東野圭吾x堤監督、サスペンス・アクション超大作、
映画『天空の蜂』 が9月12日(土)より全国公開となります。 その完成報告会見がおこなわれ、江口洋介・本木雅弘・仲間由紀恵・綾野剛・堤幸彦監督が登壇し、それぞれの熱い思いを語りました! 日程:6月22日(月) |
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なんと! 迫力の本編冒頭13分の映像が流れた後! キャスト及び監督が登壇!!! 江口さん:危機感のある映画が出来ました!面白い作品が出来ました今日は宜しくお願いします。 本木さん:驚きに満ちた作品が出来上がりました。原作がまるで予言の書であるかのよう。その原作を2時間にした脚本力。そして重い内容をエンターテインメントに仕上げた堤監督の熟練の技。CGチームの努力。仲間さんといい仲役なんで、私が仲間由紀恵独身最後の相手俳優だと。多くの方に観ていただきたい作品です。 仲間さん:本当に凄い映画に出演させていただいたなと思っています。 綾野さん:この作品は参加出来たこと光栄に思っています。 堤監督:キャスト、スタッフが全力で強い映画を創ろうと一丸となった作品です。東野先生の未来の危機に対する先見の明に驚かされ、かかわりたいと強く思ったのが始まりです。息の詰まるような手に汗握る作品に出来ました。 MC:原作者である東野圭吾先生より、映画をご覧になってのコメントが届いてます。 =原作者・東野圭吾さんのコメント= 監督や俳優の皆さん、そのほか多くの方々の熱い思いが伝わってくる、骨太の素晴らしい映画だと思います。 私自身の血も、この小説に取り組んでいた20年前のように騒ぎました。 きっと多くの人々の心を揺さぶることだと思います。」 |
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MC:どのような想いで、本作に挑まれたのでしょうか。
監督:テロという現代の脅威だったり、3.11を通して生で危機感を感じた中、どのようにこの題材と関わるか。そして、親子の作品でもあるので、その想いを映画的にどう語るか。日本で題材にすべき作品ですし、いろんなテーマが詰まっています。 MC:完成した映画をご覧になって、手応えはいかがでしたか? 監督:凄さはぜひ劇場で体感していただきたい。特に音と、音楽はこだわっています。ビッグBの音は生き物のようにとリクエストしているので迫力が凄まじいですし、音楽は作曲家のリチャード・プリンさんがハリウッド映画のような仕上がりにしてくださいました。ぜひその辺もお楽しみください。 |
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MC:江口さんはどのような思いや覚悟で、ご出演を決意されたのでしょうか? 江口さん:まず原作を拝見させていただいたのですが、恐怖をリアルに感じました。8時間の中でエンターテイメントに仕上がっていますが、子供から大人まで伝わる、感動作に仕上がっていると思います。“蜂に刺される”と、本木さん演じる三島のセリフにもありますが、沈黙する群衆になってはいけないのだと思い、何か形で残したいと参加を決めました。 MC:本木さんは、実際にご出演されるにあたって、どのような想いで三島役に臨まれたのでしょうか? 本木さん:自分自身も3.11のような災害を超えて、価値観を再構築しなくてはならなかった時、胸に歯がゆさであったり、恥ずかしさだったり、自分自身も沈黙する群衆の一人だったのではないかと感じ、そのメッセージ性に引き込まれました。 MC:仲間さんは役作りにあたって、監督とはどんなお話をされたのでしょうか? MC:綾野さんは今回が初めての堤組ですが。 堤監督:普段、こんなに人前で褒められることがなくてドキドキしていますが、少ししか出演シーンがない中で、ステレオタイプの犯人ではなく、表現や発露を綾野さんは瞬発的な力で、凝縮して、出しきってくれました。 |
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MC:江口さん、本木さんは本作が意外にも初共演は?
江口さん:現場ではその場の感じ方でやらせていただきました。男同士でぶつかり、徐々にブロックを積み上げていくような感覚で、よいパートナーでした。 本木さん:実は、江口さんとは少ししか年齢が離れていないんですよ。今年で50歳になるんですが… 江口さん&綾野さん:えッ…50歳ですか!? 本木さん:そうなんですよ(笑)なので、作品の中での湯原と三島の対照の仕方がリンクしていました。家族との関係で後悔して、問題に立ち向かっていく姿と、同じく家族との問題をある意味陰湿な、異なった方法で消化していく男を演じる私。 |
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マスコミ質疑応答 Q:ご自身も子を持つ父親として、この役柄をどのように演じられましたでしょうか? 江口さん:自分が何を伝えればいいのか、生き方を映画の中で見せたいなと。内側の部分をしっかりと演じたいと思いました。 本木さん:いい父親になるのは難しいと思いました。男性はどうしても仕事を優先してしまうので、子供にいい背中をみせたいと思っても、現実的には難しいです。私もダメお父さんなところもあります。 Q:こうゆう作品を今、送り出す意味とはどうお考えでしょうか? 江口さん:時代を感じる作品にしたいと思いました。嘘の中にある真実など、様々な内容が詰まっていますが、このように形になったのは嬉しいです。 本木さん:この作品で語られていることは、地球で生きていく上で、非常に大切なことだと思いました。大人は小説や本で知ることができますが、未来を担う子供たちに伝えるためにこの作品は最適だと思います。 仲間さん:私自身も仮面をかぶった一人だったのではないかと感じました。これから先、生きていくために重大なテーマです。たくさんの人々に観ていただければと思います。 綾野さん:僕は肯定か、否定かではなく、『天空の蜂』を生きて、生活していく中で大切なことを感じました。自分自身がどう生活していくのか、人が人であるために、本質的に向き合いたいと、単純かもしれないけど、こういった場で人々に向き合うことを大切にしていきたいです。改めて、この作品に参加できて心から誇りに思っています。 監督:“蜂に刺される”ってなんだろうと…人間というのは、社会、家族、地域だったり、集団の中で過ごすと何も考えず、考えることを放棄してしまう。 そのことに対して、この犯人は警告をしています。正しいやり方ではないが、皆さんもどう感じるか、ご覧になった頂きたいです。 |
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9月12日(土) 全国ロードショー
『天空の蜂』 公式サイト:www.tenkunohachi.jp |
キャスト:
江口洋介 本木雅弘 仲間由紀恵 綾野剛 國村隼 柄本明
光石研 佐藤二朗 やべきょうすけ 手塚とおる 落合モトキ 松島花 向井理 竹中直人 石橋蓮司 他
監督:堤幸彦
原作:東野圭吾「天空の蜂」(講談社文庫)
脚本:楠野一郎
音楽:リチャード・プリン
制作:オフィスクレッシェンド
企画/配給:松竹
(C)2015「天空の蜂」製作委員会