吉本興業初の洋画配給作品となる映画『マクベス』を、期間限定の特別公演で吉本の笑いを取り入れて上演。
5月3日(火・祝)から9日(月)まで、大阪のなんばグランド花月の本公演で行われた内場座長週の吉本新喜劇『マクベス』は、連日満席が続きシェイクスピア4大悲劇のPRとは思えない程の爆笑の渦で観客を圧倒し大盛況のうちに幕を閉じました。 『マクベス』吉本新喜劇 O.A詳細 |
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吉本新喜劇の劇中では内場が映画監督役、未知やすえ、そして池乃めだかと新喜劇のスター達が出演しています。
そのストーリーは内場演じる監督が、シェイクスピア没後400年に合わせ『マクベス』の映画を作ろうとしますが、様々な邪魔者が現れ、果たして内場監督は、最後まで映画を撮りきれるのか?!と、まさかの現代風。原作の登場人物はそのままにオリジナリティ溢れる作品になりました。 5月3日の初日の前に、5月2日に本イベントの封切りイベントを行い、この上演前に5人は一足早く映画『マクベス』を鑑賞したそうで、内場は「人間の五欲はどこまでいくのか、と。怖い面を見た気がする」とコメント。やすえは「物語の中では最初、奥さんがたずなを引いているが、最後は女性の弱い面を見せる。あのシーンは悲しかった」と、妻であり女性である自身の視点から感想を述べた。『マクベス』といえば、王になると予言され悩むマクベスを、妻が裏で操っていくところも見どころの一つ。内場は“夫”として「感情移入しやすかった。『この役、できる』と思った」とマクベスに共感する部分があった様子。 |
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心も体もマクベスと一体化したお笑い界の最高峰達が贈る、まさかのシェイクスピア最高傑作を東京でも、観ることの出来る二度とないチャンスを、是非お見逃しなく!
映画『マクベス』 大ヒット上映中! |
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物語・・・ 舞台は中世スコットランド。仁徳が高く慈悲深いダンカン王に仕える将軍・マクベスは、反乱軍との激しい戦闘の末、勝利を収める。 その岐路、謎めいた魔女が現れ、“マクベスは領主になり、そして王になるだろう”という不可解な予言を囁く。 ともに行動していた将軍・バンクォーには、“子孫が王になる”と告げた。謎めいた予言を残し霧のように消えた魔女にとまどうマクベスたちの元に、王の使いが到着する。 なんとコーダーの領主が死亡し、マクベスが領主となるよう勅命が下ったのだ。魔女の囁きによって、忠誠心とは裏腹に王座への野望という炎を心に灯してしまったマクベスを、言葉巧みにマクベス夫人が夫の良心を消し去ろうと画策する。そんなとき、ダンカン王がマクベスの城に宿泊する日がやってきた! |
監督:ジャスティン・カーゼル
原作:ウィリアム・シェイクスピア
出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、エリザベス・デビッキ、ショーン・ハリス
配給:吉本興業
提供:アイアトン・エンタテインメント
(C)STUDIOCANAL S.A / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2015
2015年/イギリス
上映時間:1時間53分/PG-12