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尊厳死をテーマに「どのように死ぬかではなく、どう生きるか」を描き、人生の素晴らしさを伝える感動作『君がくれたグッドライフ』が、5月21日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにてロードショーとなります。
本作の公開に先立ち5月16日、澤穂希さんが登壇するトークイベント試写会が行われ、映画の魅力だけでなく、まさに映画のテーマにちなんで“なでしこ”時代の選手仲間とのエピソードなどたっぷり語りました。 |
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映画を観た感想を聞かれた澤さん
澤さん:朝から観たんですが、ハンカチなしでは観られませんでした。皆さんはこれからご覧になると思いますが、ちゃんとハンカチをご用意されているか心配です・・・(笑) と、かけつけた観客を気遣いつつ、 澤さん:病になるハンネスの立場、奥さんのキキの立場、どちらの立場で観てもいたいほど気持ちが分かりました。自分の主人が・・・と思いながら観ると、やはり妻の立場として観てしまいますね。 とすっかり感情移入してしまった澤さん。 |
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ヨーロッパの美しい風景の中を、仲間たちと自転車で走り抜ける旅を描く映画にちなんで、“仲間”という存在について、
澤さん:現役選手のとき強く感じていたのは、仲間がいたから自分でいられる、ということです。苦しい練習や試合も多くて、皆に励まされることも多かったんです。引退した後も関係は変わっていません。 と語りました。 MC:具体的に仲間たちに救われたエピソードは? 澤さん:自分が病気になった時にチームメイトには本当に励まされました。励まされるというのは心だけじゃなくフィジカル面でもそうで、一緒に走ってくれたこともあります。本当に支えられました。 MC:逆にチームワークを取る上で心掛けていた点は? 澤さん:自分から色んな選手に声をかけていました。見ていて元気がないな・・・という時には特に気にかけるようにしていたし、それは自分が先輩に声をかけてもらって励まされてきたことでもあります。 と答えてくれた。映画で主人公のハンネスと一緒に旅をすることになる仲間について 澤さん:自分が一緒に旅をする仲間だったらどうだろう・・・と考える一方で、主人公に残された時間が限られていることを考えると1分1秒が本当に大切になってきますよね。そんなかけがえのない命について描いた映画なんです。 とコメント。 |
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また、悲しみをこらえながら夫のハンネスを支えようとする妻キキが抱く気持ちについて、
澤さん:私がキキと同じ立場になったら、1日でも長く旦那さんと一緒にいたいという気持ちがあります。どんな形であってもいいから、どんなことがあっても旦那さんをサポートしてあげたい とコメント。旦那さんの話が出たところで MC:澤さんの結婚生活で大切にされていることは? 澤さん:お互いの仕事ややりたいことを尊重するようにしています。時々けんかをしたりもしますが、その日のうちに仲直りするというルールがあります。 と答えました。 MC:5月16日が「旅の日」であることにちなんで、行ってみたい場所は? 澤さん:まだアフリカに行ったことがないから、アフリカに行って大自然を感じてみたいですね。自転車で色んなことをしてみたい気持ちにもなりました。テントを張ったりご飯を作ったり、ツーリングの旅もいいですね!。 と回答! |
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最後に、 MC:澤さんにとって“グッドライフ”とは? 人生1度しかないからやりたいことをやった方がいいと思う。人生を楽しみたいです!“グッドライフ”に必要なものは家族や仲間たちは欠かせない存在です。 とキッパリ!これから映画を観る方に 澤さん:色んな人の想いを感じながら観ることになると思います。思いきり泣いてください! とメッセージを送りました! 『君がくれたグッドライフ』
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監督:クリスティアン・チューベルト
脚本:アリアーネ・シュレーダー
出演:フロリアン・ダーヴィト・フィッツ、ユリア・コーシッツ、ユルゲン・フォーゲル、ミリアム・シュタイン、フォルカー・ブルッフ、ヴィトリア・マイヤー、ヨハネス・アルマイヤー、ハンネローレ・エルスナー
2014年/ドイツ/95分/シネスコ/5.1ch/カラー//日本語字幕:吉川美奈子/PG-12/
配給:ショウゲート
©2014 Majestic Filmproduktion GmbH / ZDF