映画情報どっとこむ ralph 齊藤工さんが発案した映画館のない地域や被災地に映画を届けるプロジェクト「cinéma bird(移動映画館)」の第5弾となる「cinéma bird in 熊本 2017」 が6月25日(日)に熊本県山鹿市にある、重要文化財の八千代座で行われました。

今回は、人気お笑い芸人サンシャイン池崎さんの VTR からスタートし、会場のボルテージは急上昇。その後、ミラクルひかるさんがモノマネライブや、3 回目の cinéma bird 出演となる永野さんの「ラッセンより~普通に~熊本が好っきー!」のコール&レスポンスに、子どもたちも大興奮でした。

会場の熱気も冷めやらぬ中、cinéma bird への参加は初めてながらも MC を 務めた、熊本県出身のモデル中別府葵さんが登場。

中別府さん:私が育った合志市では、市民会館で上映会をやってくれていて、友達と見にいっていました。小さい頃に見た映画が、今でも思い出にあるので、皆さんもこの 1日の記憶が残ってくれるといいなと思います。

と、子ども達へ向けコメント。そして満を持して発案者である齊藤工さんが登場。

齊藤さん:cinéma bird はただの映画上映会で はなくて、色々なものが集まるお祭りなんですよね。今日はこの空間に浸って頂いて、来ている皆さんで同じものを共有して頂け ればと思います。

と cinéma bird のコンセプトを紹介しました。

<「cinéma bird(移動映画館)in 熊本2017」開催概要>

開催日時:2017年6月25日(日)
会場:八千代座(熊本県山鹿市)

【第一部(9:00~12:45)】
上映映画:しあわせのパン
出演者:齊藤工、原田知世、永野、ミラクルひかる、中別府葵、日本現代舞踊 花童、山鹿市市長 中嶋憲正

【第二部(13:30~17:00)(小学生対象)】
上映映画:ソング・オブ・ザ・シー 海のうた
出演者:齊藤工、高良健吾、永野、ミラクルひかる、古賀小由実、中別府葵、日本現代舞踊 花童

【第三部(17:30~21:00)】
上映映画:シング・ストリート 未来へのうた
出演者:齊藤工、高良健吾、行定勲 監督、永野、ミラクルひかる、古賀小由実、中別府葵、日本現代舞踊 花童

映画情報どっとこむ ralph イベントれぽ!

前日の24日(土)には、齊藤さんが益城町立津森小学校に訪問し、上映会を実施。震 災直後に熊本を訪れ、津森小学校にも訪問していた齊藤さんが、その際に宣言した「必ず帰 ってきます。」という約束通りに再訪を果たし、鉄拳さんのパラパラ漫画「家族のはなし」を上映。



こんな感じで、齊藤さんに会えたら、映画監督や俳優を目指す子たちも現れますよね。

映画情報どっとこむ ralph そして、「cinéma bird(移動映画館)in 熊本2017」当日25日(日) にて、 第一部、北海道・洞爺湖の小さなまちのパンカフェの物語「しあわせのパン」を上映。

上映前には、中嶋憲正 山鹿市市長にも登壇。

さらに、スペシャルゲストとして、主演女優の原田知世さんも登場。原田さんと齊藤さんは昨年ドラマで共演し、撮影中もよく映画の話しをされていたそう。

シネマバードについては、

原田さん:撮影中にも齊藤さんからシネマバードのお話を聞いていたので、 今回呼んで頂けてとても嬉しいです。畳の上で映画を見る機会はなか なか無いと思うのですが、作品がより素敵に見えそうですね。

とコメント。 「しあわせのパン」については、

原田さん:監督が四季を丁寧に撮っていきたいと いうことで、夏から秋にかけてと、翌年の冬にわたって撮影しました。洞爺湖は本当に美しくて、光によって景色がどんどん変わっ て見えるんですね。私も撮影中しながら、そこにいるだけですごく自然体になれたり、パワーをもらえていたので、それが映像からも きっと伝わると思います。

と映画への思いを語りました。

映画情報どっとこむ ralph 第二部では、家族の物語を描いたアニメーション映画「ソング・オブ・ザ・ シー 海のうた」を上映。

会場に集まった子どもたちも、幼い兄弟が挑む 大冒険のストーリーに、真剣な表情で見入っていました。上映後は、シン ガーソングライターの古賀小由実さんが、本映画のエンディングソングのカバーを披露し、古賀さんの優しくも力強い歌声で、会場は暖かな雰囲気に包まれました。さらに、この回にはスペシャルゲストとして、去年の cinéma bird in 福島 2016 でも VTR 出演して頂いた、熊本県出身 の高良健吾さんが登場。

高良さん:今日は工さんが発案した cinéma bird に足 を運んで頂いてありがとうございます。僕たちが普段やっている役者の仕 事って、決まっている現場に行くことだったりするんですよね。でも工さんは、自分で考えた移動映画館で、映画を皆さんの所に 運んでいって、熊本に運んできてくれた。それは僕も熊本出身者としてとても嬉しいし、それを皆さんと一緒に体験できるのがとて も嬉しいです。

と、映画、そして熊本への熱量が伝わるコメントをいただきました。

映画情報どっとこむ ralph 第三部では、80年代を席巻した数々の大ヒット曲が流れる音楽映 画の傑作「シング・ストリート 未来へのうた」を上映。 高良さんに加え、「うつくしい人」も手掛けた熊本出身の行定勲監督も登場。

齊藤さん:今回八千代座で開催できたルーツは、実はこの2人にあります。震災直後にすぐ動いていた2人に、何かできることがないかと連絡したときに、 復興映画祭の実行委員会のメンバーの方を紹介頂いて、その縁があって今日の開催に至ったんですね。

とコメントすると、「くまもと復興映画祭」のディレクターも務める行定監督は

齊藤さん:くまもと復興映画祭のライバルは、cinéma birdだと思ったよ。

というコメントに、

齊藤さん:是非一緒にやりませんか?

という提案や、

高良さん:今後考えていることがあるので、是非楽しみにしていて下さい!

と、cinéma birdの今後がますます楽しみになるトークも!これから の動向にも注目です。

映画だけでなく、お笑い、ライブ、舞踊、スペシャルゲストのトークショーなど、まさに“フェスティバル”だった今回の「cinéma bird」。次はどの土地に飛び立ち、感動と笑いを届けてくれるのか、早くも次回の開催が待ち遠しい暖かいイベントとなりました。

公式HP:
http://cinemabird.com/
公式Twitter:
@cinema_bird
公式facebook:
@cinemabird

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主催:cinéma bird実行委員会
後援:山鹿市
協力:株式会社テレビ熊本 山鹿よへほ女将会
企画/制作:株式会社W TOKYO
    

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