現在公開中のパク・チャヌク監督最新作『お嬢さん』。
本作は「このミステリーがすごい!」で第1位を獲得したサラ・ウォーターズの「荊の城」が原作となり、複数の登場人物の視点で描かれる騙し合いと、過激なエロスが、息を飲むような美しい映像で綴られた作品。韓国では成人映画(R19指定)のオープニング記録を更新しています。 公開を迎えた今、賛否両論、禁断の「朗読会」シーンを解禁です。 解禁シーンは、絢爛豪華な屋敷に住み、莫大な財産権を持ちながらも、春画や官能本コレクターである叔父に支配されている令嬢・秀子が朗読会で官能小説を朗読するシーン。 |
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日本語と韓国語が飛び交う本作では、キム・テリ、キム・ミニ、ハ・ジョンウらがハードな日本語指導を受け、日本語を話している。
パク監督は来日の際、「日本語については皆さん、大きな心で迎えてください(笑)」と弁明(?)しているものの、映画を見た観客からは、「微妙な日本語だからこそ、よけいに官能的に感じる」や、「ところどころ日本語に日本語の字幕がほしい」、「日本語は変だが、そんなことが気にならないほど面白い」という、さまざまな意見が飛び交っている。 |
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『お嬢さん』
美しく純真なお嬢様の財産を狙う、詐欺師と侍女。 物語 |
監督:パク・チャヌク (カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞『オールド・ボーイ』)
キャスト:キム・テリ、キム・ミニ、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン
配給:ファントム・フィルム(2016年/韓国/145分/シネマスコープ/5.1ch/R-18)
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