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初日舞台挨拶
台湾映画の保存・振興機関である国家電影及視聴文化中心(TFAI)の協力でデジタル修復され、本国公開から55年の歳月を経て、昨年開催された第21回大阪アジアン映画祭のオープニング作品として日本初上映された2Kレストア版がついに公開となる。6400万人以上の来場者を魅了した1970年の大阪万博。明るい未来感に溢れた実際の万博会場でも撮影され、会期中の「中華民国館」内部で撮影された展示のディテールをはじめ、世界各国のパビリオンや企業パビリオンも続々登場。さらに、テーマ館中央に堂々とそびえる「太陽の塔」、ロープウェイからの眺望やジェットコースターなど、目の前に広がる近未来的光景に圧倒された当時の熱狂と興奮、高揚感、臨場感が追体験出来る、貴重な映像資料としても価値が高いとされている。また、万博会場のみならず、大阪、京都、奈良、北海道、果ては大戦末期の上海に至るまで壮大なスケールの物語が展開される。 |
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ジュディ・オング登壇
撮影については、「ゲリラ撮影で、凄く大変だったの。助監督がリハーサルで動いているのを遠くから見て、監督から小声で指導されて、知らん顔でお芝居するんです。でもみんな気づいちゃうんですよ。それでも撮らなきゃいけないので、演技を続けました。NGが出たら、違う場所で撮影して、また戻ってきて、という感じでした」と明らかにした。 劇中では、大阪、京都に奈良、北海道まで日本各地の名所でロケをしているが、それについて「本当に色んなロケ地に行きました。奈良と北海道のシーンは、よく見ると実は同じ服なんですよ(笑)。ハイヒールを履いたまんま雪の中を走って、生まれて初めて足が霜焼けになりました。母はそんな私の膝を見て笑っていましたね。北海道の白い雪は見たことなかったので、夢のようでした」と当時を回想。 ジュディ・オングは撮影以外にも、1970年大阪万博の開幕初日に中華民国館の「一日館長」を務め、その後も大阪のテレビ局の万博特別番組を毎週担当していた。当時について「週に一回万博を訪れて、各館を紹介しておりました。月の石も見ましたし、宇宙食も食べました。全部チューブなんですよ。今は全て原型のまんま食べるようになったらしいですね。宇宙では鳥の照り焼きが人気だそうです。当時の万博に行ったことある人はいますか?」と観客に尋ねると、なんと大多数が手を挙げ、「太陽の塔を見た人は拍手してください!」というと大きな拍手が鳴り、会場は盛り上がりを見せた。 最後に観客に向けて、「ぜひとも20歳の私に会いに来てください。夢を見るということは素晴らしいということを、映画から感じ取っていただき、当初の気持ちを思い出してほしいです。また、夢を持つのを諦めなくていいというメッセージを受け取ってほしいです」と伝え、イベントは熱気に包まれたまま幕を閉じた。 |
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『万博追跡 2Kレストア版』
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監督:リャオ・シャンション
出演:ジュディ・オング、フォン・ハイ、フー・ビーホイ、スー・ウェイ、チェン・クオチュン、原田玄、川名美彌、衫森麟
2025年(オリジナル版:1970 年)、台湾、97分、中国語、スコープサイズ、モノラル、カラー、原題:萬博追踪(2K數位修復)、翻訳:藤原由希
配給:ハーク、配給協力: Elles Films、協力:大阪アジアン映画祭
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