松坂慶子主演、大森一樹監督最新作「ベトナムの風に吹かれて」

のポスタービジュアル、予告編が出来上がりました。

ベトナムで認知症の母と新しい暮らしをはじめ、ふたたびの青春を、そして人生を謳歌していく女性を松坂慶子が演じ、歴史・戦争・介護など今の日本が問われているテーマを扱いながら軽やかな娯楽映画を得意とする巨匠・大森一樹監督がその手腕をふるった意欲作。

10月、有楽町スバル座ほか全国公開です。

ベトナムの風に吹かれて

ベトナムの風に吹かれてポスター今回解禁となるポスターでは、東南アジア独特の日差しや緑、そして代名詞であるバイクの往来、物売りがカゴを担ぐ熱気あふれるハノイの街並をバックに、松坂演じる主人公みさおと草村礼子演じる母・シズエが赤いバイクにまたがる。

松坂の披露するベトナムの民族衣装アオザイにも注目です。

予告編では、松坂演じるみさおの、母との新たな暮らしを含む人々との関係にスポットをあて、60歳をすぎてまだこれからという青春を感じさせる構成となっています。

物語・・・

ベトナム・ハノイで日本語教師として働くみさおの元に、父の訃報が飛び込んできた。故郷・新潟で目の当たりにしたのは、認知症を煩い、父の死さえ理解していない母シズエの姿。後妻として家に入った母の血縁者は自分一人。みさおは、兄たちの反対をおしきり、ベトナムに母を連れていく決意をする。

ベトナムの風に吹かれて2
日本どころか新潟から出た事もない母にと久しぶりの二人暮らし。母が巻き起こすハプニングも、ベトナムの人々は家族のように二人を受け入れ、言葉は通じずとも心を通わせていく。そして青春時代の旧友・小泉との再会とロマンスの気配。

しかし思いがけない母のケガ、激化する介護に疲弊するみさおだったが、老いた母と向き合い、支えてくれるベトナムの人々との心あたたまる交流を通して、みさおはよりベトナムでの人生を豊かなものにしていく。
ベトナムの風に吹かれて4

2015年10月、有楽町スバル座ほか全国ロードショー!

公式HP:vietnamnokaze.com

また、原作本となる「ベトナムの風に吹かれて」(小松みゆき著)が9月25日に角川文庫から発売されることが決定いたしました。

原案となった「越後のBaちゃん ベトナムへ行く」(2B企画 刊)に大幅加筆し、後日談を盛り込んで文庫化。人間関係の濃い下町の旧市街、旅先での緑豊かな山々の光景に母は昔の思い出を語り出す・・・失踪事件などのトラブルにもめげず、ユーモラスに等身大の海外介護の日々を綴る内容となっています。

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出演:松坂慶子、草村礼子、チャン・ニュオン、グエン・ラン・フーン、チャン・ハイン、ビン・スエン、ヴァン・バウ、ジエム・ロック、藤江れいな(NMB48)、山口森広、貴山侑哉、斎藤洋介、吉川晃司(友情出演)、松金よね子、柄本 明、奥田瑛二

監督:大森一樹
脚本:大森一樹 北里宇一郎(「越後のBaちゃんベトナムへ行く」2B企画より)
プロデューサー:上田義朗 岡田 裕 グエン・ホアイ・オアイン ダン・タット・ビン 
原作:小松みゆき「ベトナムの風に吹かれて」(角川文庫 刊)
撮影:斎藤幸一
録音:藤丸和徳
美術:ファム・クォック・チュン 山田好男 
記録:江口由紀子 編集:金子尚樹 
音楽:かし渕哲郎 
主題歌:フォー・セインツwith松坂慶子「たまには仲間で」(ユニバーサル ミュージック)
配給:アルゴ・ピクチャーズ
2015/日本・ベトナム/日本語・ベトナム語
1時間54分/ビスタ/カラー/5,1ch/日本語字幕
  

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