この度、大西信満主演、ピンク四天王からの佐藤寿保監督の最新作「華魂(はなだま) 幻影」が完成!
その完成披露試写会が大西信満さん、イオリさん、川瀬陽太さん、愛奏佐藤寿保監督が登壇して行われました。 本作は昨今、閉鎖が相次ぐ映画館が舞台。 “華魂”それは、荒野に咲いた花。俗世の欲望の象徴であり、この花が咲くところでは、人間は欲望の箍が外れて理性が崩壊する。 「華魂 幻影」完成披露試写舞台挨拶 |
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MC:華魂の続編完成しましたが、思いや苦労などお話下さい。
佐藤監督:華魂は企画で2年前に四季で1本ずつ撮ろうと始めました。映画人とお金がかかるので2年越しで第2弾完成しました。ケイズシネマさんを初め、理解ある映画館さん、スタッフ、キャストの皆さんに感謝しています。苦労は言いたくないです。 MC:佐藤組は初めてですが。 大西さん:本を読んだ時に思いがこもっているのを感じまして、監督にお会いして凄まじい勢い・力を感じて大変なことになるんだろうなと思いました。でも、撮影はスムーズで迷うことなく濃密な現場でした。 MC:映画初出演をオーディションで射止め、体当たり演技していますが。 イオリさん:オーディションも撮影も初めての現場で。皆さんに優しく接していただいたので良い経験が出来ました。 |
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MC:佐藤組の常連ですよね。
川瀬さん:いいえ。20年前から成人映画から出てきて、その頃から知っていたのですが、初めてだったんです。監督の作品の激しさは知っていたので、おっかないなこんな人とやりたくないなと思っていたんです。で、やってみたらいい感じだったので。ありがとうございます。 MC:劇中劇で川瀬さんの相手役でしたが撮影はいかがでしたか? 愛奏さん:勝手なイメージで監督は凄く厳しい監督と思っていたんですけど。とても細かく教えてくださってホッとしました。 MC:映画初めてのイオリさんですがいかがでしたか? 大西さん:彼女は、かなり大変なことを臆さず挑んでいます。一つ言えばなかなかなまりが取れなくてね。 |
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MC:最後にメッセージを。
大西さん:なかなか映画観てもらうまでが大変で。多くの方に観ていただけたらと思います。 イオリさん:かなり体も張ったと思いますので、是非。 川瀬さん:大西君とは知り合いだったので、撮影前に監督ってどういう方ですかって?聞かれたので。普通じゃないよ。正確に言うといかれてるって伝えました。その通りの言かれた映画になっています。 愛奏さん:現場が極寒で。私の乳首は常温ではもう少し・・・。 佐藤監督:この映画は他の映画館では見られない映画です。熱気と狂気と愛に包まれた映画です!是非劇場へ!!!! |
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あらすじ 閉館間近の映画館の映写技師で沢村貞一(大西信満)は、毎日狭い映写室からスクリーンを見つめ続ける日々を送っていた。 ある日、画面に見えるはずのないものが見えだしていた。黒ずくめの少女(イオリ)である。少女は何かを訴えるように沢村を見つめている。上映後、フィルムをチェックするが、少女などどこにも映っていない。 ある日、上映後の客席に幻影で見たあの黒ずくめの少女が目の前にいた。沢村は、少女を劇場の映写室の控え室でかくまう。上映中、ふと気がつくと、少女がいなくなっている。少女を捜すがどこにもいない。街をさまよう沢村。少女の幻影が沢村を誘う。 少女に導かれるように、川原に来る沢村。沢村の失われた記憶が蘇る・・・。少女の頭に毒々しい色の花“華魂”が不気味に咲いている。少女は一体誰なのか。沢村との関係は。 「華魂 幻影」 4月30日ケイズシネマにて公開。 |
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今回、拝見させていただきました!
フィルム時代の町の映画館を懐かしむ、昭和へのノスタルジー。 僕的にはグロいのダメなので、ダメでしたが、ハマる人はハマるんだろうなと。 マニア向け一本です。 今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭で上映後の4.30で公開となります。 因みに新人のイオリさん、着痩せするタイプです。 |
出演:大西信満 イオリ 川瀬陽太 愛奏 吉澤健 真理アンヌ 三上寛 他
監督・原案:佐藤寿保
プロデューサー:小林良二
脚本:いまおかしんじ 音楽:大友良英
共同研究:東京工芸大学
制作・配給・宣伝:渋谷プロダクション
製作:華魂プロジェクト
2016年/日本/カラー/ステレオ/83分
(c)華魂プロジェクト