「さよなら歌舞伎町」「ヴァイブレータ」など、自分の居場所を探し求める大人たちの衝突や愛を、時に鋭く時に温かく描いてきた廣木隆一監督。
どうしても描きたかったという自身の処女小説の映画化であり、文芸作品の映像化に定評がある廣木監督の真骨頂ともいえる新作映画『彼女の人生は間違いじゃない』が、ギャガ配給で、2017年7月15日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館他にて全国順次公開が決定しました! 戻る場所もなく進む未来も見えない者たちは、もがきぶつかり合いながらも光を探し続ける。それは、今この時代を生きる私たちに共通する想いかもしれない。すべてのひとに幸あれと願わずにいられない、心に爪痕を残す至極の物語がここに誕生した。 主人公みゆきという体当たりの難しい役どころに全力で挑んだのは、「日本で一番悪い奴ら」の瀧内公美。日常に戻ることなく役になりきるため、撮影中は一度も家には帰らなかったという。 |
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亡き妻を今も慕うみゆきの父親には、多くの名匠に愛され、最近では「恋人たち」「共喰い」での好演も記憶に新しい光石研。 素性を隠すデリヘルの従業員には主演映画「横道世之介」で数々の映画賞を受賞、月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」主演など、今や人気、実力ともに兼ね備えた高良健吾。 みゆきの同僚で市役所職員には「聖の青春」でのプロ棋士役など、独特の存在感で異彩を放つ柄本時生など、物語に深みを与える実力派俳優が揃った。 |
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廣木監督と主演の瀧内さんからコメントが届いています。
廣木隆一監督コメント 朝起きて何気ない毎日が始まることと思っていた。5年と言う歳月はあっという間に過ぎていく。そんな時代に産まれた僕らの記憶と記録。今を生きている僕らの映画にしたかった。大げさに何かを言うのではなく、何かを伝えられる映画というものを信じるための映画にしたかった。ただ、その地に行って撮影して帰ってくるのではなく、その地に立って感じたことを全て描き切ること。ここには正直に向き合ったキャスト、スタッフの姿があるはずです。そして、それは『彼女』の人生の一部かもしれないが、今でも『彼女』はその一部の人生を生きているのだと確信できる映画になってくれたらと思います。劇場でその瞬間に立ち会ってもらえたら嬉しいです。 主演・瀧内公美コメント |
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7月15日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
『さよなら歌舞伎町』『ヴァイブレータ』の廣木隆一監督最新作! まだ薄暗い、早朝のいわき駅。東京行きの高速バスに乗り込む、金沢みゆき(瀧内公美)。 みゆきのアルバイト先の事務所。 もう一人、みゆきと同じようにもがく男がいる。市役所の同僚の勇人(柄本時生)だ。東京から来た女子大生に、被災地の今を卒論のテーマにするからと、あの日からのことを“取材”されるが、家族がバラバラになった勇人は、言葉に詰まってほとんど答えられない。 そして・・・週末になると東京へと通うみゆきの日々に、変化が訪れる。 |
監督:廣木隆一『さよなら歌舞伎町』『ヴァイブレータ』
原作:廣木隆一「彼女の人生は間違いじゃない」(河出書房新社)
出演:瀧内公美、光石研、高良健吾、柄本時生
提供:ギャンビット、ギャガ
配給:ギャガ
(C)2017『彼女の人生は間違いじゃない』製作委員会
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