映画情報どっとこむ ralph 来年1月公開の映画『ミッドナイト・バス』1月20日新潟先行ロードショー、1月27日有楽町スバル座ほか全国ロードショー。

直木賞候補の傑作ヒューマンドラマ、伊吹有喜の同名小説『ミッドナイト・バス』(文春文庫刊)の完全映画化。新潟と東京を行き交う深夜高速バスの運転手を主人公に、別れた元妻、息子、娘、そして現在の恋人との葛藤のなかで、一度壊れた家族がもう一度向き合い、それぞれの人生の一歩を踏み出して再出発していく姿を描いた物語。

《この夜を越えたら、きっと希望が待っている》


このたび解禁される予告編は、本作のゆったりとした情緒深い空気感を意識して作られました。
「トンネルを抜けると男で、新潟に戻ると父親」をキーワードに主人公の揺れる心情を表現しつつ、その家族のそれぞれの人生再出発する先にはきっと希望があるだろうという、温かな目線で描かれた予告編となりました。
また、ヴァイオリニストの川井郁子が担当した劇判音楽も、このたび初解禁です。「ミッドナイト・ロード」というタイトルが付けられた穏やかで憂いのあるメインテーマは、彼女の7年ぶりとなるオリジナルアルバム「LUNA」に収録されます。

映画情報どっとこむ ralph 主演は、俳優としても活躍著しい原田泰造。

関越トンネルを挟んで「父性」と「男性」を往ったり来たりする難しい役柄を見事に演じきっている。また撮影に先立って大型自動車免許を取得、吹替えなしで関越道を自走するシーンは必見。主人公の元妻・加賀美雪に、山本未來。かつて残してしまった子どもへ負い目を感じつつも利一の優しさに心乱れる元妻を熱演。また演技派女優・小西真奈美が、ひたむきに利一を想う天真爛漫な恋人・志穂を切なく演じている。幼い頃置き去りにした母を許せず葛藤する兄妹を、若手俳優の七瀬公、NHK連続テレビ小説『わろてんか』の主演に抜擢された注目株、葵わかなが好演している。
そしてベテラン・長塚京三が、認知症を患う美雪の父・山辺敬三役で存在感を発揮している。

原田泰造 主演『ミッドナイト・バス』予告編解禁

監督は、東陽一、藤田敏八、大林宣彦、原田眞人、エドワード・ヤン、根岸吉太郎といった錚々たる名匠の作品で助監督経験を積んできた竹下昌男。自身の長編映画初監督作品にして原田の初主演映画『ジャンプ』以来、原田とは2度目のタッグとなる。音楽は『北のカナリアたち』で第36回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞したヴァイオリニスト・川井郁子が担当。撮影は、ほぼ全編新潟ロケを敢行。白鳥の郷や雪景色など、新潟の美しい風景が刻まれている。

物語・・・
バツイチ中年男の高宮利一(原田泰造)は、新潟~東京間を走る長距離深夜バスの運転手。
東京で定食屋を営む恋人・志穂(小西真奈美)との再婚を考えていた矢先、息子の怜司(七瀬公)が東京での仕事を辞め、帰ってくる。娘の彩菜(葵わかな)は友人とマンガやグッズのウェブショップを立ち上げ、実現しそうな夢と結婚の間で揺れていた。そしてある夜、利一が運転する新潟行きのバスに、十六年前に別れた妻・美雪(山本未來)が乗り合わせる。十六年の長い時を経て、やるせない現実と人生の不安が、再び、利一と美雪の心を近づける。母の出現に反発する彩菜、動揺する怜司。突然の思いがけない再会をきっかけに、停まっていた家族の時間が、また動き出す。

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出演:原田泰造 山本未來 小西真奈美 葵わかな 七瀬公 長塚京三
監督:竹下昌男/原作:伊吹有喜『ミッドナイト・バス』(文春文庫刊)
製作:竹下昌男 渡辺美奈子 小田敏三 星野純朗
プロデューサー:本間英行 遠藤日登思
脚本:加藤正人/音楽:川井郁子/撮影:丸池納(J.S.C.)
照明:山川英明/録音:白取貢
美術:飯塚優子/
編集:奥原好幸/助監督:佐野友秀
制作担当:間口彰/ラインプロデューサー:姫田伸也
制作プロダクション:ストラーダフィルムズ
制作協力:アミューズ/企画協力:文藝春秋
製作:ストラーダフィルムズ 新潟日報社
配給:アークエンタテインメント
2017/日本/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch/157分

(C)2017「ミッドナイト・バス」ストラーダフィルムズ/新潟日報社

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