「YouTube」に投稿された動画をきっかけに、2015年7月に「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」として書籍化もされた、あるカップルに起きた感動の実話が、ついに瀬々敬久監督の手で映画化が決定しました。
結婚を約束した一組のカップル、尚志と麻衣。幸せ絶頂の2人だったが、結婚式の3ヶ月前、突然の病気が麻衣を襲う。 一時は心肺停止、その後も長い昏睡状態に。 いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親からは「もう他にいい人を見つけたら」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。その祈りが届いたのか、その後、麻衣は徐々に意識を そして、8年の年月が経った頃、ついに2人に奇跡が訪れる――。 |
|
尚志役には、映画『るろうに剣心』(14年)、『世界から猫が消えたなら』、『何者』(ともに16年)など数々の作品で主演を務め、その確かな演技力で今や日本映画界に欠かせない存在となった若手随一の実力派俳優・佐藤健さん。
そして麻衣役には、ドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~ 」、映画『PとJK』、『兄に愛されすぎて困ってます』、『トリガール!』(すべて17年)など出演作が続き、今最も勢いに乗る若手女優土屋太鳳さん。 目を覚まさない婚約者を献身的に支え続け、苦悩しながらもひたむきに彼女を思い続ける、繊細な心情を表現する役に挑む佐藤と、これまで明るく健康的な役柄の多かった土屋が、難病と闘う女性という新たな境地とも言える役にどう挑むのか、2人の演技にも期待が高まります。 本作のモデルとなったのは、岡山県在住の中原尚志さん・麻衣さん夫婦。 その後、「抗NMDA受容体脳炎」という、発症率が300万人に1人とされる難病と診断。長い昏睡状態とその後のリハビリを経て、8年後の2014年12月に晴れて挙式。式場の運営会社が撮影したそのときの映像が、2015年2月に「8年越しの結婚式」として「YouTube」に投稿され、瞬く間に口コミで広がり話題となりました。 |
|
佐藤さん、土屋さん。そして瀬々監督からコメントが届いています!
佐藤健さん【西澤尚志役】からのコメント 土屋太鳳さん【中原麻衣役】からのコメント 佐藤健さんへ。魂を削り役を生きる背中は、常に私の目標です。全力で、ぶつかります応援して下さってる方々、 この物語を愛していらっしゃる方々へ。貴重な奇跡を私で表現出来るのか御心配かと思います。未熟者ですが、全てを注ぎ全てを捨てて、演じます。どうか見守って下さい。よろしくお願い致します。 瀬々敬久監督からのコメント 「8年越しの花嫁」 公開:2017年冬 全国公開 公式サイト:http://8nengoshi.jp/ |
|
物語・・・ かけがえのない人を待ち続けた8年間。これは実際に起きた、奇跡のラブストーリー。 尚志と麻衣は結婚を約束した20代のカップル。幸せ絶頂の2人だったが、結婚式の3ヶ月前、麻衣を原因不明の病が襲う。一時は心肺停止、長い昏睡状態で麻衣は寝たきりとなる。そこから尚志は毎朝出勤前に病院まで通い、麻衣を看病し続けた。しかし、いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親からは「もう他にいい人を見つけたら」と言われる。 麻衣は、記憶障害により尚志の記憶を失っていたのだった。 その後リハビリを経てようやく外出できるようになった麻衣を、尚志は2人の思い出の場所へ連れ出すのだが、まだ麻衣は尚志のことを思い出せない。尚志も自分が麻衣に負担をかけているのではと感じ、 しかしその後、麻衣は尚志が挙式予定だった日に毎年式場を予約し続けていたことを知る。 尚志の深い愛情に改めて気づいた麻衣は、彼を探し始める――。 |
原作:「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(主婦の友社刊)
監督:瀬々敬久
脚本:岡田惠和
出演:佐藤健、土屋太鳳
配給:松竹
制作スケジュール:2017年1月上旬クランクイン、2月クランクアップ 予定
©2017「8年越しの花嫁」製作委員会