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「道頓堀 松竹座 映画祭」

大正12(1923)年5月、江戸時代から続く芝居街・道頓堀に‟日本最初の鉄筋コンクリート造の活動写真館”として建築・開場された大阪松竹座は、本年、開場100周年を迎えました。
昭和27年9月「風と共に去りぬ」上映時の外観昭和27年9月「風と共に去りぬ」上映時の外観

現在の松竹座は、平成9年(1993)3月の新築再開場以来、歌舞伎、喜劇公演、一般演劇、レビュー、ミュージカル、コンサート、落語会などの幅広い舞台公演を上演する演劇専門劇場として親しまれていますが、100年前の創建当初の松竹座は「実演のできる映画館」という当時最新のコンセプトのもと、優秀映画の上映と新進気鋭の多彩な実演を組み合わせた新しい興行スタイルの劇場として大いに人気を博しました。その後、戦前から戦中にかけては時代の情勢とともに徐々に映画上映に軸足を置き、昭和20年(1945)の大阪大空襲にも耐えた松竹座は、終戦直後の8月には早くも映画興行を再開。戦後は主に邦画洋画の封切館として数々の名作大作映画とともに、およそ半世紀に亘り映画ファン憧れの劇場として親しまれました。

今回、大阪松竹座の開場100周年を記念して、かつて映画館として長年皆様に愛された松竹座を会場に、ゴールデンウィーク期間中の特別映画イベント「道頓堀 松竹座 映画祭」を開催する運びとなり、この度、上映作品ラインナップが決定しました。

洋画上映作品は、かつて松竹座で上映された「風と共に去りぬ」「ジョーズ」「E.T.」などをはじめ、「ローマの休日」「アラビアのロレンス/完全版」「2001年宇宙の旅」等の名作を選りすぐりました。

邦画作品は松竹大船作品から「君の名は(第1部)」、生誕120年を迎えた小津安二郎作品「東京物語」、同じく生誕110年を迎えた木下惠介作品「喜びも悲しみも幾年月」、山田洋次作品「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」など松竹映画の不朽の名作とともに、近年松竹座の舞台公演でも活躍した関西ジャニーズJr.等の主演映画もラインナップいたします。さらに大阪で唯一の活動写真弁士・大森くみこ出演によるサイレント映画の特別上映にもご注目ください。活動写真弁士 大森くみこ

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イベント概要

開 催 日 程: 2023年5月2日(火)~5月8日(月)
開 映 時 間: 1回目 10:30開映 / 2回目 14:00開映 / 3回目 17:00開映
チケット料金: 一般1,300円(税込) ※前売・当日共通料金。全席自由席・完全入替制。
(シニア(60歳以上)・学生は松竹座「切符売場」にて200円割引優待販売(前売当日共、全作品対象))
※1… 活動写真弁士・ピアノ奏者出演によるサイレント映画作品のみ 特別料金3,000円(税込)
※2… 5月3日~7日の各3回目上映作品のみ 全席指定席制。(その他の作品は全席自由席・完全入替制)
前売開始日時: 2023年4月7日(金)10:00よりチケット前売開始
チケット購入窓口:□電話予約:チケットホン松竹☎0570-000-489(10:00~17:00)
□Web購入:チケットWeb松竹(24時間受付)
□窓口購入:大阪松竹座「切符売場」(10:00~17:00)
主 催: 大阪エンターテイメントシティ構想実行委員会
企 画 運 営: 松竹株式会社
協 力: ミナミまち育てネットワーク / 毎日新聞大阪開発株式会社
道頓堀松竹座映画祭

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