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『君がいる、いた、そんな時。』今夏DVD決定

企画・脚本・監督を手がけた広島県呉市在住、迫田公介監督の長編初映画『君がいる、いた、そんな時。』。
君がいる、いた、そんな時。
日本人とフィリピン人のハーフで、クラスでは“ガイジン”といじられる小学 6 年生の男の子。
空回りして周囲から浮いているが、いつも笑顔で自分の居場所を求めている同じクラスの男の子。
彼らに、明るく接してくれる図書室の新任司書の女性。だが彼女には、誰にも話していない秘密がある…。

本作はそれぞれに悩みや問題を抱えながら不器用に生きるこの3人が織りなすハートウォーミングな物語です。

2020 年 5 月広島先行公開、翌月 6 月 13 日より新宿 K’s cinema にて公開スタートし、コロナ禍の厳しい状況のなか約 2 年近くかけて全国を順次公開して参りましたが、先月、東京・二子玉川にて開催された日本最大規模の子どもたちの国際映画祭、第 28 回キネコ国際映画祭(3月18日(金)~22日(火))のチルドレン長編部門に出品、CIFEJ(国際子ども映画連盟)賞を受賞いたしました。審査員の一人、インドの映画製作者でプロモーターでもあるジテンドラ・ミシュラ氏の推薦により、インドのスマイル国際児童・青少年映画祭(Smile International Film Festival for Children & Youth/4 月 24 日(日)~30 日(土)開催)への招待出品が決定。足掛かりになったキネコ国際映画祭のフェスティバル・ディレクター・田平美津夫氏より「『迫田作品』がこの勢いで世界の映画
祭から注目されますよう期待しております」と、またミシュラ氏からは「『君がいる、いた、そんな時。』という映画は無邪気な友情をうまく描いていると同時に、最近、世界中の学校で深刻な問題となっているいじめという重要な話題を取り上げています。映画制作のスタイルは実に印象的で、インドの若い観客がこの映画を気に入ってくれることを願っています。この映画を今年のプログラムに加えることができて嬉しいです。キネコ国際映画祭と田平美津夫氏に感謝します」とのメッセージが届きました。

同時に、ブータン王国のドゥルック国際映画祭(DIFF)が月間で行っている 2022 年 2 月の国際最優秀長編賞を受賞しました。本作は同映画祭(DIFF)が 12 月に行う年間の最優秀賞 Golden Dragon Award へもノミネートされています。その他ヨーロッパの映画祭でも上映希望の声が挙がっています。

世界が苦しんでいる今だからこそ、心温まる本作が望まれ評価を受けており、国内でもより広く観てもらいたいと今夏 DVD リリース決定。迫田公介監督コメントが届いています。

迫田公介監督コメント

国際映画祭、海外での上映は目標のひとつでもありました。この映画の主人公の 1 人は海外ルーツの少年です。ですが、悲しく思ったり楽しく思ったり、優しくしてあげたいと思ったりはどんな人でも同じだと考えています。
だからこそ日本以外の方々にもこの映画『君がいる、いた、そんな時。』が受け入れられていることがとても嬉しいです。優しく思い合える世界に、優しく思い合おうとする世界になりますように。迫田公介監督 君がいる、いた、そんな時。

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『君がいる、いた、そんな時。』

全国順次公開中

SNS情報
オフィシャルサイト:
https://kimi-iru.com
オフィシャルfacebook:
@kimiiru/
オフィシャルtwitter:
@kimiiru_movie
#君いる

主人公・岸本正哉(きしもとまさや)を演じるのは、本作の設定と同じく日本人とフィリピン人のハーフで今作が初主演となるマサマヨール忠と、呉市内で行われたオーディションで同級生の香山涼太(かやまりょうた)役に大抜擢され初主演・初出演を飾った坂本いろは。
本作の主要キャストとしては、2 人が大切に想う存在の新任司書・山崎祥子(やまざきしょうこ)を演じる小島藤子。
子どもたちを理解する校長先生役に個性派俳優として注目を浴びる、阪田マサノブ、そして広島で絶大な人気の中国放送アナウンサー・横山雄二が正哉の父親役に扮しています。

あらすじ
小学 6 年生の岸本正哉(マサマヨール忠)は、フィリピン人と日本人のハーフの男の子。クラスのいじめっ子たちから、何かにつけてちょっかいを受けている。嫌だったが、自分がハーフだからしかたないと諦め、抵抗することなくやり過ごしていた。そんな正哉の学校でのよりどころは、優しく見守ってくれる新任司書の山崎祥子(小島藤子)と過ごす図書室だけだ。正哉と同じクラスの放送委員の香山涼太(坂本いろは)は、DJ カヤマと称して必死で校内放送をしていたが皆に不評で、いつも空回り。クラスのなかでも浮いている存在だった。ある日、いつもの通り、正哉が図書室に向かうと、涼太が祥子と楽しそうに話していた。正哉は面白くないが、マイペースの涼太はある特別放送を企画していて、二人を巻き込もうとする。当然ながら、正哉は乗り気ではない。だが驚いたことに祥子は涼太の企画を手伝うという。その祥子にはある秘密があった。ある時、その秘密を目にした涼太は、正哉に話す。「僕には話してくれたんだよ」と。涼太の小さな嘘に、正哉は「僕には話してくれなかった」と傷つく。とうとう特別放送日がやってくる。とんでもない涼太の企画を実行した祥子は謹慎処分となってしまう。そんな祥子を励ますために、正哉と涼太はある計画を立てるのだった・・・。
君がいる、いた、そんな時。

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マサマヨール忠 坂本いろは 小島藤子
おだしずえ 末武太 アイリン・サノ 沖原一生 山本正大 吉元宏介 渡邊海瑠 下村拓巳 山本偉地位 小川恭未子 藩飛礼・竜児
阪田マサノブ 横山雄二
監督・脚本・プロデューサー:迫田公介
音楽:ウサギバニーボーイ+kneeeeee+オカダノリコ
後援:呉市 呉市教育委員会 東広島市教育委員会 広島県
製作・配給:とび級プログラム ©とび級プログラム
2019年 / 日本 / カラー / 85分 / 16:9
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