フランスを代表する映画作家フランソワ・オゾンのR-18心理サスペンス『2重らせん螺旋の恋人』が8月4日(土)公開となりますが・・・。
一足先にフランス映画祭2018(開催期間6/21~24)に出品! これを記念して、フランソワ・オゾン監督が来日、ティーチインイベントを行いました! 「2重螺旋の恋人」上映後ティーチイン |
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Q:発想の源は?
オゾン監督:出発点は私が双子に興味があったことですね。そこで原作(ジョイス・キャロル・オーツ)に出会いました。 Q: 2人とも精神分析医にするというのは、監督の発想ですか? オゾン監督:それはもともと原作にありました。変えたのは、精神分析のシーンですね。原作はアメリカ風の精神分析でしたが、フランス式に変えました。アメリカとフランスの違い?フランスの方が精神分析医と患者が寝る可能性が高いのかどうか、それは私にはわかりません笑。でもやらないようがいいと思うよ!あと、ラストを変えました。原作は文学としては成立しますが、映画には向かなかったので変えました。 Q: ジェンダーを超越したような映画ですね? Q: マリーヌ・ヴァクトをキャスティングした決め手は? Q:なぜ猫が出てくるの? |
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『2重らせん螺旋の恋人』 原題:L’amant Double 原因不明の腹痛に悩まされるクロエは、精神分析医ポールの元を訪れる。穏やかなカウンセリングにより痛みから解放されたクロエは、ポールと恋に落ち、同居を始める。そんなある日、クロエは街でポールそっくりの男と出会う。ルイと名乗る男はポールと双子で、しかも同じ精神分析医だという。なぜポールはルイの存在を隠しているのか?真実を突き止めるためルイの診察室に通い始めたクロエは、優しいポールと違って傲慢で挑発的なルイに惹きつけられていく…。 |
監督・脚本:フランソワ・オゾン
原作:ジョイス・キャロル・オーツ「Lives of the Twins」
音楽:フィリップ・ロンビ
出演:マリーヌ・ヴァクト、ジェレミー・レニエ、ジャクリーン・ビセット、ミリアム・ボワイエ、ドミニク・レイモン
2017年/フランス/1時間47分/カラー/スコープ/5.1ch/ 日本語字幕:松浦美奈
R-18
配給:キノフィルムズ
©2017 – MANDARIN PRODUCTION – FOZ – MARS FILMS – FILMS DISTRIBUTION – FRANCE 2 CINÉMA – SCOPE PICTURES / JEAN-CLAUDE MOIREAU www.nijurasen-koibito.com