「大きな鍋で作るのは10万人分の豆カレー」 
聖地インド“黄金寺院”の 大きな団らんを体験する極上のショートトリップ・ドキュメンタリー

聖者たちの食卓大きな鍋

2012年の東京国際映画祭、ナチュラルTIFF部門にてグランプリを受賞した『聖者からの食事』(原題/Himself He Cooks)を、

『聖者たちの食卓』

と改題し、 9 月下旬より公開となります!

人種も、階級も、宗教も関係なく、お腹を満たすことが出来る、聖地インド“黄金寺院”の大きな団らんを体験する極上のショートトリップ・ドキュメンタリー。

黄金寺院インドのシク教総本山にあたるハリマンディル・サーヒブ<黄金寺院>では、毎日5~10万食が巡礼者や旅行者のために、すべて無料で提供されている。

そこは宗教も人種も階級も職業も関係なく、みなが公平にお腹を満たすことができる「聖なる場所」。

チャパティを焼く人想像すらつかない沢山の食事は、毎日どのように用意されているのだろうか? スクリーンに映し出されるのは、驚くべきキッチンの舞台裏と、それに関わる人々の一切無駄のない神々しい手さばき。

もちろん、近代的な調理器具は使わず、全てが手仕事で行われています。

監督は、自らも移動式キッチンのシェフとして腕をふるうベルギーのフィリップ・ウィチュスとヴァレリー・ベルトー夫妻。

火加減を確認する人黄金寺院で何世紀にも渡って続く「聖なるキッチン」のコンセプトに感銘をうけ、映画の制作を決意。訪れた人々があらゆる差別や偏見を気にせず、同じ鍋のごはんをいただく“大きな団らん”と、それを支える人々の無償の労働。

その姿はファストフードやコンビニ弁当による「ひとりご飯」が当たり前となってしまった私たちに、「食」という人の営みの原点を思い出させてくれる。

インド黄金寺院に古くから伝わる食卓の風景に、心解きほぐされる極上のショートトリップ・ドキュメンタリー。これを見れば、今夜の食卓は少し違って見えてくるはず。

『聖者たちの食卓』みんなでいただきます
『聖者たちの食卓』みんなでいただきます

そんな
10万人の食卓 “ランガル(=無料食堂)”のルール
◇寺院に入る前は、手を洗い、靴を預け、足を清める
◇宗教、階級はもちろん、女性、男性、子どもがすべて一緒に座る
◇ターバンまたは、タオルを着用(レンタル有)
◇残さず全部食べること、お代わりは自由
◇使った食器は指定の場所へ戻す
◇酒、たばこ、革製品の持ち込みは禁止
◇一度の食事を5,000人でとるので、譲りあいを忘れない

10万人ってどのくらい?のイメージですが
今回のAKB総選挙 70,000人、2013年東京マラソン出走者36,030人/2013年フジロックフェス来場者(前夜祭含む4日間)110,000人
この分、無料でまかなうってすごすぎです。

『聖者たちの食卓』
2014 年 9 月下旬より、渋谷アップリンク、ほか全国順次公開です!

【 公式サイト 】準備中(2014June14現在)
【 公式Twitter 】準備中(2014June14現在)
【 公式Facebook 】https://www.facebook.com/HimselfHeCooks.jp

監督:フィリップ・ウィチュス,ヴァレリー・ベルトー
2011 年/ベルギー/65 分/Color/16:9/
原題/Himself He Cooks

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