の核となる要素だ。 今、僕はとても興奮しているんだよ!なぜかと言うと、明日ワシントンに行き、月曜日(23日)にホワイトハウスで『リリーのすべて』の試写をやるんだ。この映画がリリー達の物語を世界に大きく広め、彼女達の持つ権利の更なる拡大に繋がれば嬉しいと思っているよ。 デイヴィッド・エバーショフ/原作者 この映画が”本当の自分自身になる”、”偽りの人生は人生ではない”ということについて、観た人にインスパイアさせてくれることを願っている。自分の内面を見つめ、本当の自分に気づくまでは偽りの人生を生きているのだということを、リリーは示してくれた。 彼女が私達に残してくれたものを、エディの演技を通してみなさんに伝えられたら良いなと思っています。 |
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物語・・・
1930年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するようになる。移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。やがてその前にひとりの婦人科医が現れる-。 映画『リリーのすべて』 2016年3月18日(金)全国公開です。 |
監督:トム・フーパー
脚本:ルシンダ・コクソン
出演:エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、ベン・ウィショー、アンバー・ハード、マティアス・スーナールツ 他
原題:The Danish Girl 提供:ユニバーサル映画
製作:ワーキング・タイトル、プリティ・ピクチャーズ
配給:東宝東和
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