映画情報どっとこむ ralph 本日、5月27日(土)公開を迎えた、ジェン・マンシュー、中野裕太W主演『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』の初日舞台挨拶が行われました。

舞台挨拶では、劇中でリンちゃんを演じたジェン・マンシュー、モギさんを演じた中野裕太、谷内田彰久監督、モデルとなったモギご夫妻がお子さんと共に登壇。出演キャスト、監督、原作者を迎え、上映後のということで観客も大いに盛り上がりを見せた舞台挨拶イベントとなりました。

日程:5月27日(土) 
場所:ユナイテッドシネマ アクアシティお台場
登壇:ジェン・マンシュー、中野裕太、モギ夫妻(モギサン、モギ奥サン)、谷内田彰久、ericka hitomi

映画情報どっとこむ ralph ジェン・マンシュー、中野裕太、モギ夫妻、谷内田彰久監督が登壇。

挨拶と共に本作で一番好きなところを、シャイな日本人男性モギさんを演じて

中野さん:めちゃくちゃピュアなところ!恋愛映画だけどキスシーンすらない。手と手がふれ合うというような表現だけで、恋に落ちていく様子や恋愛が成就して結婚に至るまでを、プラトニックに描いているところが好きです。

とコメント、続けて本作のキャンペーンとしては初めて日本のメディアの前に登場した、ヒロインのリンちゃんを演じた台湾人気女優のジェン・マンシューは、まず最初に日本語で

マンシュー:私はマンシューです。よろしくお願いします。

と挨拶。好きなところは

マンシュー:リアルなトゥルーラブストーリーが基になっているところであり、また台湾の観光地なども出てきて、観客のみなさんも行ってみたいなと思ったのではないでしょうか?

と観客に問いかけました。そしてそのまま撮影の裏話に話が及び

マンシュー:リンちゃんとモギさんが二人で東京から長崎まで旅をするシーンを撮るため、ロケをしていました。短いスケジュールの中で、移動しながら少しずつ撮影を進めていくという経験は初めてでした。途中、富士山を二人で眺めるシーンを撮るはずが、雲が覆ってしまい見えない状況になった、その時あるダジャレを思いつきました!

と茶目っ気たっぷりに話しだすと、観客の期待が高まる。すると

マンシュー:富士山とモギサン。共通している”さん“のフレーズをかけて、富士山は残念ながら見られなかったけれど、私の目の前には大好きなモギサンがいるよ!という意味で、モギサンに対して”富士山”と指をさしたが、そのダジャレに対して、現場で誰も共感してくれずさみしい気持ちになりました。

と残念そうに語ると、マンシューの愛くるしさに、どっと劇場が笑いに包まれた。

実際にマンシューに突然の指をさされた時、

中野さん:正直、何を言われているか分からなかった(笑)俺が富士山!という意味かなと判断し、咄嗟に頭上に腕で三角を作り、山のポーズを決めた!

とコメントし、実際のモギ夫妻のように、アドリブを交えたマンシューとの仲睦まじく息の合った掛け合いについて語った。

映画情報どっとこむ ralph そしてモデルとなったモギ夫妻はそろって、本作について

モギサン:台湾の風景、優しさと情熱的な部分を兼ね備えた台湾人らしさを見て、改めて台湾に行きたくなる気持ちにさせてくれるところが好きです。


モギ奥さん:足つぼマッサージや自宅で麻雀をしていたり、劇中に出てくる母親や居酒屋の女性達が、いかにも台湾の南の地方の情熱的なおばちゃん!という感じで好きです。

と語った。

谷内田監督:実は僕も2シーンくらい出演をしていたんです。気づいた方いましたか?

と観客に問いかけるが、反応が薄く、

中野さん:監督は自己顕示欲が強くて、この質問を毎回するけれど、誰も気づいていない!

と鋭く突っ込みを入れる場面も。

映画情報どっとこむ ralph 続けてMCからの質疑応答に入り、恋愛を描いた映画にちなんで、中野とマンシューそれぞれが【理想の女性像・男性像】について語った。中野は悩みながらも

中野さん:性格が優しく、明るい人。一緒にいて気を遣わず、自然体な人。

とコメント。マンシューは理想の男性像というより、自身の恋愛観について話が及び

マンシュー:もしも理想の人と出会ったら、劇中のリンちゃんのように積極的になりたい!

と台湾人らしい情熱的な一面ものぞかせた。
 
モデルとなったモギ夫妻の奥さんのリンちゃんが自身でデザインを手がけ、台湾・中国で立ち上げているファッションブランドについての質問が及び、MCから「どのようなファッションなのでしょうか?」というという問いかけに対し、即答で

モギ奥さん:こういうファッションです!

と自身が着用しているワンピース(黒いストローハット、レトロな柄の暖色のワンピース)を示し、MCが焦ってたじろぎ、観客からも笑いが起きるというほっこりとした場面もみられた。ブランド名【ドレジアム】の由来について

モギ奥さん:ドレスとミュージアムが合体しているという意味であり、伝統的で流行に流されないで、洋服が自分のコレクションとして長い間着られるようなデザインを心がけています。

とデザイナーとしての一面をのぞかせた。

中野さん:中国と台湾で大人気です!

とアピールコメントを加えた瞬間、モギ奥さんの大きな白く丸いイヤリングが外れ、舞台下で落ち、咄嗟に中野が舞台から飛び降り、拾うというハプニングも。
最後は本作が劇場用映画監督デビューとなった谷内田監督が

谷内田監督:気軽に観てもらえる映画だと思う。大切な人と観てほしいです。

と公開初日を無事に迎えられた喜びを熱く語った。そして最後はサプライズゲストとして主題歌【ハンブンコ】を歌うericka hitomiが登場。ジェン・マンシューへ花束を贈り、観客からの温かな拍手に包まれ、本イベントは幕を閉じました。

映画情報どっとこむ ralph ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。

新宿シネマカリテほか順次公開です。

その恋はFacebookから始まった。
台湾に住む元気いっぱいの女の子リン。日本のドラマやアニメが大好きで、通っている大学でも日本語を専攻するくらいの立派なジャパオタ。日本を襲った震災の話 で世界が揺れているとき、リンのFacebookに一通のメッセージが届いた。日本人青年からのメッセージだった。彼の名前は「モギ」。 モギは震災で復興支援に協力的な台湾の国民性や親日感情を知り、興味を抱き、まだ見ぬリンにメッセージを送ったのだった。友達申請を承諾したリンは、茂木と の Faebook でのやり取りが始まった。内容はたわいもない事や、日本の事、お互いの悩みや日々の出来事。そして迎えたゴールデンウィーク。台湾で初めて顔を合 わせる二人。その時間はあっと言う間だったが、二人の距離はより一層縮まり、その日を境に、たわいもなかったFacebook上でのチャットがリンとモギとのオンラインデートとなった。内容は相変わらずだったが、二人は幸せだった。お互いの気持ちはいつしか海を越えた。

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出演:簡嫚書(ジエン・マンシュー)、中野裕太、王彩樺(ワン・サイファー)、蛭子能収、林美秀(リン・メイシュー)、大谷主水、岡本孝、与座重理久

監督:谷内田 彰久
脚本:野村 伸一
音楽:常田 大希
原作:モギサン&モギ奥さん著『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』(新潮社)
共同配給:朝日新聞社/アティカス
©“Mamadame” production committee
2016年/日本/上映時間:94分/16:9/カラー/DCP5.1ch
  

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