9月30日(土)公開のフランス映画『エタニティ 永遠の花たちへ』。
本作はオドレイ・トトゥ演じるヴァランティーヌからはじまり、脈々と続いていく愛と結婚の物語です。 公開記念トークショーとして、シネスイッチ銀座に石丸幹二さんをお迎えしてトークイベントが行われました。 日付:10月1日(日) |
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本作にジュエリーを提供したフランスのグランサンク(5大宝飾店)のひとつに数えられる、名門ジュエラー、ショーメ(CHAUMET)の「ダンディウオッチ」(1,879,200円)を身に着けて会場に現れた石丸さん。 入場時に石丸さんがお客様方へブーケを手渡しながら登壇! MC:映画をご覧になった感想はいかがでしたか? 石丸さん:クラシック音楽にあふれています。セリフは少なく。庭園や美術館にいるような感じです。気分が穏やかになります。 MC:トラン・アン・ユン監督の作品は、初めてご覧になられたのですか? 石丸さん:「青いパパイヤの香り」は以前拝見しました。音楽の入れ方は共通していますね。 MC:ミュージカルの舞台からクラシックコンサートにも出演されている石丸さんですが、本作品ではどんなシーンの音楽が印象に残っていらっしゃいますか? 石丸さん:34曲使われています。中でも印象的な曲は、ドビュッシーの「アラベスク第一番」。ヴァランティーヌの幸せな家族のシーンにとてもマッチしていますね。そして、マリア・カラスの歌声が素晴らしい「ルイーズ」。生と死、人生、産まれること、いのち、の自然な流れが、曲の歌詞の内容ともリンクしています。そして、クラシック音楽の曲のあてかた。モーツアルト、リスト、ラヴェル・・・たくさん登場しますが、フランスの映画にはフランスの音楽が似合います。また、回想シーンにはほろっとしました。セリフが少ないだけに曲が心情を表現しています。 MC:ミュージカルでは、歌が台詞ですが、本作品は登場人物の台詞が極めて少なく、ナレーションと音楽が彼らの感情を表現しています。非常にユニークな演出ですが、どんな印象をもたれましたか? 石丸さん:映画は3回見ました。演出としては、ギターのシーンが印象的です。最初は夫が弾いていて、次は子どもが弾いていて。家族ってこんな風につながっていくのだと思いました。 |
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MC:また、本作の主人公たちは、愛する人と出会い、結婚し、家族を作り、ともに生きていくことをとても大事にしています。男性である石丸さんは、彼女たちの生き方をどうお感じになりましたか? また、独身の石丸幹二さんですが、結婚して家族を持つという人生を歩んでみるのはどうでしょう?
石丸さん:修道院にいく女性も登場しましたが、いろいろな人生がありますね。自分は芸術を生きる人生を選びましたが。 MC:強い女性といえばいまは小池百合子さんが浮かびますね。 石丸さん:小池百合子さん、前向きなエネルギーが素晴らしいと思います。 ここでお客様に、サプライスで石丸さんから花束をプレゼント。 |
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最後に・・・
石丸さん:人はどう生きるのか、わかってくる映画です。周りのかたに伝えたくなりますね。 映画『エタニティ 永遠の花たちへ』。
そんなヴァランティーヌに再び喜びをくれたのは、無事に成長した息子のアンリと幼なじみのマチルド(メラニー・ロラン)の結婚だった。 マチルドの従姉妹のガブリエル(ベレニス・ベジョ)と夫も頻繁に訪れるようになり、大家族のような賑やかで幸せな日々が続く。だが、運命は忘れた頃に意外な形で動き始める──。 |
監督:トラン・アン・ユン
出演:オドレイ・トトゥ、メラニー・ロラン、ベレニス・ベジョ、ジェレミー・レニエ、ピエール・ドゥラドンシャン
2016年/フランス=ベルギー合作/フランス語/カラー/シネマスコープ/1時間55分
配給:キノフィルムズ
(c) Nord-Ouest