第30回東京国際映画祭コンペティション部門に選出された、芥川賞作家・綿矢りささん原作、松岡茉優さん主演の映画『勝手にふるえてろ』の公式上映の舞台挨拶が行われ、主演の松岡茉優さんと、渡辺大知さん(黒猫チェルシー)、石橋杏奈さん、北村匠海さん(DISH//)、そして大九明子監督が登壇して行われました。 『勝手にふるえてろ』東京国際映画祭公式上映舞台挨拶 |
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大きな拍手の中現れた、キャストの皆さんと監督。 先ずは挨拶から と、挨拶からスタート。 |
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演じる点で心がけた点は? 松岡さん:原作のヨシカも映画のヨシカも大好きです。ヨシカ的な人を救うにはどうしたら良いか?考えました。報われてほしい人が沢山いるんです。ポスターにラブコメと書いてありますが、そう思って演じていません(監督:私も)演じるうえでは上げたり下げたりするのは楽しかったですが、難しかったです。 渡辺さん:僕の役『二』はマイペースで暑苦しい感じの男です。心がけたのは・・キャラにしないで演じました。この役はヨシカに似ている部分もあると監督に演出されました。なるべく自分に近い感覚で演じてみました。 石橋さん:私が演じたヨシカ・・あっ!クルミはヨシカの親友なんです。意図してないのですがかき乱してしまう。そういうことってありますよなと思いながら、そう感じてもらえたらいいなと思って演じました。 北村さん:「一」は残酷なやつと監督に指示され、僕もそう思ってたので、でもその残酷さは意図しているものではなくて、一人孤独に生きていたので他人への感じも方も欠如している。撮影中はバンドのメンバーもいましたが、無視して演じてました。そうすることでナチュラルに「一」が出るように心がけました。 と、其々答えました。 最後に・・・ 大九監督:好き放題シナリオを描き、好き放題撮影した作品です。ヨシカは頭の中にあって・・・いや、私がヨシカだ!と突っ走らせていただきました。上映後に皆さんが「私がヨシカだ!」って思っていただければ幸いです! |
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<第30回東京国際映画祭 開催概要> 開催期間:2017年10月25日(水)~11月3日(金・祝) |
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映画『勝手にふるえてろ』
12/23(土)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国公開 “脳内片思い”の毎日に“リアル恋愛”が勃発!? 物語・・・ 傷だらけの現実を突き抜ける 暴走ラブコメディ! 24歳のOLヨシカは中学の同級生「イチ」(北村匠海)へ10年間片思い中! そんなヨシカの前に、突然暑苦しい会社の同期「ニ」(渡辺大知)が現れ告白される。「人生初告られた!」とテンションがあがるも、ニとの関係にいまいち乗り切れないヨシカ。 ある出来事をきっかけに「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」と思い立ち、同級生の名を騙り同窓会を計画。ついに再会の日が訪れるのだが… |
原作:綿矢りさ著『勝手にふるえてろ』文春文庫刊
監督・脚本:大九明子
出演:松岡茉優 渡辺大知(黒猫チェルシー)石橋杏奈 北村匠海(DISH//)
趣里 前野朋哉 池田鉄洋 稲川実代子 栁俊太郎 山野海 梶原ひかり 金井美樹 小林龍二(DISH//) 増田朋弥 後藤ユウミ 原扶貴子 仲田育史 松島庄汰 古舘寛治 片桐はいり
正式には外字の舘(※舎官)となります。WEB上では、表現できない文字のため、「舘」を使用しています。
配給:ファントム・フィルム
主題歌:黒猫チェルシー「ベイビーユー」(Sony Music Records)
©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会